<前編>パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社

今回の取材先 パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
事業内容:家電から住宅、車載、B to Bソリューションまで、幅広い事業をグローバルに展開するパナソニックの全事業をITで推進。製品の開発・設計、製造、物流、販売の仕組み、IT基盤・ネットワーク、モノとインターネットをつなぐIoTやデータ分析など、製品がお客さまの手元に届くまでの全プロセスにおけるITソリューションを提供。また、パナソニック以外のさまざまな業種・業界における経営課題の解決にもITで貢献している。

2010年にパナソニック株式会社に入社し、現在はパナソニック インフォメーションシステムズで活躍している中谷 誠(なかたに・まこと)さんに、これまでのキャリアと仕事の醍醐味(だいごみ)をうかがいました。前編では、新人時代のお話を紹介します。

キャリアステップ (部署名は所属当時のもの)

2010年 京都大学大学院情報学研究科 修了
2010年 パナソニック株式会社 コーポレート情報システム社 マーケティング・ロジスティクスBU CRMグループ:4月に入社後、大阪にて、国内家電流通分野の営業支援システムの維持・改善、パナソニックショップ向けポータルサイトの構築・運営を経験(入社1年目)
2014年 コーポレート情報システム社:大阪で着手した東京でのプロジェクト遂行のため、5月、東京に転勤(入社5年目)
2015年 パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 販売物流ソリューション事業部:事業譲渡により10月に転籍。これまで通りの業務を継続(入社6年目)
2017年 首都圏販売・物流サポート事業部 CMS Jサポート部 CMS J営業情報システムチーム:ユニットリーダーとして日本地域コンシューママーケティング部門のIT基盤構築・サポートを担当(入社8年目~現在)

就職活動の時の思い・新人時代のエピソード

-入社のきっかけを教えてください

大学院で情報系の研究を行っていたので、その専門性を生かしたいと考え、情報システム部門のあるメーカーやITのベンダー企業など3社にエントリーしました。志望先を選ぶ視点として大切にしたのは、さまざまな業態や事業とかかわりを持てること。その点、パナソニックはグループの事業領域が広く、いろいろな事業を経験しながら自己成長できると感じました。また、修士1年の時、パナソニックでの3週間のインターンシップに参加したことも後押しとなりました。グローバル向けの調達部門で情報システムの企画業務に携わったのですが、そこで働く社員の顔が見え、職場の雰囲気も体感できたので、会社への愛着が湧きました。ですから、内定をもらった時は、そこで働く自分をすぐにイメージできたので、迷わず入社を決めることができました。

 

-入社後はどのように仕事を覚えていったのですか?

私が新卒で入社したのはパナソニック株式会社。その1部門であるコーポレート情報システム社に配属となりました。2015年の事業譲渡によって、現在のパナソニック インフォメーションシステムズに転籍しましたが、仕事内容や役割は変わっていません。

 

入社後、パナソニックの新入社員共通の研修として、経営理念やビジネスマナーに関する研修、工場の製造ラインでの実習、街の電気店での販売実習が合計10週間ほどありました。情報システム部門の研修としては、プログラム開発の基礎研修が1カ月あったあと、夏からは疑似開発プロジェクトを遂行する実践的な研修がスタートしました。また、11月から2月にかけては実際のプロジェクトに参加し、システムの設計・テスト・運用など、ITソリューションエンジニアとしての一連の業務の流れをOJTで学んでいきました。

 

長期にわたる研修があったことで、実務に対する不安がなくなりましたし、とても役立ちました。当社では大規模なプロジェクトが多く、プログラム開発のフェーズではパートナー会社に参画いただくことも多いのですが、実践的な研修を通じて、自分で開発し失敗も経験したことによって、状況が理解できますし、現場で起こりうることにも先回りして対処できるようになりました。

 

-新人時代に印象に残っているエピソードを教えてください

研修期間を経て独り立ちしたのは、2年目に入ってから。グループ会社の国内家電流通分野の営業支援システムの維持・改善、特約店の「パナソニックショップ」向けポータルサイトの構築・運営などを担当しました。中でも印象に残っているのが、2年目の秋から3年目の夏にかけて携わったプロジェクトです。

 

サーバーの入れ替えに伴い、営業支援システムの構成も変更して一から作り直すことになり、自ら開発計画を立案し、メンバー10人のリーダーとしてプロジェクトを進めていきました。携わる人数も業務規模も大きいのでプレッシャーはありましたが、先輩に確認するなどしながらプロジェクトをやり遂げ、“コスト低減”という目に見える成果で経営課題に貢献し、感謝してもらえたことはうれしかったですね。

 

仕事中の1コマ

進行中の案件の進捗(しんちょく)状況確認や報告など、大阪にいるメンバーとの打ち合わせにテレビ会議システムを利用することも少なくない。

→次回へ続く

(後編 1月26日更新予定)

 

取材・文/笠井貞子 撮影/鈴木慶子

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