内定者インタビュー

Vol.353 シンクタンク内定 首都大学東京 古橋佑哉さん

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就活データ
志望業界:シンクタンク、SIer(システムインテグレーター)、海運 説明会参加:約40社(うち合同企業説明会2回) 先輩訪問:0人 エントリーシート提出:30社 面接:20社 内定:2社(シンクタンク1社、SIer1社) 活動費用:約12万円(交通費5万円、洋服代4万円、外食費2万円、証明写真8000円、郵送代2000円。筆記試験対策はインターネット上の無料サイトを活用。郊外に住んでいて、かつ定期券を持っていなかったため交通費がかさんだ)

小さなきっかけで、大きな気づきを得た

就活を始めたのは大学3年生の8月。当時はまだ、どういった仕事をしたいのか明確になっていなかったものの「インターンシップには行った方がいい」という話を聞いていたので、参加することにしたんです。とは言え、対策は何もしていない状態。そのためインターンシップ参加のための選考がなく、たまたま日程の合う証券会社のプログラムを選びました。しかし実際に参加してみると、5日間かけて世の中のお金の回り方や、株や債券といった金融商品に関して講義するといった内容で、すでに大学でそれらの勉強をしていた私は、特に新しい知識や考え方を学ぶことはできず…。これは目的もなく参加してしまったのが原因だと思い、以降は「しっかりと目的意識を持って就活をしよう」と考えるようになりました。

 

9月になると、ある企業から就活支援セミナーの電話が。自分を成長させられる機会かなと思い、12月までそのセミナーに参加しました。そこでは企業目線で物事を見て、いかに自分という商品を売り込むかという考え方、そして課題に対して自分がどう貢献するかという姿勢が身につきました。

 

それと並行して、9月と12月にはそれぞれ海運会社の1dayインターンシップに参加。その時は「海外で働きたい」「しっかり稼ぎたい」「大きな仕事をしたい」といった大まかな方向性が見えており、それらの軸に当てはまるのは海運業界だと思ったからです。インターンシップでは、それまでまったく知らなかった海運ビジネスの仕組みを知ることができ大変有意義でした。一方で、社員の方々や社内の雰囲気にやや圧倒されてしまったことを覚えています。

 

さまざまな可能性を考えて、企業を知ろうと動いた

海運会社の志望度は高まったものの、超人気企業で募集人数は少ないため、年明けからはほかの選択肢も考えることに。まずは外資系コンサルファームの選考を受けました。選考の時期がほかの業界に比べて早く、今後の就活の練習にもなると考えていました。この業界にひかれた理由は、その難易度の高い仕事内容と、頭の切れる人たちが集まっている、その環境です。また、同じような理由で3月以降はシンクタンクの選考も受けました。

 

一方、同じ学部の先輩たちがどういった企業に就職したのかも調べてみました。他人に合わせるというわけでは決してありませんが、一つの選択肢として可能性を探ろうと思ったのです。そこで見えてきたもう一つの選択肢が、SIer(システムインテグレーター)。それまでは、情報系出身の人達がひたすらパソコンを叩いている、というイメージを持っていました。しかし、改めてきちんと調べてみたところ、さまざまなバックグラウンドを持った人を採用しており、また、幅広い業界の企業と仕事ができることが分かり、SIerも志望するようになりました。そして実際に何社か選考を受けました。

 

こうやって一つひとついろんな可能性を考えたことで、複数の業界を知ることができ、最終的には最も志望度の高かったシンクタンクから5月に内々定が出て、100%納得のいく状態で就活を終えることができました。きっかけはなんでもいいので、まずは「興味を持つ」というより「持とうとする」。次は、「説明会に足を運び、社員に話を聞いてみる」。そういったことの繰り返しが、自分のキャリアを切り開いていくんだなと実感できた就活でした。

 

低学年のときに注力していたことは?

運送業者で仕分けのアルバイトをしていました。ハードな仕事ですが、家からとても近く、趣味に費やすお金が欲しかったので、入学後すぐに始めました。その趣味というのは、ある音楽アーティストのライブに行くこと。大学受験の時も、ライブに行きやすいという理由で首都圏の大学のみ選択肢に入れていました。就職してからも、趣味の時間は大切にしていきたいです。

 

就活スケジュール

大学3年8月
証券会社のインターンシップに参加(5日間)
まずはどこでもいいのでインターンシップに参加しようと思い、選考がなく日程が合う企業のプログラムを選択。
大学3年9月、12月
海運会社のインターンシップに参加(いずれも1day)
当時の自分の軸に合っていそうな仕事だと思い参加。それまでは知らなかった海運ビジネスについて学ぶことができた。
大学3年12月〜1月
外資系コンサルファームの選考
海運業界以外の選択肢も考えはじめており、まずは外資系コンサルファームの選考を受けた。
大学3年3月
合同企業説明会に参加。

この時期から、シンクタンクやSIerも志望するように。
大学4年5月
内々定
会社説明会、質問会、エントリーシート、Webテスト、面接などを経て、第一志望の企業から内々定。100%納得して就活を終える。

就活ファッション

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スーツと靴は、大学に入学した時に購入したものを使用。ジャケットは一着のみでなんとか乗り切りましたが、お金に余裕のある方は2つ用意することをお勧めします。カバン、ワイシャツ2枚、ネクタイピンは就活時に購入。

 

 撮影/鈴木慶子

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