<技術営業>日本ガイシ株式会社 シゴトバ&やりがい紹介|後編

-基本情報-
【本社所在地】名古屋市瑞穂区
【国内事業所】東京本部、大阪支社 営業所/札幌市、仙台市、富山県富山市、広島市、香川県高松市、福岡市 工場・研究所/名古屋市、愛知県半田市、愛知県小牧市、石川県能美市 海外/アメリカ、メキシコ、フランス、ベルギー、ポーランド、タイ、オーストラリア、中国、南アフリカなど
【従業員数】単独3937名(2017年3月現在)、臨時516名(2016年度平均)。連結1万7517名人(2017年3月現在)、臨時3451名(2016年度平均)
【事業内容】碍子(ガイシ)などの電力関連機器、自動車・エレクトロニクス部品などの各種産業用セラミック製品、ベリリウム銅など特殊金属製品の製造販売およびプラントエンジニアリング事業
-日本ガイシのすごいトコロ-
日本ガイシの社名にもなっている「ガイシ」といえば、電力の安定供給に欠かせない部品。さらにセラミックスの特性を利用した排ガス浄化用セラミックス「ハニセラム」やPM除去フィルター、半導体製造装置用セラミック部品なども製造している。
一方で、希少金属ベリリウムを添加した「ベリリウム銅」の量産化にも成功。今や自動車や産業機器、航空機、スマートフォンなどに欠かせないベリリウム銅だが、製造するのは日本ガイシをはじめ、世界で数社だけ。そのほか、グローバルスタンダード製品も数多く保有している。また、売上高の約60パーセントを大気や水の浄化や再生可能エネルギーの安定化に貢献する製品が占め、環境貢献メーカーとしても注目されている。
2014年度から、2017年度に売上高に占める新製品比率を30パーセントまで上げる「2017 Challenge 30」を掲げ、達成見込み。今後も継続的に新製品の創出に取り組んでいく。

前編では【日本ガイシ エレクトロニクス事業本部 金属事業部 開発部】のシゴトバを紹介しました。
後編では小河伸行さんに入社の決め手やシゴトバの魅力、これから就活を迎える学生さんへのアドバイスなどをお話しいただきます。

<後編>「日本ガイシ」で活躍する社員にインタビュー

-学生時代の専攻を教えてください。

大学は横浜国立大学工学部(現・理工学部)生産工学科。その後、同大大学院工学府で機能発現工学を専攻しました。
入学当時はロボットの設計に興味があったのですが、学んでいくうちにロボットの性能を決める要素のひとつとしての金属に関心が向きました。素材の組み合わせや加工・熱処理方法によって無限に特性を変えられる、金属の可能性にロマンを感じたのです。

-就活中の企業選びで大切にしていたことと、入社の決め手を教えてください。

日本ガイシに勤めていた同じ大学院のOBが、たまたま研究室に置いていった会社案内を見て興味を持ち、説明会に行ったのが直接のきっかけです。ほかにも金属系やセラミック系など何社かの説明会にも行きましたが、日本ガイシにひかれたのは以下の3点です。

1. 経営に余力がある
2. セラミックスだけでなくさまざまな材料を扱っている
3. 縦横の人間関係が良さそう

「経営に余力がある」ということは、研究の予算もあるということ。研究をやりたい人間にとってこれはとても重要で、ある程度自由に商品開発ができそうだというのは大きな魅力でした。
それを実感したのは、入社から5年ほどたって、ベリリウム銅の開発チームに加わった時。研究のテーマリーダーとして、最初に与えられた「ベリリウム銅の曲げ加工性を改善する」というテーマに対し、実験方法を考え、必要な試験設備を導入しながら取り組むことができました。
最終的に量産ラインの立ち上げまで担当したので、工場の現場担当や設備担当の社員とも接する機会があり、この時に得た知識や人脈が、今の営業の仕事でも大いに役立っています。

2つ目は、技術者としての幅を広げるためにも必要だと思いました。日進月歩のテクノロジーを支える金属ですが、それだけに求められる性能や特性もどんどん変化しています。そのスピードに対応するためにも、ひとつの材料に特化せず、さまざまな材料を扱っていることはメリットになると思ったのです。

