内定者インタビュー

Vol.358 外資系コンサルティング会社内定 東京理科大学 田原聖也さん

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就活データ
志望業界:IT、コンサルティング会社 インターンシップ参加:7社(IT、コンサルティング会社、シンクタンクなど) 説明会参加:1社(うち合同企業説明会0回) 先輩訪問:0人 エントリーシート提出:2社 面接:2社 内定:1社 活動費用:約20 万円(交通費5万円、洋服代10万円、外食費5万円) キャンパスが千葉県野田市にあり、都内との往復は毎回2000円ほどかかった。

大学院進学以外の選択肢を広げようと7社のインターンシップに参加

就職活動を始めたのは大学3年の6月です。大学院に進学する道も考えていましたが、学内の就職ガイダンスや、インターンシップ募集企業15社が集まる学内の合同企業説明会に参加し、就職という選択肢を広げてみようと考えるようになりました。インターンシップに参加し、企業で働く体験をしてから、自分がやりたいことを考えればいい。そう考え、IT企業やシンクタンク、コンサルティング会社4社にエントリー。そのうち合格したIT系企業2社の夏のインターンシップに参加しました。

 

「ITにかかわる仕事に就きたい」という思いは大学3年の4月ごろから明確に持っていました。物理を研究する上でプログラミングスキルが必須だったり定量的なデータを扱ったりと、ITに触れることが日常でしたし、最新の研究はITインフラを通して世に出ています。そのITシステムを生み出す側にいることは、社会の変化の先端に立つということ。社会の見通しもいち早くキャッチできると考え、強く興味を抱いていました。

 

夏のインターンシップでは、2週間、社員と同じフロアで働き、最終日にクライアント企業に役立つITシステムの提案をするなど、貴重な経験をさせていただきました。企業の経営について勉強した上で、どんなITのニーズがあるのかを探っていくプロセスは非常に刺激的で、それまで勉強したことがなかった経営学について本を読むなど、視野が広がっていく感覚があったんです。「働くことは、なんて学びにあふれているんだろう」と、就職への思いが強くなりました。大学院への進学か就職かという選択肢を考えた際、院に進んだとしても、2年後に同じ業界に就職活動をしている自分の姿が思い浮かび、それならば早く社会に出て経験を積みたいと思ったんです。このインターンシップをきっかけに就職への意思が固まり、秋にも学業と並行してさらにインターンシップへ。合計7社に参加しました。

 

インターンシップ先の社員の言葉で企業を絞ることができた

最終内定先の外資系コンサルティング会社を志望したのは、SIer企業(複数のサブシステムを一つにまとめて機能させる「システムインテグレーション」を行う企業)でのインターンシップで、社員の方と話したことがきっかけでした。「ITを使って、新たなシステムや社会を支える仕組みなどを生み出す側にいたい」と話をした際、社員の方が「それなら、システムの開発や保守をメインでやっているSIer企業よりも、幅広い事業展開をしている企業に行った方がいい」とアドバイスされたんです。そこで、IT系のコンサルティング会社を視野に入れて業界研究を進め、多様性に富んだ事業内容や、さまざまな強みを持った社員がいる、内定先企業に魅力を感じるようになりました。秋に入ってから、学内のOB・OG懇談会があり、その企業の先輩社員が4人来てくださいました。「やりたいと手を挙げれば挑戦できる風土」「能動的に動ける人はどんどん成長できる環境」といった話を聞いたことも、志望するきっかけの一つになりました。

 

11月から本選考が始まり、コンサルティング会社とIT系のベンチャー企業の2社に絞って選考を受け、第1志望だった前者から2月に内々定を頂きました。内定先の会社は文系出身の学生や社員の方が多いのですが、理系タイプの僕にとって、文系出身の方は、経験やイメージなど定性的な根拠に基づいて判断することがより多いと感じています。自分にはない意思決定までのプロセス、判断の速さを、どんどん吸収していきたいと思っています。

 

就職活動で大変だったこと・学んだこと

夏、秋のインターンシップを受けたことで、本選考前にエントリーシートの書き方、面接での話し方、伝え方を実践的に学べました。インターンシップの選考では、本選考より面接のスケジュールに余裕があるので、一社一社の企業研究、面接対策・振り返りにじっくり時間を取れます。「伝えたいことの優先順位付けが甘かったから、質問に対する答えが長くなってしまった」とか、「あのエピソードの話はもう少し早く切り上げた方がよかった」など、面接の振り返りをしてから次に向かうと、自分のクセや面接担当者の表情などを意識する余裕が生まれてきます。本選考までに、面接でのコミュニケーションに慣れておいたのはとてもよかったと思います。

 

就活スケジュール

大学3年6月
インターンシップに応募
学内就職ガイダンスなどをきっかけにインターンシップを経験してから、「大学院に進学するか、就職を目指すかを考えよう」と思うようになった。
大学3年7~8月
インターンシップに参加
2週間の就業体験型インターンシップや、3日間×2回のグループワークスタイルのインターンシップに参加。経営学にも強く興味を持ち、就職の道に絞るように。
大学3年11月
本選考スタート
第1志望だった外資系コンサルティング会社の選考がスタート。学内ガイダンスでその会社のOB・OGと話すことができ、働く姿をイメージできた。
大学3年2月
内々定
志望していた企業から内々定をもらい、もう1社の選考は辞退して就職活動を終えた。

 

 取材・文/田中瑠子 撮影/鈴木慶子

 

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