内定者インタビュー

Vol.340 証券会社内定 神戸学院大学 金岡悠人さん

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就活データ
志望業界:金融(生命保険会社、証券会社) 説明会参加:15社(うち合同企業説明会2回) 先輩訪問:2人(損害保険会社1人、銀行1人) エントリーシート提出:6社 面接:4社 内定:2社(証券会社、生命保険会社) 活動費用:26万3000円(交通費7万円、洋服代8万円、書籍代1万円、外食費10万円、筆記具など雑費3000円。頻繁に大阪まで通っていたので、交通費がかさんだ。時間に余裕を持とうと思い、午後のアポイントでも朝から会社近くに向かい、カフェなどで時間をつぶしていたので、飲食費もかかった)

自分の生活との関わりから生命保険会社に興味を持ち、就活当初から志望

小さい頃に父が他界したのですが、生命保険に入っていたおかげで大学に進学することができました。そのことをきっかけに、生命保険という仕事に興味を持ち、就活を始める時点で生命保険会社を志望。どういう仕組みで収益をあげているのか、運用とはどういうことか調べるうちに実際に自分の目で見てみたいと思い、大学3年12月にインターンシップに参加。5日間、ほぼ座学でしたが、生命保険の営業やキャリアプロセスについて先輩社員からリアルな話を聞くことができました。これをきっかけに生命保険業界への理解が深まり、ますます志望度があがったのです。

 

大学3年3月から始まった合同企業説明会でも、生命保険会社を中心にチェック。ただ、キャリアセンターの方から、この時期から業界を狭めないほうがいいとアドバイスを受け、流通業界や銀行などもまわりました。個別の会社説明会が始まり、5社の生命保険会社に参加。人の人生に寄り添う仕事であること、歩合制の営業スタッフを営業所長が統括することなど、実務について理解を深めることができました。

 

それまで迷うことなく生命保険に絞っていたけれど、エントリーシート提出を目前に控え、人を幸せにするのなら幅広い商品を扱うほうがいいのでは、とふと思ったのです。そこで、顧客満足の視点から株だけでなく投資信託、不動産売買などへとソリューションを拡大している証券会社をチェック。損害保険会社の会社説明会にも参加しました。

 

そして、大学4年5月からエントリーシート提出。エントリーシートについては、大学のキャリアセンターに頻繁に通い、アドバイスを受けました。最初は、何を伝えたいのか分からない、ありきたりな内容で興味をそそられないなど、基本的な指摘も多かったんです。そのアドバイスをもとに修正を繰り返し、少なくても3回、多い時には10回ぐらい書き換えたこともありました。

 

行きたいと思える会社に絞ってエントリーシートを提出

エントリーシートは、6社だけに提出。友人たちに比べると、すごく少ないかもしれません。ただ、興味のない会社にむやみにエントリーシートを出しても、納得のいく志望動機を書けないと思ったからです。生命保険会社は2社に提出し、うち1社はエントリーシートで不合格になりました。

 

もう1社は、本格的な面接が始まる前に、先輩社員との面談がありました。2年目から営業所長まで3回の面談で、疑問に思っていたことなどを質問。営業にノルマはあるのか、何年目で営業所長になれるのか、など。さらに、顧客の本当の満足を考えれば自社以外の商品をすすめることは?と質問したのですが、明確な答えがなく、自社の製品がいいという一点張り。その答えに少し疑問を持ちました。

 

現在の内定先の説明会では、リテールやM&Aといった多岐にわたる事業、株式上場など経済活動に関わる仕事、お客様と関わることで得られる喜びなど、具体的なやりがいについて教えていただきました。また、日本だけでなく世界においてどういう役割を果たしているのかについても聞き、スケールの大きな仕事ができることに魅力を感じ、志望度が高まったのです。

 

大学4年6月からは面接がスタート。金融業界は、志望動機や自己PRなどベーシックな質問が中心でした。現在の内定先は最終面接の日に内々定。さらに、生命保険会社も同じ日に内々定をもらいました。現在の内定先を選んだ決め手は、何より仕事内容や事業内容。本当に入りたいと思えた会社に出会えたことはうれしいのですが、今考えると、絞りすぎたかもという反省も。いろいろな業界を見ることで、自分に合う会社、合わない業界を知ることができたかもしれません。ただ、僕は器用な方ではないので、業界を絞ることでじっくり研究し、自分に合った会社を選ぶというプロセスで正解だったと思います。

 

低学年のときに注力していたことは?

大学に入学するまで達成感を得られるほど努力したことがほとんどなく、それがコンプレックスでした。特に、勉強はどちらかと言えば逃げていたので、その苦手なことにチャレンジしようと難関資格試験に挑戦。大学での資格取得の講座を受講したり、自宅にもどってからも深夜まで勉強を続け、大学1年で宅建資格、大学2年で行政書士を取得しました。

 

就活スケジュール

大学3年11月
生命保険会社の業界研究
就活を始める時点で、生命保険会社を志望。どのような事業活動で収益をあげているか、運用とはどういうことかなど、書籍やwebを活用し、生命保険会社について調べる。
大学3年12月
インターンシップに参加
生命保険会社のリアルな事業活動を見たいと、リクナビでインターンシップ募集をチェック。その中で生命保険会社1社のインターンシップに参加。5日間の座学で、事業活動や営業の特徴などを聞く。
大学3年1月
SPI対策を始める

SPIに通過しなければ面接に進めないと知り、時間的に余裕のあるこの時期にSPI対策。参考書を3冊購入し、時間を見つけてトレーニングを行う。
大学3年2月
キャリアセンターで面接対策
キャリアセンター主催の就活塾で、外部講師による模擬面接やグループディスカッションなどを経験。この時に、面接では端的に結論から伝え、長すぎずコンパクトに伝えたいことをアピールするようアドバイスをもらう。
大学3年3月
会社説明会に参加

合同企業説明会では生命保険会社を中心にまわる。キャリアセンターの方から業界を狭めず広く見た方がいいとアドバイスを受け、流通や銀行、電気機器メーカーなどの説明会にも参加。
大学4年4月
エントリーシートの提出準備

キャリアセンターに頻繁に通い、企業ごとに作成したエントリーシートについてチェックしてもらう。多い時には10回、修正をすることも。行きたいと思う会社だけに応募しようと決め、4月下旬から5月にかけ、6社にエントリーシートを提出する。下旬に、現在の内定先の説明会に参加。顧客視点でのソリューションが多いことに魅力を感じる。
大学4年5月
先輩社員との面談

内定をもらった生命保険会社で、先輩社員との面談にのぞむ。2年目から営業所長まで、様々な年代の方に会い、知りたいことを質問。生命保険会社への魅力を感じていたが、現在の内定先の説明会で事業内容は仕事でのやりがいを聞き、志望度が高まる。
大学4年6月
2社から内々定をもらう

生命保険会社、現在の内定先とも3度の面接を経て、内々定をもらう。悩んだ末に、現在の内定先に決め、就活を終える。

就活ファッション

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紳士服専門店で、黒のリクルートスーツで同じもの2着を購入。ネクタイは4本用意し、ブルー系は会社説明会、赤系は面接と使い分け。靴や鞄もプレーンなものを選んだ。

 

取材・文/森下裕美子 撮影/村田一豊

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