ビジネスパーソン研究FILE

Vol.379 <前編>古河電気工業株式会社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
今回の取材先 古河電気工業株式会社
事業内容: 1884年に電線・非鉄金属の事業で創業。光ファイバケーブルをはじめとした情報通信やエネルギーなどのインフラ分野、自動車部品分野、エレクトロニクス分野の幅広い製品を展開している。現在では、技術力や製品開発のノウハウを生かし、自然災害予知や高機能医療用分析装置のためのセンサの開発などの新事業などにも取り組んでいる。

2007年に古河電気工業に入社した野澤俊哉(のざわ・としや)さんに、これまでのキャリアと仕事の醍醐味(だいごみ)をうかがいました。前編では新人時代のお話を紹介します。

キャリアステップ (部著名は所属当時のもの)

2007年 同志社大学商学部 卒業
2007年 エネルギー・産業機材カンパニー エネルギー事業部 銅線製造部 生産管理グループ:4月に入社後、三重事業所にて銅線の生産管理、工場の予決算管理、原材料管理を経験(入社1年目)
2011年 エネルギー・産業機材カンパニー エネルギー事業部 千葉銅線製造部 生産管理グループ:千葉事業所にて、主に事業再編業務に携わりながら、電子機器などに使用される銅合金線の生産管理、工場の予決算管理、原材料管理、デリバリー管理、企画管理業務支援を経験(入社5年目)
2012年 電装エレクトロニクス材料統括部門 企画管理部 導電材企画課:導電材(銅線・アルミ線)の事業企画部門で、千葉事業所の事業再編に携わりながら、予算・中期計画作成業務、グループ会社・材料調達先との折衝、海外関係会社(インドネシア・ベトナム・マレーシア)の業務支援、経営会議・取締役会対応などに従事(入社6年目~現在)

就職活動の時の思い・新人時代のエピソード

-入社のきっかけを教えてください

大学時代は交通などインフラにかかわるゼミに入り、「社会、特に産業を裏側で支えることを仕事にしたい」と思ったので、インフラ関連製品のメーカーや海運、運輸業界などを中心に、30社以上にプレエントリー。15社の面接を受けました。

就職活動を進めていく中で、日本の産業の強さである“ものづくり”で貢献したいと思うように。2社から内々定を得ましたが、面接で自分の良い部分も悪い部分も自由に発言する私に対し、「キミと働きたい」と言ってくれたこの会社ならば存分に実力が発揮できると感じ、入社を決めました。

 

-入社後はどのように仕事を覚えていったのですか?

東京の本社で2週間、ビジネスマナーや英会話、安全知識などの研修を受けた後、三重事業所に配属となり、最初の1カ月間は、併設の工場で実作業に従事。その後、電力ケーブルや自動車内部の電子機器をつなぐワイヤハーネスやモーターなどに使用される銅線を扱う銅線製造部で生産管理の仕事に就きました。

 

ところが、私が生産管理業務に就いたひと月後に前任者が異動してしまったのです。身近に質問できる人がいない不安はありましたが、工場の作業長に製造工程や製品の特徴などを教えてもらいながら、3ヶ月後には生産工程の一連の流れがひと通りわかってきました。また、工場の予決算管理や原材料管理業務で困った時は、本社の資材部や経理部に電話やメールで担当者に直接質問。わからないことは素直に聞くように意識していました。新人だったこともあり、どの部署の人たちも丁寧に教えてくれたので、助かりました。

 

-新人時代に印象に残っているエピソードを教えてください

入社して半年たったころ、最大ユーザーであるグループ会社での大幅な増産が決まりました。ピークの時には、工場の作業者は毎週のように休日出勤して対応せざるを得ない状況に。生産管理を担当する私ができるのは、あらかじめ手を打てる部分を準備しておくことだと考え、現場担当者と昼夜問わず連絡を取り合ったり、時にはユーザーの工場に足を運んで状況を確認したりしました。刻々と変わっていく現場の状況に合わせて何度も予定を組み替え、なんとか日々の納期に対応することができました。

 

無事に出荷できてグループ会社からの信頼を得ることができましたし、社内からも「よくやった!」とねぎらいの言葉をもらいました。自分の判断ミスで生産ラインが滞ると取引先に迷惑をかけかねないため、大きなプレッシャーはありますが、金額規模の大きな案件をコントロールする仕事に醍醐味も感じています。

 

仕事中の1コマ

前編サブ

 

2012年に異動し、現在は企画管理業務に携わっている野澤さん。予算・中期計画の作成や経営会議資料の作成など、デスクワークは多い。

後編では成長を実感したことや、1日の仕事の流れについてうかがいます。

→次回へ続く

(後編 7月14日更新予定)

 

取材・文/笠井貞子 撮影/刑部友康

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
1年生も、もちろん!
大学生・院生・短大生・専門学校生になったら!

リクナビで詳しく見てみよう!

この企業についてリクナビで研究する