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Vol.384 <後編>東京センチュリー株式会社

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今回の取材先 東京センチュリー株式会社
事業内容:国内の官公庁や法人向けに、情報関連機器、通信機器、各種機械設備、輸送用機器のリース・割賦販売事業を展開。そのほかに個人・法人向けの国内オート事業、海外に進出する日本企業や海外企業にサービスを提供する国際事業なども手がける。さらには太陽光発電事業などの環境・エネルギー分野、航空機分野、不動産分野などの新たな事業領域にも取り組んでいる。
2016年10月、「東京センチュリーリース株式会社」から「東京センチュリー株式会社」に社名を変更。

前編では、入社9年目の田中敏浩(たなか・としひろ)さんに、新人時代についてお話をうかがいました。後編では、これまでのキャリアの中で印象に残っていること、1日のスケジュールについて紹介します。

印象に残っている仕事と東京センチュリーで働く魅力

-担当してきた仕事で印象に残っていることを教えてください

入社6年目に、航空機営業部に異動しました。飛行機は子どものころから好きでしたし、金融業務をやりたいと思って入社したので、うれしかったですね。しかも、当社の事業方針で「航空機ファイナンスに力を入れていこう」という時期だったので、ワクワクしました。

 

異動して2年間は、業務管理室でリース契約やローン契約の計数管理を担当。知らないことが多くて大変でしたが、日々知識が増えていくことに小さなやりがいを感じました。中でも一番苦労したのが英語です。航空機ファイナンス業界は、海外の金融機関や航空会社との取引が多く、英語力が必須。英語力に自信がなかったので、仕事をしていく中で懸命に覚えていきました。

 

2016年には、営業第二グループに異動し、日本型オペレーティングリース(※)の組成を担当することに。最も達成感があったのは、2017年5月末にヨーロッパの航空会社向けに案件を組成し、リース開始まで担当したこと。17年1月ごろから、ヨーロッパの銀行などと提案の調整を開始。5月に契約を締結し、リースを開始しました。最初から最後までメインで担当した初めての案件だけに、大きな喜びを感じています。

※投資家が航空機や船舶などの大型リース案件に出資参加し、リース事業における事業損益により現在の利益を将来に繰り延べながら、リース満了時には物件売却によるキャピタルゲインを展望する資金運用手段のこと。

 

大変だったのは、海外の取引先と英文で契約書を取り交わさなければならなかったこと。大量の英文書類をすべて読み込み、自社の権利を守りつつ、弁護士と相談し、相手との妥協点を見いだしていく業務は、英語での交渉力も求められますし、作成した契約書に不備があれば多大な損害につながりかねないので、かなりのプレッシャーでした。契約書にサインを終えて送金が完了してもピンと来ず、「終わった」という実感が湧きませんでしたが、航空機ファンのサイトで私が担当した航空機の写真を見つけ、ようやく喜びがあふれてきました。

 

-今後の目標を教えてください

1機100億円もするような航空機のリースにかかわることは、プレッシャーもありますが、醍醐味(だいごみ)を感じる仕事でもあります。ですから、この経験を1つでも多く積んで、この業界で認知されるような存在になりたいと思っています。現在は、世界各地で定期的に開催されている航空機業界のカンファレンスに上司が出席し、そこで得た情報を営業活動に生かしていますが、自分が担当した案件で培った人脈から情報を得ることも大切。そのためにも、自ら積極的に新しい案件を取りにいくつもりです。部内には複数の案件を同時進行している先輩もいるので、自分も早くそうなりたいと思います。

 

-働いてみて感じる東京センチュリーの魅力を教えてください

日常では目にすることのないような金額を扱うダイナミズム、国内外の金融機関、仲介人など、普通なら出会うことのないような人たちと接し、いろいろな考え方や価値観に触れられることに面白さを感じています。また、全社的に力を入れている勢いのある事業を担当し、日々新しい知識を吸収できることも、いい刺激になっています。

 

-学生へのメッセージをお願いします

知名度や安定性だけにとらわれずに、「新しいことにチャレンジしている魅力的な会社か」「成長しそうな会社か」という視点で会社を見てみるといいと思います。また、その会社の人にたくさん会って、一緒に働く人たちがどんな人たちかを見極めることも大切です。実際、私の入社の一番の決め手は“人のよさ”でしたし、北海道から上京したばかりの新入社員時代は、上司を父親代わり、部のメンバーを東京の家族のように思っていました。

 

1日のスケジュール

6:45 起床。
8:30 出社してメールをチェック。
9:00 週1回の営業会議に参加。案件の進捗(しんちょく)状況を確認し合う。
10:00 提案資料作成などのデスクワーク。
12:00 昼食。社員食堂に行って、手早く済ませることが多い。
13:00 英文の契約書を読み込み、修正点を加筆する。
16:00 ヨーロッパの銀行、航空会社、その他関係者と電話会議。
18:00 退社。帰宅後は、ゆっくりと入浴。入浴後は、肩こり解消のためにストレッチを行う。

 

プライベート

 

仕事柄、乗ってみたい航空機・航空会社が増え、以前より海外旅行をするようになった。写真は2016年11月、オーストラリアのブリスベンに行った際に撮影したもの。現地で生活している友人の結婚式に参加し、日本とのスタイルの違いを体感。良い経験となりました。

 

取材・文/笠井貞子 撮影/刑部友康

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