3つ目はほとんど勘のようなものですが、説明会や工場見学でさまざまな社員と話し、現場の人たちの人間性に魅力を感じました。
入社してみると、約1万8000人の社員がいる中で、金属事業部はわずか500人ほど。そのうち約200人が知多事業所にいます。比較的小規模ということもあり、事業部全体がファミリーみたいな雰囲気。実際、今までどんなことでも、話しにくいと思ったことはありません。金属に詳しい人が多いので、飲み会などでも最終的には金属の話になってしまいますが(笑)。

-金属事業部 開発部で必要とされるスキル・知識はありますか?

金属事業部といっても、金属の専門家ばかりではありません。製造ラインや設備を作る設備・機械系の人もいますし、数年前からさまざまな数値をビッグデータとして日々の業務に活用する取り組みを始めたので、ITのスペシャリストもいます。
今は女性のセールスエンジニアはいませんが、金属事業部全体では大勢の女性が活躍しています。

ただ、セールスエンジニアに限っていえば、4つの能力が必要だと思います。
1つ目はもちろん「自社製品と素材に関する専門知識」。2つ目は「コミュニケーション能力」。お客さまのニーズを正確にくみ取り、現場に伝えるために、とても大切な能力です。3つ目は一種の「マネジメント能力」です。というのも、セールスエンジニアは、市場のニーズを見据えた新製品の提案など、企画の役割も担っています。自分が発信したテーマについてコントロールタワーとなって、方向性やスピードを見ながら関係者を動かしていくためにも、マネジメントの能力は必要不可欠だと思います。

そして4つ目が「語学力」、特に英語力です。セールスエンジニアとして、海外のお客さまとやりとりする機会はどんどん増えています。
でも、英語に自信がないからとあきらめることはありません。総合職の新入社員を対象に、英語の基礎力とビジネス実践力を養成する研修を1 年間にわたって行います。終了後にはプレゼンができる程度の英語力を身につけることができます。
それ以外にも、入社や昇格などの節目ごとに実施するキャリア教育をベースに、年間を通じて約120種の教育プログラムが用意されているので、入社してからもさまざまな形でスキルアップを目指すことができます。


▲三重県鳥羽市にある社員研修施設「鳥羽総合研修センター」。

-入社してから感じる日本ガイシの魅力は?

私に限らず、製造現場と市場の両方を知っている人材を育てようというのが日本ガイシの人材育成の方針です。メーカーにとっては製造現場と市場が両輪。効率よく回すには、どちらも知っている人の方が、的確でスピーディーな判断を下せるからです。
私は自ら志願してセールスエンジニアになりましたが、ほかの面でも、自分がやりたいことをアピールすれば、かなえられる風土があると思います。もちろん、そのための実力とキャリアを備える必要はありますが。

-入社を目指す学生さんへのアドバイス

あらゆる情報がインターネットで簡単に手に入る時代ですが、それだけで判断しないでほしいですね。実際に会社や工場に足を運んで、現場を見て、そこにいる人と話してください。OB・OG訪問も有効だと思います。
私が直感で「人間関係が良さそう」と感じたように、自分で動いて得られる直感を大事にするといいと思います。

300円でぜいたく気分! 味も人気の社員食堂


300円も出せばおなかいっぱいになれると人気の社員食堂。カレーやラーメン、名古屋ならではのきしめんといった単品メニューも人気です。また、日本ガイシのすべての社員食堂(4地区8食堂)で、栄養バランスに配慮しカロリーも抑えめの「ヘルシーメニュー」を食べると、アフリカの子どもたちに給食1食分(20円)が寄付される「TABLE FOR TWO」のプログラムにも参加しています。

名古屋市の本社敷地内には、なんと神社まであるんです。その名も「ニチガイ神社」。毎年創立記念日である5月5日直後の大安吉日に、会社の発展と繁栄を祈願する例祭が行われています。

取材・文/小野千賀子 撮影/刑部友康

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