内定者インタビュー

Vol.361 証券会社内定 関西学院大学 古賀洋一朗さん

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就活データ
志望業界:総合商社、金融 インターンシップ参加:2社(総合商社、損害保険) 説明会参加:約40社(うち合同企業説明会1回) 先輩訪問:10人(商社8人、証券会社1社、銀行1社) エントリーシート提出:30社 面接:28社 内定:13社(食品メーカー3社、ハウスメーカー1社、流通1社、銀行3社、証券会社1社、商社3社、旅行1社) 活動費用:約35万円(交通費23万円、洋服代5万円、書籍代1万円、外食費5万円、証明写真1万円、郵送代3000円、雑費5000円) 関西内での移動が多く、定期を購入しなかったため予想以上に交通費がかかってしまった。外食費は空き時間に友人とカフェで情報交換したり、夜ご飯を食べながら愚痴を言い合い励まし合ったりした

就活が本格化する前に、SPI適性検査の準備を徹底した

大学3年の夏ごろから友人たちは就活を始めていましたが、僕は体育会ゴルフ部に所属していたため練習や試合などで忙しく、就活はかなり出遅れてのスタートでした。まず、大学3年冬のインターンシップに応募しようと思ったのですが、エントリーシートの書き方や面接対策もできていないので両親や友人にサポートしてもらいながら自己分析をしました。結果、インターンシップは総合商社と証券会社のそれぞれ5日間のプログラムに参加することができました。総合商社のインターンシップは、その会社の2030年までの経営プランを考える、というワークを社員のサポートの下にチームで練り上げるもの。そのスケールの大きさに、とても興味を持ちました。さらに、インターンシップ期間中にその会社に勤務する部活のOBにお会いし、何十億、何百億円もの大きな仕事ができることも聞きしました。そして、このインターンシップをきっかけに、総合商社や証券会社の仕事で重要な役割を果たすトレーディングという業務に興味を持ち、第1志望を総合商社と証券会社に決めました。

 

就活で特に力を入れたのが、SPI適性検査の準備です。SPI適性検査を通過しなければ面接のテーブルに乗ることができず、どれだけ自己分析をしても自分自身をアピールすることもできないと思ったからです。そこでインターンシップが終わってすぐSPI適性検査の準備本を6冊購入し、何度も何度も繰り返し問題を解きました。
またエントリーシートは、会社説明会や選考で忙しい時期に提出期限が重なると内容をゆっくり考えている時間がないはずと考えていたため余裕のある時に、自己PRや大学で頑張ったことなど一般的な設問について200字、400字、600字、800字で定型パターンを作成。それをベースに、提出する企業の設問に応じて加筆しました。ただし、志望動機だけは定型文を使用せず、「なぜ、この会社で働きたいのか」についての思いを、自分の言葉で作成したんです。

 

面接は自分の気持ちや考えを真っすぐ伝えるべき

SPI適性検査の準備、エントリーシート対策が功を奏して、応募したほとんどの企業で面接に進むことができました。第1志望はすべて6月1日からの選考で、それまではメーカーなど他業界の選考を受けました。面接は事前に応える内容を考えるなど準備が大切だ、と友人から聞きましたが、僕の場合は一切、何も考えずに面接に臨んだんです。話す内容を決めてしまうより、その時に思った自分の気持ちや考えを伝えたいと思ったからです。言葉遣いや言い回しにとらわれるよりも、大切なのは面接担当者の目を見て、礼儀正しく、そして元気よく答えることだと僕は思います。

 

6月1日から第1志望の総合商社、証券会社の選考が始まりました。自分のやりたいことができる総合商社、証券会社への思いは強かったですね。まず、総合商社は中堅企業からは内々定をもらいましたが、希望の会社は大手。5社のうち4社で最終選考に残ったので、1社ぐらいは受かるだろうと思っていたら、すべて不合格。敗因は語学力の不足だと思います。商社が求める語学レベルは、かなり高いと思います。思わぬ結果に落ち込みましたが、就活はまだ終わっていないと気持ちを切り替え、もう1つの志望である証券会社に全力を注ぐことに。最終的に現在の内定先である証券会社から内々定を頂き、就活を終えました。大学のクラブは練習もハードで実力主義の世界。内定先の会社も同じような環境で、これからは社会の中で競争に負けず、実力が発揮できればと思っています。

 

就職活動で大変だったこと、学んだこと

会社によって選考プロセスが異なり、就活が進むに連れ説明会や選考などさまざまな予定が詰まってきます。抜けや漏れ、遅れたりすることのないようスケジュール管理をするのが大変でした。
また、気持ちの切り替えも就活には必要。精いっぱいやっても思うような結果にならないことも多く落ち込むこともありますが、いつまでもそれを引きずらず、必ず、自分に合う業界、会社はあるはずと次に進んでいけば企業との出会いも増えていくと実感しました。

 

就活スケジュール

大学3年2月
2社のインターンシッププログラムに参加
総合商社、損害保険会社それぞれ5日間のインターンシップを経験。グループワークをしながら業務理解を深める、という内容が中心。さらに、その総合商社に勤務する大学の先輩から話を聞き、トレーディングに興味を持つ。
大学3年3月
SPI適性検査の準備に重点を置く
兄から、SPIを通過することが面接に進むために重要だとアドバイスをもらう。1社目にSPIを受けたメーカーは不合格になり、集中して取り組む必要があると実感。問題集を6冊購入し勉強。4月にかけてSPI適性検査の準備を徹底した。エントリーシートについても、選考が本格化する前にベースとなる文章を作成した。
大学4年4~5月
一部選考がスタート
総合商社と証券会社を第1志望にしつつ、ほかの業界で大手企業中心にアプローチ。メーカーなどは、4月から選考が始まった。食品メーカー、ハウスメーカー、鉄道など3社から内々定をもらう。
大学4年6月
本命企業で選考がスタート
6月1日から一斉に第1志望の面接が始まる。総合商社は4社で最終面接まで進んだが、すべて不合格に。そのほかの業界で内々定をもらったが、第1志望を証券会社に絞っていたので就活を続行。現在の内定先を含め金融業界の選考に臨み、現在の内定先から内々定をもらい就活を終了する。

 

 

 取材・文/森下裕美子 撮影/嶋並ひろみ

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