先輩たちに聞きました。 エントリー、何社した?

現時点(1月10日)でエントリーしているのは何社ですか?

img_souken_graph01_vol227「就活なんてまだまだ先のこと」と思っていても、あっという間に就活シーズンはやってくる。そんなみんなにとって、先輩たちの就活事情を知っておくことは、将来の就活のためにも役立つだろう。そこで今回は、就活をスタートした大学3年生・大学院1年生に、1月10日時点で何社にエントリーを済ませているかを尋ねてみた。すると、約3人に1人は「1~10社」と回答。「11~20社」が約2割、「21~30社」が約1割で続いた。また、「0社」と答えた学生も1割強となり、まだエントリーをしていない学生も1割強に上ることがわかった。平均は22.0社で、昨年同時期の調査の26.0社と比べて減少する結果となった。
属性別に見ると、女子学生、学部3年生、文系学生の方が、男子学生、大学院1年生、理系学生よりも平均社数が多い傾向が見られた。

 

これからエントリーする予定なのは何社ですか?

img_souken_graph02_vol227次に、今後、何社にエントリーする予定かと尋ねたところ、半数以上が「1~10社」と回答し、「11~20社」も16.5%と、大多数の学生は今後もエントリーを予定している一方で、約2割は「予定なし」と回答した。平均は12.4社で、昨年同時期の調査の16.2社と比べてやはり減少傾向となった。
属性別に見ると、男子学生、学部3年生、文系学生の方が、女子学生、大学院1年生、理系学生よりも平均社数が多い傾向が見られ、男子学生に関しては、エントリー済み社数こそ女子学生よりも少ないものの、今後のエントリーで挽回する勢いであることがうかがえた。
なお、エントリー済み社数と、今後のエントリー予定社数を足したトータルのエントリー社数は、平均34.5社。属性別では、学部3年生、文系学生の方が、大学院1年生、理系学生よりも平均社数が多い傾向が見られた。

 

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精密機器メーカー。日本には高い技術力があり、ある程度安定した需要があって、今後も残っているであろうことが期待できるから。専攻が生かせる点でも良いチョイスだと思う。(トータルのエントリー社数40社・大学院理学研究科1年・男子学生)

 

旅行業界へのエントリーが一番多い。特に、国内の観光に携わる仕事をしていきたいため、実際にツアーを企画しているような企業を中心にエントリーしている。また、旅行と密接にかかわりがある、鉄道業界やホテル業界にもエントリーしている。(トータルのエントリー社数63社・外国語学部3年・女子学生)

 

物流へのエントリーが一番多い。なぜなら、日本の産業は貿易を介することなしでは成り立たないから。(トータルのエントリー社数13社・文学部3年・男子学生)

 

特に業界を絞り込んでいるわけではないので、さまざまな業界に均等にエントリーしているが、強いて言えば、冠婚葬祭業へのエントリーが多い。理由は、高齢化する社会においては、今後、葬儀に関する仕事の需要が高まると予想されるから。(トータルのエントリー社数50社・国際地域学部3年・女子学生)

 

金融業界が多い。その中でもリース業は安定している企業が多いので、特に注目している。(トータルのエントリー社数83社・経済学部3年・男子学生)

 

出版業界。人の目につく機会が多く、自分が作った物が形として残ることに仕事のやりがいを感じるから。(トータルのエントリー社数6社・文化教育学部3年・女子学生)

 

福祉業界へのエントリーが多い。これから需要がさらに拡大していく業界であり、自分自身もいずれ利用することになるので、いずれ利用する立場としても業界を発展させていく必要があると思っている。(トータルのエントリー社数12社・人文学部3年・男子学生)

 

地元で就職したいと考えているので、このエリアの主要産業である自動車関連メーカーへのエントリーが多い。(トータルのエントリー社数80社・地域科学部3年・女子学生)

 

化学系の学科を専攻している私の場合、学部卒でも就職できる企業が多い印象のある食品業界に多くエントリー。(トータルのエントリー社数55社・工学部3年・男子学生)

 

不動産関係を中心にエントリーしている。宅建の勉強をしていて住宅関連の仕事に興味があるので、いっぱいアピールできそうだし!(トータルのエントリー社数60社・商学部3年・女子学生)

 

医療機器メーカー。高齢化の今、今後発展していく分野だと思うから。また、人々の命を救う事業に少しでも貢献できるという点でも魅力を感じるから。(トータルのエントリー社数14社・工学部3年・男子学生)

 

金融業界には、女性の働く環境が整っているイメージがあり、重点的にエントリーしている。(トータルのエントリー社数40社・現代マネジメント学部3年・女子学生)

 

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なるほど、先輩たちは今後のニーズや自分の興味関心、大学での専攻や勤務地など、いろいろな観点から志望業種を絞り込んで、エントリーをしているのね。これまでに私たち研究員がまとめたデータでは、就活中に志望業界が変わっていった先輩たちもかなりの割合でいたから、志望業界ってあまりガチガチに固めずに、業界や会社のことを知りながら、柔軟に考えるものなのかも。そう考えると、私が結婚相手に求める条件も、ガチガチに固めすぎなのかな。いつもKに「もっと現実的になれ」って言われるのも、そのせいなのかも…。

 

 

 

文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか

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