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掲載日:2010年4月15日

内定者インタビュー

OG・OG訪問はしましたか?

解説

商社に内定した人のうち、企業研究のためにOB・OG訪問した人は32.3%と、約3人に1人。他業界を含めた8業界全体の割合が27.5%なので、商社内定者は比較的熱心なのかも。男女別では、男子学生が36.7%(平均5.2人)なのに対して、女子学生は28.1%(平均4.3人)と、男子学生のほうがより積極的にOB・OG訪問を活用していたもよう。OB・OG訪問した商社内定者20人では、平均4.8人を訪問したということで、8業界全体の平均(5.5人)よりはやや少ない傾向が。ちなみに訪問先のうち商社の社員は、平均2.5人よ。とはいえ、多い人は20人を訪問して、うち商社のOB・OGは12人だったというから、精力的にする人はしているのが現実。訪問先のOB・OGの年齢は、一番多かったのが「20代後半」で全体の6割、次いで「20代前半以下」が約半数と、若手社員が主となっていることがわかったわ。

OB・OGから聞いた話の内容では、「社風・人間関係」が95.0%でトップ。全業界内定者では79.5%だから、商社内定者が特に「社風・人間関係」を気にしていることがわかるわね。次いで「仕事内容・スケジュール」「仕事のやりがい」「仕事の大変なところ・失敗談」と続くのは、全体と同じだけど、他業界も含めた全体と比べて「プライベート」についても尋ねるところに商社内定者の特徴が表れていると言えそう。

内定先の企業では、どんな選考がありましたか?

解説

商社での選考の内容は、トップが「個人面接」で、続く「筆記試験またはWebテスト」と並んで8割を超える結果に。次いで「エントリーシート」と「グループ面接」も半数を超え、選考での比重が比較的高いことがわかったわ。他業種も含む全体の傾向と比べると、商社は「筆記試験またはWebテスト」「グループ面接」の比重が高いみたい。特に「グループ面接」にその傾向が強いから、バッチリ対策しておきたいわね。また、「その他」として、「グループワーク」を挙げていた人もいたわ。

商社のエントリーシートでは、何を聞かれましたか?

解説

商社でエントリーシートへの記入を求められた項目では、「志望動機」が96.8%でトップ。次いで「自己PR」も9割を超え、「学生時代に打ち込んだこと」も9割近いことを考えると、この3つはエントリーシートの3大記入項目と言えそう。他業種も含めた8業界全体の傾向と比較すると、すべての項目が、全体での割合よりも高くなっていて、特に「学生時代に打ち込んだこと」にその傾向が顕著。商社は学生時代の経験をより重視するのかもしれないわね。「その他」では、「今までつらかったことと、それをどのように克服したか」「商社で何がしたいですか?」などの設問を挙げた人も。

    ■答えにくかった質問■
  • 「仲間とはなんですか?」。仲間と友人の違いが自分でも上手くまとめられず、グダグダな内容になってしまった。 (文化女子大学造形学部・女子学生)
  • 「自分を表す写真を貼り、自分を表現しなさい」。自分を表現できる写真が見つからなくて困りました。 (青山学院大学経営学部・男子学生)
  • 「自分が競走馬になったとしたら、どんな名前を馬主につけられそうか。その理由もお書きください」。今まで考えたことのない質問だったから驚いた。 (帝京平成大学現代ライフ学部・女子学生)
  • 「あなたを採用したら何がおまけでついてくるか」。思わず笑ってしまいましたが、答えるのが難しかったです。 (武蔵大学社会学部・女子学生)
  • 「自分を漢字1文字で表すと?」。1文字で自分を表しきることが難しかった。 (中央大学法学部・男子学生)

商社の面接では、何を聞かれましたか?

