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掲載日:2010年9月7日


はじめまして。Andyです。日系グローバル企業に勤務し、ドイツ支社で働いています。
オフィスはドイツにあるのですが、住んでいるのは隣国のルクセンブルクです。ルクセンブルクは、ドイツとベルギー、フランスに囲まれた、神奈川県ほどの広さの小さな国ですが、インターナショナルスクールや日本人向けの補習授業校があることから、子どもの教育などの理由でルクセンブルクに住む社員が多いのです。
したがって、毎日、国境を越えて通勤しています。片道45キロメートルの道のりを自動車で通っていますが、通勤時間は片道40分程度。ルクセンブルクと近隣国はシェンゲン協定(国境検査が撤廃される協定)国なので、パスポート検問は一切なく、高速道路でも減速の表示がある程度です。そのため、毎日、国境を越えて通勤しているという実感はあまりありません。
また、ルクセンブルクもドイツもEU加盟国なので、通貨もユーロで共通しており、そういった意味でも、「越境通勤」が日常生活に及ぼす影響はさほどないように感じています。
一方、ルクセンブルクと隣国とで違いを感じるのは物価水準です。
一般的に、物価はルクセンブルクの方が高めです。特に食料品にその傾向が見られます。その一方で、「酒類」「たばこ」「ガソリン」については、税率の関係でルクセンブルクの方が安い傾向があります。
特にガソリンについては、ドイツではディーゼル燃料が1リットル当たり約1.2ユーロ(約140円)、フランスやベルギーでも約1.15ユーロ(約120円)なのに比べて、ルクセンブルクでは約1.0ユーロ(約110円)と安いため、国境近くに林立するルクセンブルクのガソリンスタンドは、毎週末、隣国ナンバーの車で込み合っています。
こうしたガソリンスタンドは、併設の売店が酒やたばこも扱っているため、ますます隣国の人々をひきつけているようです。また、日曜日は営業しない一般の小売店の代わりに、コンビニエンスストアの役割も果たしています。
次回は、グローバル企業でのコミュニケーションのあり方についてお話しします。



構成/日笠由紀 デザイン/ラナデザインアソシエイツ