内定者インタビュー

Vol.357 医療コンサル会社内定 日本大学 川島隆也さん

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就活データ
志望業界:医療、コンサルティング インターンシップ参加:10社(物流や小売業界など幅広く受けた) 説明会参加:約40社(うち合同企業説明会3回) 先輩訪問:0人 エントリーシート提出:30社 面接:15社 内定:7社(医療関係、専門商社など) 活動費用:約26万円(交通費10万円、洋服代10万円、書籍代1万円、外食費5万円) 大学は静岡、自宅は神奈川にあったため、時に新幹線を活用するなどして交通費が多くかかった。

10社のインターンシップに参加し、興味のある業界が絞れた

もともと、大学入学当時は公務員を目指しており、試験勉強もしていました。大学3年になった時、民間企業も含めて業界研究をしてみたら、公務員に興味があったのは「なんとなく安定しているだろう」という漠然とした理由だったことに気づいて、「公務員になって具体的に実現したいことを思い描けていない」と思い、もっと民間企業も含めて幅広く見てみようと考え直しました。

 

大学3年の夏に参加したインターンシップでは、物流企業や小売業など10社にエントリー。さまざまな業界を見たことで、志望業界・企業を絞る際の基準ができたことが大きな収穫でした。仕事内容に興味を持てるか、これからの社会で事業成長が見込まれるかが自分にとっては大事な軸なのだとわかり、少子高齢化により今後ニーズが高まる「医療業界」に興味を抱き始めました。

 

大学で学んで得た考え方が就活に生きた

選考が始まって意識していたのは「うそをつかないこと」です。エントリーシートでも面接でも、自分を過剰によく見せようとせず、やってきたことを正直に伝えようと心がけました。面接に不慣れだった就活初期の段階では、聞かれたこと以上に多くのことをアピールしようと必死でしたが、それでは会話が成立しませんでした。
質問に対してわかりやすく簡潔に答え、より詳しく話したいことは、面接担当者に次の質問で深掘りしていただけるよう心がけているうちに、次の会話をイメージすることができるようになってきて。話したいと思っていることを聞いていただき、話が盛り上がる企業とは、相性がいいということ。不採用であれば自分と企業とが合わなかった、ということだと考えていました。企業の雰囲気が合っているかは、インターンシップに参加したり、説明会に行ったりしたことで、実感してきたからわかったのだと思います。人から聞いた話より、自分で感じることが大切なのだと。なので、面接で落ちてもあまり落ち込まず「さあ、次に行こう」と常にポジティブでいられました。これも、就活をスムーズに進められた要因かもしれません。

 

ゼミで太平洋戦争の歴史を研究してきたのですが「起きてしまったことを変えることはできない」という真理をいつも突きつけられていました。「起こったこと・決まったことを悔やまず、これから起こることに生かす」という思考は、大学で歴史を学んだからこそ身についたものだと思います。

 

最終的に、医療関係の会社を中心にコンサルティング会社を含む7社に内定。入社を決めた医療コンサル会社は、医療品の調達から病院経営のコンサルティングまで幅広く医療の現場にかかわっており、医療を必要とする患者さんにより近い場所で働けるのではないかと考えました。「これからの社会で必要とされる会社」という軸で納得のいく企業に出会えたと思っています。

 

就職活動で大変だったこと・学んだこと

やっておけばよかったと思うのは、活動が本格化する前に、受けたい企業の選考スケジュールをすべて手帳などに落とし込み、具体的にどの時期が忙しくなるのかシミュレーションすることです。「スケジュール管理」が就活で一番大変でした。活動解禁となった3月以降に、ゼミでの研究成果プレゼンなども重なり、毎日やるべきことが山積みの状態。選考を受けたい企業があっても、期限までにエントリーシートが書けずに断念するなど、物理的に時間が取れなかったことが何度かありました。
「この週にこれだけの企業の選考準備をするのは大変」などと状況がわかれば、最初からエントリーする企業に優先順位をつけて調整することができます。志望度が高い企業なのに、準備の時間がしっかり取れないという状態を防ぐことができれば、もう少し余裕を持って活動を進められたのではと思っています。

 

就活スケジュール

大学3年7月
業界を絞らず10社のインターンシップに応募
1日単位の短期インターンシップを中心に、半年にわたって継続的に行われるインターンにも参加。「自分はどんな仕事内容に興味を持っているのか」を現実的に考える、いい機会となった。
大学3年3月
企業エントリースタート
3年の夏以降、インターンシップの経験から業界を絞って企業研究を進めてきた。就活解禁と同時に、予め決めていた約20社に一気にエントリー。
大学3年3月中旬以降
会社説明会
約40社の会社説明会に足を運び、事業内容や働いている社員の雰囲気に魅力を感じた企業を絞り、追加で10社にエントリーした。
大学4年4月~6月
本選考
面接では「面接担当者の目を見て話す」ことを心がけた。5歳からやっていた剣道での、「相手の目を見て動きを察する」経験が生きたと実感。
大学4年6月
内々定
7社から内定をもらい、事業内容の幅広さに事業成長性を感じた1社に入社を決意。

インターンシップ参加時のファッション

大学3年の秋に参加したインターンシップで私服が可能なところはこのスタイル。この頃は、おもに、物流や小売業界のインターンシップに参加した。企業の雰囲気に合わせて私服を選ぶことで、現場社員とも気軽に話すことができた。

 

 取材・文/田中瑠子 撮影/鈴木慶子

 

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