理系のシゴトバ

Vol.164 <後編>【日本体育施設株式会社】社員インタビュー

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-基本情報-
【本社場所】東京都中野区東中野
【支店】東北、東京、西日本
【営業所】北海道、福島、北関東、栃木、埼玉、東関東、和歌山、四国、九州
【従業員数】110名(2016年11月現在)
【事業内容】スポーツ・レクリエーション施設の総合建設、スポーツ施設の計画・設計、スポーツターフ維持管理の提案、公園の管理(パークマネジメント)、体育設備舗装材・備品の製造・販売
-日本体育施設のすごいトコロ-
1971年創業のスポーツ・レクリエーション施設専業の総合建設会社。創業以来培ってきた独自ノウハウを生かして、旧国立競技場や日産スタジアムなど、世界の人々が注目するビッグイベントを開催したフィールドの建設に携わり、歴史に残る名勝負の舞台を支えてきた。また陸上トラック用舗装材「レオタンαエンボス」、投てき対応型人工芝「スポーツターフΛ(ラムダ)」など、スポーツと密接したオリジナル商品の開発も行っている。

前編では【日本体育施設株式会社 技術本部 施工管理グループ】のシゴトバを紹介しました。

後編では、同グループに所属する窪田利彰さんに入社の経緯や決め手、会社の魅力などをお話ししていただきます。

<後編>「日本体育施設株式会社」で活躍する社員にインタビュー

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-学生時代の専攻を教えてください。

東京農業大学地域環境科学部生産環境工学科を2005年3月に卒業し、同年4月に日本体育施設に入社しました。卒業論文のテーマは電気分解水の除菌効果について。電気分解水で青じその葉の腐食がどれだけ抑えられるかという研究を行っていました。ちょっと格好良く研究テーマを披露しましたが、学生時代は勉強よりもむしろ、陸上に力を入れていたんです。陸上の面白さに気づいたのは、中学生の時です。当時はサッカー部に入っていたのですが、走るのが速かったため駅伝に駆り出されたんです。その時に「走ることって楽しいな」と思い、高校からは陸上部に所属。大学でも陸上部に入り、箱根駅伝出場を目指して、長距離選手としてトレーニングを積んでいました。大学3年生から競歩に取り組みはじめ、今でも競歩選手として競技会に参加しています。

 

-就活中の企業選びで大切にしていたことを3つ教えてください。

1. やりたいことを続けていける会社であること
2. 大学時代に学んだことが生かせること
3. スポーツにかかわるシゴトであること

私が企業選びで大切にしていたことは3つあります。まずはやりたいことを続けていける会社であることです。私は就職してからも競歩選手として陸上を続けていきたいと思っていました。そういうことができる環境、シゴトであることにこだわりました。次に大学時代に学んだ農業土木の知識が生かせるところです。陸上三昧(ざんまい)の学生生活を送ったとはいえ、せっかく大学で身につけた知識です。それを生かさないのはもったいないと思いました。第3はどんな形でも良いので、スポーツにかかわる仕事に就きたいと思いました。陸上に限らず、スポーツが大好きなんです。好きなことを仕事にできれば楽しいと思ったからです。

 

-日本体育施設への入社の決め手は?

私が企業を選ぶ時に大切にしていたことを満たしていたのが、日本体育施設でした
陸上選手として毎日、グラウンドを使っていましたが、グラウンドをつくる会社があることにあまり意識が向いていませんでした。しかし大学4年生の時に『サムライ達の夜明け』というTBSのテレビ番組を見て、初めてグラウンドをつくる会社があることを知ったのです。「日本人で100メートル9秒台を出す」というその番組の企画で、実際に走路をつくったのが日本体育施設でした。私もこの会社に入り、陸上トラックをつくってみたいと思いました。陸上トラックをつくる仕事なら、学生時代に学んだ土木の知識も生かせます。また日本体育施設の社員はみんなスポーツ好きで、社会人になってからもスポーツを続けている人がたくさんいること、働きながらアスリートとして世界で活躍している社員がいるので、自分のやりたいことを続けていける会社だと思いました。

 

そのほかにも、入社の決め手になったのは、人の良さと将来性です。採用の面接の時に、面接担当者が私たち学生の目線に合わせて話をしてくれ、それがほかの会社にはない魅力だと感じました。またこの業界のトップは当社ではありません。だからこそ、社員が一致団結して、トップを目指して伸びていけると思いました。

 

-入社してから感じる日本体育施設の魅力は?

