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理系のシゴトバ

Vol.163 <前編>【日本体育施設株式会社】シゴトバ紹介

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陸上競技場やサッカー場、野球場、学校校庭などスポーツ・レクリエーション施設をつくる「日本体育施設株式会社」のシゴトバ紹介

-基本情報-
【本社場所】東京都中野区東中野
【支店】東北、東京、西日本
【営業所】北海道、福島、北関東、栃木、埼玉、東関東、和歌山、四国、九州
【従業員数】110名(2016年11月現在)
【事業内容】スポーツ・レクリエーション施設の総合建設、スポーツ施設の計画・設計、スポーツターフ維持管理の提案、公園の管理(パークマネジメント)、体育設備舗装材・備品の製造・販売
-日本体育施設のすごいトコロ-
1971年創業のスポーツ・レクリエーション施設専業の総合建設会社。創業以来培ってきた独自ノウハウを生かして、旧国立競技場や日産スタジアムなど、世界の人々が注目するビッグイベントを開催したフィールドの建設に携わり、歴史に残る名勝負の舞台を支えてきた。また陸上トラック用舗装材「レオタンαエンボス」、投てき対応型人工芝「スポーツターフΛ(ラムダ)」など、スポーツと密接したオリジナル商品の開発も行っている。

日本体育施設株式会社の会社概要・沿革

2002年に日本・韓国共催で開催されたFIFAワールドカップ(W杯)決勝戦が行われた日産スタジアム(横浜市)は、敷地面積16万4054平方メートル(東京ドーム3.5個分)と、国内最大級の広さを持つ第1種公認の陸上競技場としても活用される競技場です。そんなW杯決勝という名勝負を支えた日産スタジアムのフィールドの施工を行ったのが、スポーツ・レクリエーション施設専業の建設会社、日本体育施設です。設計や施工に従事している同社社員は皆、スポーツを愛しているエンジニア集団です。同社が手がけている案件は幅広く、旧国立霞ヶ丘競技場(東京都新宿区)、埼玉スタジアム2002(さいたま市)、ユアテックスタジアム仙台(仙台市)、マツダスタジアム広島(広島市)などの大型スポーツ施設もあれば、学校の校庭や保育園の園庭の施工、さらには公園などの施工・管理・運営を総合的に行うパークマネジメントも手がけています。さらに陸上トラック用舗装材「レオタンαエンボス」、投てき対応型人工芝「スポーツターフΛ」などのオリジナル商品の開発も行っており、その商品を用いた施工までを一貫して提供。このように創業以来培ってきたノウハウを生かし、利用者目線の施設づくりを追究しています。

 

技術本部 施工管理グループのシゴトバ紹介

今回はそんな歴史に残るスポーツの名勝負の舞台を支えてきた技術本部 施工管理グループのシゴトバをご紹介します。技術本部 施工管理グループはスポーツ・レクリエーション施設などの建築現場において、品質は保たれているか、予算がオーバーしていないか、予定通りに作業が進んでいるかなど、請け負っている案件の安全、品質、原価、工程などの管理を行う部署。質の高いグラウンドづくりの中枢を担っており、まさに同社の屋台骨を支えています。

施工管理グループのオフィスは、東京都中野区の本社の中にあります。最寄り駅は3つあり、JR総武線もしくは都営地下鉄大江戸線の東中野駅、東京メトロ東西線の落合駅。そこから5~6分ほど歩くと本社が入っているビルにつきます。ビル正面は早稲田通りという幹線道路に面していますが、ビルの裏手に回ると住宅地が広がっており、商店街も近く、下町の雰囲気も残っています。
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技術本部 施工管理グループはどんな仕事をしているの?

技術本部 施工管理グループのシゴトバを、同グループ チーフの窪田利彰さんが案内してくれました。
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「施工管理とは作業現場の安全管理、品質管理、原価管理、工程管理、環境配慮、測量などを行う仕事の総称です。もう少し具体的な流れで言うと、営業が取ってきた案件の設計図書の精査を行い、お客さま(施主)や工事監理者(設計事務所)と工程や品質に関して打ち合わせを行います。ゼロから施設をつくっていく場合は、基本測量を行うところから始め、構造物を構築してお客さまに引き渡しをするまでを担当します」(窪田さん)

 

東京近郊の案件の場合は、オフィスに戻ることもあるそうですが、施工管理グループのメンバーは主に現場で1日を過ごすこととなります。現在、グループには30人のメンバーが所属していますが、全国各地の現場に出ているため、同じ案件、もしくは都内近郊の案件を担当しているメンバー以外は、あまり顔を合わせることもないとのこと。工期は案件によってさまざまで、短いものだと数日で終わるものから、長いものだと半年~1年ぐらいかかるものもあるそうです。地方で長期に及ぶ案件を担当する場合は、家電・家具付きのウィークリーマンションを会社が用意してくれるとのこと。
窪田さんも最近まで茨城県の現場の施工管理を担当していたそうです。日本体育施設は日本全国で事業を展開しているので、北は北海道から南は九州・沖縄まで、さまざまな地域で働く可能性があるそうです。
同グループの平均年齢は30代半ばぐらい。現在、同グループは男性社員の割合が多めですが、女性社員も所属しており、活躍しています。

 

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「オフィスでは完成時に実施される検査の際に必要となる安全や工程、品質管理、出来形(施工が完了した箇所)に関する書類を作成したり、写真の整理を行ったりしています。現場事務所の所長と工程についてミーティングしたり、お客さまや作業員の方と打ち合わせしたりなど、コミュニケーションをしていることも多いですね」(窪田さん)

 

技術本部 施工管理グループで働く 窪田さんのおシゴト紹介

現在、窪田さんは都内にある某高校のグラウンド整備工事を担当しています。同案件では学校運営を継続しながら校舎を刷新するため、グラウンド部分に新校舎を建てるという方法を採用。旧校舎を撤去した2016年3月より、グラウンドの施工が開始されました。
「設計に規定された通りに構造物を構築するため、まずは測量を行うところから始め、しっかりとした基盤づくりや表層の舗装を行い、安心・安全に使えるように仕上げていきます」(窪田さん)

 

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測量は2人1組で行います。窪田さんがのぞいている測量機の先には、棒(ピンポールプリズム)をセットしている人が立っており、測量機から出た光をプリズムで反射させて距離や勾配(角度)を測ります。

 

例えばグラウンド表層面はクレイ(土)系の舗装材を敷き、ローラーによって転圧して舗装するというクレイ舗装を行います。しかしクレイ舗装だけでは、表面が乾燥するとひび割れや砂塵(さじん)の飛散が生じやすくなるので、防塵(ぼうじん)処理剤を散布するというようなことも行われます。このようなさまざまな工程を経ることで、透水性がよく、適度な弾力性のあるグラウンドがつくられるのです。またグラウンドづくりの中には、防球ネット(ボールがグラウンドから近隣に飛び出すことを防ぐための設備)の設置など、グラウンドに付帯する設備の工事も含まれます。
この仕事で一番、重要になるのがお客さまとのコミュニケーションです。実際に現場で状況を見てみると、設計図通りではうまくいかないところもあります。きちんと測量して、どのようにすればうまくいくか、私たちがこれまで培ってきたノウハウ、技術を駆使して改善案を提案します。こうしてアスリートにとって最高の施設になるよう、つくり上げていくのです」(窪田さん)

 

後編では、窪田さんに入社の決め手やシゴトバの魅力、これから就活を迎える学生さんへのアドバイスなど、お話ししていただきます。

次回へ続く

(後編 12月14日更新予定)

取材・文/中村仁美  撮影/臼田尚史

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