内定者インタビュー

Vol.363 銀行内定 國學院大學 今野尚也さん

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就活データ
志望業界:金融 インターンシップ参加:0社 説明会参加:30社(うち合同企業説明会5回) 先輩訪問:0人(企業を訪問することはなかったが、体育会サッカー部の先輩などに話を聞く機会は多かった) エントリーシート提出:13社 面接:5社 内定:4社(メガバンク、地方銀行、信用金庫、証券会社) 活動費用:約7 万円(交通費2万円、洋服代4万円、外食費1万円) 都内を経由する定期券を持っているので就活のための交通費は抑えられた

体育会サッカー部の練習を優先しながらも就活をスタート

就活を本格的に始めたのは大学3年の11月です。体育会サッカー部に所属しており、夏は練習や試合などサッカー漬けの毎日。秋に入り練習が落ち着いてきてから、学内のキャリアサポート課が主催する就職セミナーに参加し、業界研究を始めました。

 

金融業界に興味を抱いたのは、真面目にコツコツと物事を前に進める自分の性格が、堅くきっちりとしたイメージのある金融の仕事に合っているのではないかと考えたからです。サッカーでも、仲間から「派手なプレーはしないけれど、ミスなく着実に自分の役割をこなす」「決められた手順で練習を進める真面目なタイプ」だとよく言われていました。

 

12月になると、体育会の部活に所属する学生向けの学内セミナーがあり、そこで銀行や証券会社に勤めるOB・OGの話を聞く機会がありました。「お客さまのお金を扱うということは、それだけ生活に深くかかわるということ。金融業界は、お客さまの人生のパートナーになれるところが面白い」という話を聞き、志望度が上がっていきました。キャリアサポート課以外にも、大学の経理課による金融業界の学内セミナーの実施や予約制の「銀行の支店見学会」の開催など、サポートが充実。体育会のほかの学生も試合や練習などが重なり、就活のスタートが遅くなりがちなので、学内で活用できるものはできるだけしようと積極的に情報収集していましたね。

 

模擬面接での失敗を踏まえて「質問に答える」ことを意識

3月に入ると、金融業界を中心に会社説明会や座談会に30社ほど参加しました。説明会で興味を持った会社があれば、座談会に積極的に参加し、社員の方に企業の雰囲気や仕事の進め方などを直接聞くようにしました。生の情報に触れることで、実際に働くイメージを持てるかどうかが明確になりましたね。

 

選考に向けて、自己分析を深めたのもこの時期です。ノートに、中学時代から現在までやってきたことを細かく書き出し、進路や部活の選択など何らか行動を起こしたときに、何を大事にして決断したのかを整理していきました。大学では部活だけではなく、語学(中国語)の勉強にも力を入れていたので、文武両道を目指したことを強みと考え、エントリーシートを書き進めました。それぞれの企業への志望動機は、説明会や座談会で興味を持ってメモしていた内容、魅力に感じた点を伝えるようにしました。

 

面接で意識したのは「聞かれたことに簡潔に答える」ことです。選考が始まる前、2月の後半に学内で模擬面接の機会があったのですが、伝えたいことをすべて丸暗記して臨んだところ、答えを忘れてパニックになったんです。企業の人事の方が来て模擬面接をしてくださるのですが「会話ができていない」「受け答えが硬い」と言われて、散々の結果に(笑)。反省を生かして、答えを覚えていくことはせずに「質問に答える」ことに集中したら、リラックスして会話を楽しめるようになりました。

 

最終的に内定を頂いたのは、メガバンク、地方銀行、信用金庫、証券会社の4社です。そのうち、選考の過程で10人以上の社員の方に会い「こんな人たちと一緒に働きたい」と思っていたメガバンクへ絞りました。

 

就職活動で大変だったこと・学んだこと

部活の練習との両立が最も大変でした。選考が始まった3月は、春のリーグ戦に向けた練習も本格化していたので、毎日のように練習がありました。午前中に都内の会社説明会に参加し、午後はサッカーの練習、夕方にまた会社説明会…といったスケジュールが連日続き、休みはほとんどありませんでした。部活の練習に支障が出ないようにスケジュールを組んでいたので、物理的に参加できない説明会もありましたが、優先順位が明確だったので迷うことはありませんでした。限られた時間の中で参加すべき説明会か否か、企業情報をよく見て判断するように意識していました。

 

やってよかったと思うことは、12月ごろからコツコツと進めていたSPI適性検査の準備です。数学が苦手で、SPI適性検査に出てくる数学の問題にも苦手意識が強かったので、早い段階から克服しておこうと思ったんです。最初はまったく解けず嫌で仕方なかった対策勉強ですが、慣れてくると問題の傾向が見えてくるように。選考が本格化して忙しくなる前にやっておいたことで、余裕が生まれたと思っています。

 

就活スケジュール

大学3年11月
学内の就職セミナーに参加
サッカーの練習が落ち着いた秋から就活を本格化。
大学3年12月
業界研究、SPI適性検査の準備を本格化
体育会の学生向けのセミナーなど、大学が提供する機会を活用。苦手な数学を克服しようと、SPI適性検査の準備の勉強も始めた。
大学3年3月
本選考スタート
サッカーの練習と説明会、座談会との両立で、毎日朝から晩まで予定が埋まっていた。練習を優先し、就活中も練習は1~2回しか休まなかった。
大学4年6月
内々定
内定先の企業は、「プライベートセッション」という、社員と会う機会を多く設けてくれ、働くイメージをより具体的に描くことができた。

 

 取材・文/田中瑠子  撮影/鈴木慶子

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