地図に残る大きな仕事に携われるところです。2020年に向け、日本ではスポーツのビッグイベントが開催されます。そのために、さまざまな施設の建設が予定されており、そういう案件に携われる可能性があることです。
しかも私たちの仕事は、同じモノが一つとしてありません。天候に左右されたり、現場ごとにさまざまな条件があったりします。そのような制約の中でいかに工夫して現場を仕上げていくか、それが施工管理という仕事の難しさでもあり、面白さ。もちろん、私たちが手がけた施設で楽しそうにプレーをしたり、遊んだり、さらにはそこで名勝負や記録が生まれたりするのを見ると、この仕事に携わって良かったという大きなやりがいも得られると同時に、誇らしい気持ちにもなります。そういう誇りに思える仕事に携われるところが、いちばんの魅力でしょう。

 

-技術本部 施工管理グループで必要とされるスキル・知識はありますか?

施工管理というと、土木や建築の知識が必須なのではと思うかもしれませんが、そうではありません。これらの知識は入社してからでも十分、学んでいけるからです。それよりも大事なのは、スポーツが好きであるということ。例えばピッチャーマウンドをつくること一つをとっても、どういう構造、どんな材料にすれば身体にあまり負担をかけることなく踏ん張ることができるのか、というように、選手の立場に立って粘り強く考えられることが求められます。そしてその競技に共感できることです。
もちろん、スポーツの経験も役立ちます。グラウンドづくりには、スポーツをしている人の目線に立つことが重要だからです。私は陸上競技公認審判員の資格を取得しているのですが、ある競技会で審判を務めることになり、ハードルを並べていたんです。すると110メートルハードルでは、2台目の置き場所がうまく定まらないことに気づきました。そこで「こうすればもっとハードルを並べやすくなる」という提案をしたところ、採用されたという経験があります。
またコミュニケーション力も必要です。グラウンドづくりは多くの作業員の方の力が必要です。大きな現場では80人もの人がかかわることもあります。中には私よりも年配の方もいらっしゃいます。そういった方たちが安全かつ気持ちよく働いてもらえるような雰囲気づくりをするためにも、コミュニケーション力は欠かせません。そのほかには、周囲を巻き込む力やパートナーシップなども求められます。

 

-入社を目指す学生さんへアドバイス

当社で働いている人はステキな人ばかりで、人の良さという点ではどこにも負けないと思います。この雰囲気は全国各地のどの支店・営業所に行っても同じ。家族的で働きやすいシゴトバです。また、「やりたい」という声も大切にしてくれます。だからこそ、何事にもがむしゃらに取り組んでほしい。向上心を大事にしてほしいですね。そしてもう一つは素直であること。いろんな人の声に耳を傾けることで、視野を広げてほしいと思います。

 

社員の中には有名アスリートも

日本体育施設はアスリートの支援を行っており、女子サッカー 日テレ・ベレーザ ゴールキーパーの山下杏也加(あやか)さん、女子ハンマー投げの知念春乃さん、女子テニスの樋口由佳さんの3人の女性アスリートが所属しています。
写真は14年の日本陸上競技選手権に出場した知念選手の応援をしているところ。競技会場の福島県営あずま陸上競技場は日本体育施設が施工した施設。ちなみにこのときの知念選手の成績は4位でした。
このように社員で誘い合って、所属しているアスリートの試合観戦にいくこともあるそうです。
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「10年開催の東京マラソンに参加し、42.195キロメートルを完走しました」と窪田さん。弱い雨がぱらつく中、「日本体育施設」の社名入りのランニングウェアで東京の街を疾走しました。
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取材・文/中村仁美  撮影/臼田尚史

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