理系のシゴトバ

Vol.178 <後編>【株式会社日本レジストリサービス】社員インタビュー

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-基本情報-
【本社所在地】東京都千代田区
【支社】大阪オフィス
【従業員数】89人(2017年4月1日現在)
【事業内容】ドメイン名の登録管理・取り次ぎとドメインネームシステム(DNS)の運用を中心とするドメイン名サービスを展開。インターネットを支える各種技術の研究・開発にも取り組んでいる。
-日本レジストリサービスのすごいトコロ-
日本を表すトップレベルドメイン(ccTLD)「.jp」の登録管理を行っている唯一の企業。高まってくるドメイン名市場のニーズに迅速に対応するべく、JPNIC(一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)が行っていたJPドメイン名の登録管理業務の移管先として2000年12月に設立された。また、研究・開発を主目的とした新TLDである「.jprs」を2015年7月に創設するなど、インターネットに関する研究や開発にも取り組んでいる。

前編では【日本レジストリサービス 技術本部 システム部】のシゴトバを紹介しました。
後編では久保田秀さんに入社の決め手やシゴトバの魅力、これから就活を迎える学生さんへのアドバイスなど、お話しいただきます。

<後編>「日本レジストリサービス」で活躍する社員にインタビュー

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-学生時代の専攻を教えてください

関西大学大学院総合情報学研究科でセキュリティやネットワークに関する研究を行っていました。研究テーマは、P2Pネットワーク技術を用いたファイルシステムの構築。情報系に進んだのは、高等専門学校の研究室で、人の動きをシミュレーションするプログラムを開発したことがきっかけです。実は高専での専攻は土木系学部。しかしその研究の一環で携わった前述のプログラム開発が楽しくて、「プログラミングをもっと勉強したい」と思いました。そこで大学、大学院と情報系の勉強に携わることとなりました。

 

-就活中の企業選びで大切にしていたことと、入社の決め手を教えてください

研究室でネットワーク技術を学ぶうちに、インターネットがどのように構成、運営されているのかに興味を持ちました。そこで「インターネットの基盤を支えその運営を担うようなインターネット全体の発展にかかわる仕事ができる企業で働きたい」という思いが強くなりました。そのため企業選びで一番大切にしていたのは、インターネット基盤の運営にかかわる仕事に携われる企業であること。IT企業というと取引先のシステムを開発したり、特定のWebサービスを開発したりという企業が多い中で、その1点に絞り就職活動を行いました。

 

インターネット基盤の運営にかかわれる企業といっても、さまざまです。例えば、インターネット接続を提供するISP(インターネットサービスプロバイダ)もその一つ。また、インターネット回線そのものを提供する通信事業者などもあります。ですが、ISPや通信事業者は企業規模が大きなところが多く、OB・OG訪問や会社説明会などで話を聞くと、いろいろな事業部があるため、インターネットそのものの運営に関する仕事に就いている人は少ないのではないかと思いました。そこで、インターネット基盤の一部を担っており、企業規模がより小さく、確実にその運営に携われる企業として選んだのが日本レジストリサービス(JPRS)です。
JPRSは従業員数80人超と企業規模は小さく、技術職で採用されると、自社サービスを実現するシステムに携わることになるということでした。しかもJPRSは、インターネットを構成する核とも言えるDNS(ドメインネームシステム)に深くかかわっている企業。インターネット関連技術の国際的な標準化を進める会合に参加するなど、インターネットの発展に貢献しており、そこにも魅力を感じました。

 

もうひとつ、入社の決め手となったことがあります。それは住宅手当が充実していたことです。高専時代は毎日、満員の電車で通学していたことから、東京での電車通勤はきついなと思っていたのです。そこで企業選びの際、住宅手当についてもチェックしていました。JPRSは毎月家賃の50パーセントを補助してくれます(月額最大7万円まで)。私が興味を持って調べた企業の中で、それだけの住宅手当を補助してくれる企業は、ほかにはありませんでした。今、私は徒歩で通えるところに住んでおり、毎日快適に仕事ができています。住宅手当の充実度は、入社の決め手として非常に大きかったですね。

 

私がJPRSへ入社を決めた理由は次の3つです。、
1. インターネット基盤の運営にかかわる仕事ができること
2. 入社後に携わる仕事が明確だったこと
3. 住宅手当が充実していたこと

 

-入社してから感じるJPRSの魅力は?

企業規模が小さいので、社員全員の顔と名前が一致しており、コミュニケーションが取りやすいことですね。なかなかそういう企業はないと思います。私たちの仕事の多くは、自分たちの部署だけで完結できるわけではありません。例えば、レジストリシステムの改修であれば、お客さまである指定事業者からの要望を営業部から聞いたり、サービスの改定内容や規則の変更についてサービス企画部門を中心に決めたりして進んでいきます。また、社内業務のためのシステム開発も行っており、そういった開発においては業務部門との話し合いは欠かせません。このようにシステムを開発していく上で、全員の顔がわかるということは、仕事のやりやすさにつながります。
システム部のデスクは1人ずつのブースで囲まれており、集中できる仕組みになっていますが、執務室全体の雰囲気は非常にフランクです。周りにはそれぞれの技術にたけた先輩がたくさんいて、たわいない話から今後のシステム改修に関する真面目な相談まで、いろいろな会話が立ち話で行われていたりします。そういったコミュニケーションが気軽に行える雰囲気も魅力だと思います。

 

-システム部で必要とされるスキル・知識はありますか?

システム部の仕事は、当社のサービスを実現するシステムの改修や運用、ネットワーク機器やサーバーなどの設定や運用が中心です。そのため、それに関連するプログラミングやネットワーク・サーバー構築に関する知識があると良いです。また、当社のサービスに深くかかわるDNSに関する知識は特にあった方が良いと思います。もちろん、これらの知識は仕事で携わっていく中で覚えていくこともできますが、基本的な知識はあった方がより好ましいですね。

 

そしてもう一つ周りにいる社員を見て感じるのは、インターネットや最新のIT技術に対する関心・興味が高いという点です。社内には勉強会に頻繁に参加している人であったり、趣味でサーバー構築や運用をしていたり、新しいサービスや技術動向に対するキャッチアップが早い人がたくさんいます。こうした新しいサービスや技術への関心や興味が技術者としての成長につながり、仕事にも役に立っていると感じています。

 

-入社を目指す学生さんへアドバイス

就職活動の際にまず考えてほしいのは、自分がどのような形で社会の役に立ちたいかということ。自分が頑張ることで社会にこんな良い影響があるんだという気持ちが、やりがいにつながると思うからです。私は自分のプログラミングやネットワークの技術を使って、インターネットをより良くしていくことで社会の役に立ちたいと考えました。そして今、そのような仕事に携わることで、大きなやりがいを感じています。もし、これからのインターネットをより良いモノにしていきたいという思いがあるのであれば、ぜひ、私たちの仲間になってほしいですね。インターネットはこれから先も欠かせない技術ですし、今後もさらに発展していくと思います。JPRSでの仕事はインターネットを発展させ、より豊かな社会をつくっていくことに貢献できる有意義で面白いシゴトです。

 

日ごろの疲れを癒やす空間・活動

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休憩室です。部屋にはお菓子や飲料の自動販売機などが設置されていました。ランチの後はもちろん、執務中でもちょっと息を抜きたいときに活用されているそうです。

 

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サークル活動なども行われています。写真は久保田さんが所属しているフットサルサークル。「練習で集まるのは月1回ほど」と久保田さん。年に1回、同社が所属している健康保険組合が開催しているフットサル大会にも参加しているそうです。

 

取材・文/中村仁美  撮影/平山諭

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