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掲載日:2010年2月23日

内定者インタビュー
サービス編

フードサービス会社内定
長くかかった就活を経て
本当にやりたい仕事に出合えた
武庫川女子大学 音楽学部4年
山本真帆さん
就職活動データ
志望業界:
人材、コンサルティング、サービス
説明会参加:
100社
先輩訪問:
5人(うちサービス1人)
エントリーシート提出:
15社
面接:
20社
内定:
1社(フードサービス)

思うように結果が出ないことにあせって空まわり

就活を始めた当初の目標は、大学4年になるまでに内々定をもらうことでした。というのも、大学4年4月から、専攻している音楽療法の実習が始まって多忙になるので、それまでに決めておきたいと思っていたんです。

だから、就活準備も早く始めました。大学3年から、2010年卒向けの就職を支援する学生団体のアシスタントになり、他大学を含め多くの先輩たちがどのように活動を進めているのか、側で学んだんです。先輩たちからは就活の進め方や企業研究、面接でのアドバイスなど、役立つ情報をたくさんもらいました。

大学3年10月に就活を始めた時点で、志望業界も人材系かコンサルティングと決め、説明会にも意欲的に参加。すんなり決まるだろう・・・と思っていたのですが、現実はそんなに甘くなかった。

現在の会社に内々定をもらえたのが、大学4年9月のこと。それまでに最終面接まで進んだ企業もあったのですが、結果は不合格。落とされた理由もわからず、気持ちは落ち込むばかりでした。

そんな気持ちに追い打ちをかけたのが、学生団体の同期がスムーズに内々定をもらったこと。同期は私を含め全部で8人いたのですが、5月には6人が内々定。心のなかは、うらやましい気持ちとあせりでいっぱいになり、早く決めたいばかりに空まわりした時期もあります。

月日が経つにつれ、どんどん募集企業が減っていくのも、つらかったですね。だから志望業界にこだわっている余裕もなく、ベンチャーや金融など手当たり次第に応募しましたが、やっぱり結果は不合格。そしてまた気持ちが落ち込んで…。マイナスな方向へと進んでしまい、時間ばかりが無駄に過ぎていったんです。

必ず就職を決めるという気持ちで、就活を再スタート

何をやってもうまくいかない、私は何のために就活をしているのだろう・・・そんな悩みを抱えている私に、ある大きな出来事が起こりました。大学4年6月、長く入院していた祖父がなくなったんです。

私は就活と実習で忙しかったので、一度もお見舞いに行けなかった。音楽によって病気や障害に苦しむ人を、少しでも楽しい気持ちにさせてあげたい。そう思い、音楽療法を専攻していたのに、自分の大切な人に何もしてあげられなかった。

その思いから、直接、サービスを提供できる仕事がしたい。直接、人とかかわり喜んでもらえる仕事がしたいと、志望が変わりました。業界も、サービスと福祉業界にチェンジ。

そこから、再び就活をやり直しました。時期も時期なので、とにかく募集を続ける企業の情報を入手するため、リクナビなどを活用。

福祉業界は募集が多いので、一時は福祉に進もうと気持ちが傾きましたが、募集職種はヘルパーが大半。音楽療法士は、まだ日本では職業として確立されていないので、募集はありません。そこに自分の気持ちとのズレを感じ、サービス業に焦点を当てることにしました。

内定している現在のフードサービス会社は、もともと客としてよく利用していて好感を持っていた会社。会社の説明を聞くにつれ、企業理念にのっとって仕事をしている会社で、環境への取り組み、社員教育などに力を入れていることがよくわかりました。ここで働きたい、と自然に気持ちがふくらみましたね。

その後もいくつかの企業説明会に参加しましたが、今の会社以上に魅力を感じるところはありませんでした。その会社から希望通り9月に内々定をもらい、正直ホッとしました。何がなんでも就職先を決めて卒業したかったですから。

学校の先生やゼミ仲間、親からは「なぜ、飲食なの?」とあきれ顔で言われました。でも、時間をかけて自分の力で就活をした結果ですから、私は大満足。「フードサービスに自分のやりたいことを見つけた」と自信を持って答えました。

これから就活を進める方は、自分のイメージに固執せず、広く業界や企業を見たほうがいいと思います。世間を知ることができますし、たくさんの企業情報をもとに自分の興味や希望をクリアにすることができますから。

また就活を通して知り合った友人は、同じ苦しみをわかちあえる仲間です。情報交換もできますから、友人はたくさん作るといいですよ。私は、就職してからも長く関係を続けていきたいと思っています。

■就職活動スケジュール

大学3年10月
合同会社説明会や
個社説明会に参加

名前を知っている企業や気になる企業を中心に情報収集をするため、説明会に出席。

大学3年12月
エントリーシートや書類応募

人材やコンサルティング業界で、企業規模を問わず応募。中小企業では履歴書提出を求められることが多かった。

大学3年1月
応募を続ける

12月に応募した企業の面接と、さらに個社説明会への参加、エントリーシートの提出と忙しい時期。

大学3年3月
企業説明会の数が激減

グループディスカッションや面接など選考が本格化する。内定をもらえず、あせりが出始める。

大学4年4月
実習のため就活をセーブ

4月から半年間、週1回、障害者施設で音楽療法の実習を行う。その準備のため、就活は週に1、2日しかできなくなる。

大学4年6月
身内の不幸がきっかけで
志望業界が明確に

祖父が亡くなったことをきっかけに、自分に何ができるかを真剣に考える。エンドユーザーに近い立場で働きたいと、サービス業に方向転換。なかでもフードサービスに興味があり、企業研究してすぐに応募。

大学4年8月
応募できる企業を探す

応募できる企業が激減するなか、金融やベンチャーなど手当たり次第に応募するが、不合格が続く。

大学4年9月
フードサービスから内々定

希望の業種で、内々定をもらえる。長かった就活も、この時点で終了。

■就職活動ファッション

就職活動ファッション

黒のオーソドックスなジャケット&スカートに、真っ白のシンプルなブラウスを合わせました。シャツは洗濯用にもう1枚用意。黒のパンプスは、歩きやすさを重視して、選びました。

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取材・文/森下裕美子 撮影/村田一豊 デザイン/大島希美

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