大学1年生に聞きました。 身近に「こうなりたい」と思った社会人はいる?

身近に「こうなりたい」と思う社会人はいますか?

大学1年生に、身近に「こうなりたい」と思う憧れの社会人がいるかどうかを尋ねたところ、「はい」という答えが約4割、残りの約6割が「いいえ」と答えた。属性別では、理系学生よりも文系学生に「はい」と答えた学生の割合が多かった。

「はい」とお答えの方におうかがいします。その人にはどこで会いましたか?(複数回答)

「その人にはどこで会いましたか?」という問いに対しては、「大学や卒業した小中高などの学校」という答えが約半数に上り、次いで「家庭(両親や兄弟姉妹・親戚など)」が約3人に1人の割合で続いた。「その他」では、「英会話など習い事先で会った先生」「テレビで見た芸能人」などの答えが複数寄せられた。

高校の部活の顧問の先生だったのだが、先生にとっては未経験の競技だったのに、とにかく懸命に勉強して取り組んでくださった。その姿を見て、わたしもそうなりたいと思った。(文学部)

大学の部活の先輩。ビジネスパーソンとして世界中を飛び回って忙しそうにしているが、OBとして部活を見に来てくれていた。そんなふうに時間をうまく使える大人になりたい。(工学部)

父。仕事をしながら夜間の大学へ行き、結果的に大学の教授にまでなった人だから。(理工学部)

アルバイト先の先輩はすごい! 私がミスしたときのフォローの仕方や教え方が、どれも適切で丁寧。憧れます。(商学部)

公務員として働いている姉。しっかり自分の芯を持って仕事に取り組んでいて、かっこいい。(建築学部)

少林寺拳法を習っているんですが、その道場の監督さん。有名大学卒業、有名商社勤務の役職者にして少林寺7段。人間的にもユーモアあふれるかっこいいおじさまです。(法学部)

サークルの先輩は、自分の意見をしっかり言えるしっかりした人。だからといって、自分の意見だけを通すのではなく、ほかのメンバーのことも常に考慮していて、本当の意味でのリーダーシップを持っていた。社会人となった今も、その姿勢は変わっていないのを見て、自分もそうなりたいと思う。(コミュニティ福祉学部)

中学校のときの担任の先生は、生徒に勉強を教えるだけでなく、精神面も成長させるような教育を実践していた。私もこのように知識だけを教える先生にならないようになりたいと思う。(経済学部)

高校の部活のときの先輩。周りをよく見ていて、誰かの様子がおかしかったら優しく声をかけていた姿に感動した。就職してからも、あのころと同じように細やかに気を配っている。(法学部)

アルバイト先の社員の人。仕事を楽しそうにこなしていてかっこいい。(エレクトロニクス学部)

高校の部活の顧問の先生は、あらゆる生徒のあらゆる悩みをよく聞いていた。すぐには解決策が見つからないような難しい悩みにも、生徒の不安が少しでも和らぐような答え方をしていて見事だった。(法学部)

すでに社会人として働いている私の彼。現状に満足せずに、常に努力している姿を見ていて真似しなきゃと思う。(人文学部)

家族や先生、先輩やアルバイト先の社員など、お手本にできる「かっこいい社会人」が、みんな身近にいるものなんだね。リアルボイスで紹介した以外にも、「遊びと仕事のメリハリ・切り替えが上手」という点で憧れるという人が割と多かったな。そして、うらやましいのは、彼氏を社会人としても尊敬できるというキミ。僕もいい恋愛したい!

文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか

記事作成日:2013年7月25日 記事更新日:2023年11月22日

就活をはじめる以前に、本当はいろんな不安や悩みがありますよね。
「面倒くさい、自信がない、就職したくない。」
大丈夫。みんなが最初からうまく動き出せているわけではありません。

ここでは、タテマエではなくホンネを語ります。
マジメ系じゃないけどみんなが気になる就活ネタ。
聞きたくても聞けない、ホントは知りたいのに誰も教えてくれないこと。
なかなか就活を始める気になれないモヤモヤの正体。
そんなテーマを取り上げて、ぶっちゃけて一緒に考えていきましょう。

みなさんが少しでも明るく一歩を踏み出す気持ちになれることが、
私たちの願いです。