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掲載日:2009年10月8日

就活、手始めにどんなことをどんな方法でやるのがオススメ?

「もう一度、就職活動をする年の10月に戻れるとしたら、まずは自己分析に注力する」と答えた人に尋ねます。どんな方法がお勧めですか?(複数回答)

解説
 「もう一度就活のスタート地点に戻れるとしたら何に注力して始める?」という質問に「自己分析」と答えた先輩たちに、そのオススメの方法を聞いてみたところ、全体の3割以上が「家族や友人に自分の長所・短所等について聞いてみる」と答えた。そのほとんどが、自分のことをよく知っている人から見た客観的な意見がより参考になったという体験に基づくものだった。次いで2割強が「自分の過去を振り返ってみる」と答え、なかには「アルバムをめくって自分のこれまでを振り返ってみる」といった具体的な方法を示す人も複数いた。突出して多かったのが以上の2つの回答で、「キャリアセンターのカウンセラーと会話する」「自己分析サイトや自己分析テスト、自己分析セミナーを利用する」「やりたいことや好きなこと、やりたくないことを挙げてみる」がほぼ横並びで続いた。

「もう一度、就職活動をする年の10月に戻れるとしたら、まずは企業研究に注力する」と答えた人に尋ねます。どんな方法がお勧めですか?(複数回答)

解説
 「もう一度就活のスタート地点に戻れるとしたら何に注力して始める?」という質問に「企業研究」と答えた先輩たちに、そのオススメの方法を聞いてみたところ、全体の約3割が「その企業のサイトや他インターネットで情報収集する」と答えた。まずはその企業のサイトに公開されている情報についてすみずみまで熟読し、次にほかのインターネットサイトでも調べてみるという方法が王道のようだ。次いで「できるだけ多くの企業について調べる」という回答が約1割。これは、就活スタート時点で志望企業を絞り込みすぎてしまった反省から生まれた教訓のよう。「会社説明会・セミナーに参加する」も約1割で、同様に1割強で続く「OB・OG訪問を通じて情報を得る」と共に、その企業の社員から得る生の情報を有益とする傾向が見られた。

「もう一度、就職活動をする年の10月に戻れるとしたら、まずは業界研究に注力する」と答えた人に尋ねます。どんな方法がお勧めですか?(複数回答)

解説
 「もう一度就活のスタート地点に戻れるとしたら何に注力して始める?」という質問に「業界研究」と答えた先輩たちに、そのオススメの方法を聞いてみたところ、一番多かった答えは「本・新聞から情報を仕入れる」というもの。志望業界を取り上げた書籍で、シェアなどの統計情報を押さえておいたり、定期的に新聞を読んで、志望業界の最新の動向をつかんでおくなどの声が寄せられた。次に多かったのが、「OB・OGなどその業界の人に聞く」という回答で、志望企業の業界での位置付けについて現場にいる社員から話を聞いておくべきだったと後悔する先輩も。また、「志望以外の業界も見てみる」という答えも、就活スタート時点で業界を絞りすぎて後悔している先輩たちから寄せられた。そして「インターネットで調べる」も約1割。就職ジャーナルでも、シンクタンクの研究員が業界動向を解説する「業界トレンドNEWS」
がある。毎週1つの業界研究があるので参考にしてほしい。

「もう一度、就職活動をする年の10月に戻れるとしたら、まずはOB・OG訪問に注力する」と答えた人に尋ねます。どんな方法がお勧めですか?(複数回答)

解説
 「もう一度就活のスタート地点に戻れるとしたら何に注力して始める?」という質問に「OB・OG訪問」と答えた先輩たちに、そのオススメの方法を聞いてみたところ、4割近くの先輩たちが、キャリアセンター・就職課、学科の名簿や教授を通じて、志望企業にいるOB・OGを調べたり、紹介してもらう方法を勧めていた。次に、大学関係だけでなく、知人全般をたどって探すという答えが続き、「サークル・部・ゼミの先輩に声をかける」という回答も1割強あった。

具体的なオススメの方法は?〜リアルボイス編〜

アルバムや日記などを引っ張り出して、これまでの自分の歴史を細かく振り返ってみる。些細な出来事でも話を膨らませられるエピソードが見つかる。親や兄弟などにも、自分がどういう人物なのか、率直に話してもらうと参考になる。(まずは自己分析・人文学部・女子学生)

自己分析ノートを作り、常に外出する際に持参。何かをふと思いついたときには、忘れないようにこまめにノートに記入しました。(まずは自己分析・経済学部・女子学生)

まず、志望業界がどんな人物を求めているのかを考えました。例えば、広告業界ならチームワークで広告が作られるので、自分のこれまでの人生でチームワークを発揮した経験を探して書けば、面接やエントリーシートで的確にアピールできますよ。(まずは自己分析・現代法学部・男子学生)

志望企業が経営する店舗を見学する。(まずは業界研究・教育学部・女子学生)

業界研究をしていなかったので、あとから「実は自分のやりたかったことはこの業界にあったのに!」と気づいても後の祭り。(まずは業界研究に注力・国際政治経済学部・女子学生)

インターネット上に公開されている業界地図などで、志望企業のその業界での位置づけを把握しておくことをオススメします。(まずは企業研究・理工学部・男子学生)

まずは様々な業界について、有名な大手企業を調べてから、中堅・中小企業も視野に入れて業界研究を始め、少しでも気になる企業の会社説明会には積極的に参加。インターネットで収集した情報や、説明会での印象などを総合し、それぞれの企業の強み・弱みを挙げてみる。他企業と比較してみると、さらに特徴が浮かび上がるはず。(まずは業界研究・国際関係学部・女子学生)

会社四季報や有価証券報告書等を見て、志望企業の業績の詳細を調べます。(まずは業界研究・大学院工学部・男子学生)

本格的な選考試験が始まったとき、SPIの準備不足のせいで早々に選考から漏れてしまうのはあまりにも馬鹿らしいので、SPI対策から始めるといいと思う。(まずはSPI対策・人文学部・女子学生)

OB・OG訪問は、大学や知り合いのつてをとりあえずあたること。訪問時には、自己分析、エントリーシートを添削してもらうと有益なアドバイスがもらえる。(まずはOB・OG訪問・社会学部・女子学生)

会ってもらえる確率が最も高いのが、サークル、ゼミの先輩。まずはこちらのツテで連絡してみるべき。次に、学校のOB・OG名簿から先輩を見つけて、できるだけ多くに連絡してみること。(まずはOB・OG訪問・法学部・男子学生)

大学の就職課では、無料で面接の練習をしてくれることもあるので、やっておけばよかったと後悔しています。また、事前に提出したエントリーシートや履歴書を友達などに見せて、気になることをつっこんでもらうと面接の練習になりますよ。(その他・大学院農学研究科・女子学生)

研究員Fのひとりごと

先輩たちの反省に基づいた、実践的なノウハウの数々が寄せられた今回の調査。どうやら就活のスタート地点で必要なのは、自分の内面をとことん掘り下げていく作業と、企業や業界など、今まで接点の少なかった外の世界をどんどん広げていく作業の両方みたいだね。ワタシも就活時にはアルバムを開いて自分の人生を振り返ってみたケド、どの写真でもFranceパンをかじっていたのにはオドロキ。しかも、少しでも大きいFranceパンが買いたくて、長さや太さからその体積を比較検討するようなFact命の子どもだったみたい。

研究員F
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文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか デザイン/ラナデザインアソシエイツ

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