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Vol.391 <前編>株式会社コングレ

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今回の取材先 株式会社コングレ
事業内容:コンベンション(大型国際会議・学術会議等)・展示会・企業イベント(IR・年次総会等)・国際イベント(万博・スポーツイベント等)の企画運営から、MICE(※)施設の経営、MICE施設開業のコンサルティングまで幅広く展開。その他、各種調査、会議・展示・文化施設の指定管理者業務、観光文化施設運営(水族館、科学館、展望台等)、通訳・翻訳、人材サービスなども行っている。※MICE=「Meeting」:企業主催のミーティング・セミナー、「Incentive tour (travel)」:報奨旅行・研修旅行、「Convention」:国際会議・学術会議、「Exhibition/Event」:展示会・イベントの頭文字を取った造語。

2013年にコングレに入社した佐藤雄太(さとう・ゆうた)さんに、これまでのキャリアと仕事の醍醐味(だいごみ)をうかがいました。前編では、新人時代のお話を紹介します。

キャリアステップ (部署名は所属当時のもの)

2013年 京都大学文学部社会学専修 卒業
2013年 営業企画本部:4月に入社後、新規施策全般を行う部署で、PPP/PFI(公民連携)での新設の会議施設に関する営業とコンサルティング業務に携わる(入社1年目)
2015年 施設・人材サービス事業本部:集客施設や会議施設の運営を行う部署で、新規施設の立ち上げ業務を経験。現在はキャストマネージャーとして、東京・六本木のスヌーピーミュージアムの現場運営に従事(入社3年目~現在)

就職活動の時の思い・新人時代のエピソード

-入社のきっかけを教えてください

大学で学園祭実行委員を経験し、人の集まる場所づくりやイベント運営の面白さに目覚めました。人にモノを届けるために欠かせないマーケティングリサーチにも興味があったので、イベント系企業とマーケティングリサーチの専門会社に絞って、5社の選考に進みました。企業研究をしていく中で、業界では新しい取り組みであったコンベンション施設の自社経営を行うなど、コングレの先駆的な事業方針に着目。「新しいことにチャレンジするこの企業なら、自分の力を生かせる場面がある」と思い、入社を決めました。

 

-入社後はどのように仕事を覚えていったのですか?

内定者だった2012年に東京で開催された、「国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会」の運営をコングレが受託していたことから、同期4名とサポートに入ることになりました。会議場でのペン・メモ帳のセッティングや事務局の準備など、シンプルな作業ではありましたが、188カ国の財務大臣・中央銀行総裁をはじめ、政府幹部・金融関係者・メディアなど1万人以上が参加する国際会議を、全社を挙げて運営している現場を入社前に体験し、国際会議運営の空気を感じることができました。

 

入社後に配属となった営業企画本部は、会議施設を造る地方自治体や企業を対象に、施設設計や運営のコンサルティングを請け負うのが主な仕事。先輩はベテランぞろいだったので、いい意味での緊張感がありました。経験豊富な先輩たちの体験やノウハウを聞く機会に恵まれ、とても勉強になりました。

 

-新人時代に印象に残っているエピソードを教えてください

ある地方自治体が所有する施設の運営権獲得のコンペに参加するため、施設部門だけでなく、コンベンション部門、調査部門などさまざまな部署からのメンバーで構成されるチームで、1カ月半ほどかけて提案書を作成することになりました。私が担当したのは、提案書の資料集め。類似施設のスペックなどのリサーチや、上司が作成した文書をパワーポイントで整える業務に当たりました。

 

印象に残っているのは、提案書に記載する情報を精査していく過程で、私が不要だと思って削った部分について、上司から「削った部分を生かして、別の部分を削除するように」と指示されたこと。私なりに考えたつもりでしたが、上司との視点の違いを痛感しました。この一件で、「どのポイントを大事にして訴求すれば相手に響くのか」を見極めることの重要性を学びました。

 

提案は惜しくも通りませんでしたが、チーム内で出てくるさまざまな意見をひとつの方向にまとめていく難しさや、完成した時の達成感を分かち合うことができましたし、「自分の力が多少なりともプラスになった」という手応えも実感できました。

 

仕事中の1コマ

現在は六本木にあるスヌーピーミュージアムの現場運営とスタッフオペレーションをメインに、東京本社での会議に定期的に出席するなど、多忙ながらも充実した日々を送っている。

→次回へ続く

(後編 10月6日更新予定)

 

取材・文/笠井貞子 撮影/刑部友康

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