内定した先輩たちに聞きました。 大学1~2年生の時にやっていたことで、一番就活に役立ったことは?

大学1年~2年生の時にやっていたことで、就活に役立ったことはありますか?

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就活を経験した大学4年生・大学院2年生に、大学1~2年生の時にやっていたことで、就活に役立ったことがあったかどうかを尋ねたところ、「ある」が46.5%、「ない」が53.5%と、「ない」の方が若干多い結果となった。属性別には理系学生よりも文系学生の方が、「ある」と答える学生の割合が高い傾向が見られた。

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ブライダルスタッフのアルバイトをしていたことで、敬語が自然に出てくるようになった。コミュニケーション能力もついたと思う。(看護学部)

新入生歓迎イベントのとりまとめ。面接で話すネタにもなったし、自分が組織の中でどのような役割を果たすのが向いているのかがわかり、強みとすることができた。(文学部)

普通自動車第一種運転免許を取得したこと。内定先の入社条件が「免許必携」だったので、取っておいて良かった。(社会学部)

大学の勉強。研究に力を注ぐことで、成績優秀賞をもらうことができました。就活でもアピールできたし、内定をくれた企業も、賞を評価して採用してくれたみたいです。(大学院人間科学研究科)

大手スーパーでのレジのバイト。カスタマーのニーズを読み取るようになれたし、大手サービス業が、どのような仕組みで動いているかもわかり、志望動機などに説得力を持たせることができた。(芸術学部)

ゼミの合宿の幹事を務めたことで、リーダーシップをアピールできた。また、簿記1級を取得したことで、努力を継続させられることも実証できたと思う。(経営学部)

寮での生活。他者と共同生活をすることで、常に相手を気づかうことが必要だと実感。就活時に人事担当の方に対して、電話の掛け方、メールの送り方等々、十分な気配りができるようになった。(政策学部)

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の資格。Wordの科目を満点合格したので、パソコンスキルをアピールできた。(文学部)

TOEIC(R)テストの勉強とそのスコア。英語力だけでなく、コツコツと継続する力があることが伝わったと思う。(観光学部)

趣味として鉄道の知識を身につけていたところ、車両メーカーの面接で面接担当者とのマニアックな話が盛り上がりまくり! そのせいかどうかわからないが、見事内定をもらえた。(理工学部)

塾講師のアルバイト。面接の時の話題にもできたし、適性検査などの試験勉強を特にしなくとも試験にパスできた。(文系学部)

バックパッカー経験。グループ面接の時、経験があるのが私だけだったので、面接担当者の印象にひときわ残ったようです。(コミュニケーション学部)

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なるほど、就活の場面で「大学生活でこんな経験をした」「こんなスキルを身につけた」と胸を張るためには、1~2年生のころに充実した大学生活を送っておくことが大事なんだね。でも、そうした“ネタ”があった先輩は全体の半数に満たない模様。ちょっともったいないよね。みんなも、1~2年生の時期の過ごし方が就活に影響を及ぼすことを今のうちから意識して、人や社会とかかわる経験を積んでおくといいかもね。

文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか

記事作成日:2015年3月19日 記事更新日:2024年2月22日

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