解説

商社の面接で聞かれた内容は、「志望動機」が9割を超えてトップに。続いて「自己PR」と「学生時代に打ち込んだこと」。他業種も含めた全体の傾向と比較すると、「学生時代に打ち込んだこと」の比重がやや高い傾向。「その他」では、その業界についての質問や、ほかに志望している企業について聞かれた人が。「答えにくかった」という質問には、確かに「今まで一度も考えたことのないこと」が多いけど、予想外の事態に対する対処の仕方を見られているわけだから、焦らなくていいみたいよ。

面接時間の平均は、1次面接が34.8分、2次面接が28.9分、3次面接31.7分となり、さらに進むほどに長くなる傾向が。面接担当者の平均人数は、1次2.4人、2次2.6人、3次2.9人と、増えていく傾向があり、他業種も含めた全体の平均人数と比べてやや多めなのが商社の特徴と言えそう。面接時の学生の平均人数は、1次3.8人、2次2.0人と減っていく傾向が見られ、他業種も含めた全体の平均人数と比べると、やはりやや多め。ただし、1次面接では、約4割が学生1人のみの個人面接だったそうよ。

    ■答えにくかった質問■
  • 「卒業して入社したら即、海外赴任です。それでも入りたいですか?」。突然すぎて答えるのに戸惑った。 (東洋大学工学部・女子学生)
  • 「もしもギネスブックに載るとしたら、どのようなことを望みますか?」。考えたことのない質問だったから。 (学習院大学文学部・男子学生)
  • 「100万円今渡されたら何に使いますか?」。建前と本音のどちらを答えるか一瞬悩んだことと、面白い聞き方だなと思ったので印象に残っている。 (お茶の水女子大学文教育学部・女子学生)
  • 「海外の国を一つ挙げ、そこに行きたくなるように面接担当者に勧めなさい」。実は海外に興味がなく、答えにくかった。 (立命館大学文学部・男子学生)
  • 「どうしても締め切りに間に合わないレポートがあるとき、あなたはどうしますか」。具体的な状況によって答えは変わるので、答えるのが難しかった。 (東京大学工学部・女子学生)

選考を通してアピールしたことは?

解説

商社内定者が選考でアピールしたことのうち、一番多かった答えが「会社への熱意」。3人に2人は「どれだけその会社に入りたいのか」その熱意のほどをアピールしていることがわかるわね。次いで約半数が「サークル・部活経験」を挙げ、「アルバイト経験」「海外経験・語学力」が続く結果となったわ。他業種も含めた全体の傾向と比較すると、「海外経験・語学力」をアピールした人が特に多いのが、いかにも商社内定者らしい特徴と言えそうね。

  • 資格としてはTOEIC(R)Testのスコアを、人柄としては「アクティブなこと」をアピールした。 (上智大学外国語学部・女子学生)
  • 人当たりが良いことと、アルバイトを通じて蓄積したスキルを売り込みました。 (関東学院大学経済学部・男子学生)
  • 「真面目」な人柄であることをアピール。ビジネス実務法務検定2級を取得したことを同時に強調して、その裏づけとした。 (日本大学法学部・女子学生)
  • TOEIC(R)Testのスコアや剣道の段などの資格を持っていることをアピールしました。 (愛知県立大学外国語学部・男子学生)
  • 「自分がどのような仕事観を持っているのか」などを強調しました。 (お茶の水女子大学文教育学部・女子学生)
  • 簿記2級を持っていることをアピール。 (青山学院大学経営学部・男子学生)

コラム1: 気になる!先輩たちの失敗体験

人気業界に内定している先輩だって、就活中に1つや2つの失敗はあるもの。実際に活動したからこそわかったこともあるはず。 先輩たちの失敗体験からどんなことを感じた? そこから、就活の注意ポイントがみえてきます。

  • OB・OG訪問を重ねるにつれて聞きたいことがなくなってきてしまい、途中からは「OB訪問の人数稼ぎ」のような感覚になってしまったのがつらかったです。(一橋大学経済学部・男子学生)
  • 商社はロジックを求める質問が多かったように感じた。もっと準備していけばよかった。(成蹊大学経済学部・男子学生)
  • 面接の準備が足りなかった。模擬面接などで練習しておくべきだった。(西南学院大学国際文化学部・女子学生)
  • 第1志望の競合他社の店舗のリサーチをし忘れていて、面接で説得力のある志望動機が言えなかった。(帝京平成大学現代ライフ学部・女子学生)
  • 面接で、社長の名前をど忘れした。(明星大学経済学部・男子学生)
  • SPI対策に、もっと早めに着手すればよかった。(関西大学大学院法務研究科・男子学生)
  • 爪が伸びたまま面接に行ってしまった!(東京大学工学部・女子学生)
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構成・文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか デザイン/大島希美

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