<製造>東邦亜鉛株式会社 シゴトバ&やりがい紹介|後編

-基本情報-
【本社所在地】東京都千代田区
【製錬所】安中(群馬県安中市)、契島(広島県豊田郡)、小名浜(福島県いわき市)
【事業所】藤岡(群馬県藤岡市)
【支店】大阪、名古屋
【従業員数】675名(2017年9月30日現在)
【事業内容】非鉄金属製錬事業を中心に、資源事業(鉱山開発)、電子部材事業、環境・リサイクル事業、ソフトカーム(遮音建材)事業を展開している。
-東邦亜鉛のすごいトコロ-
非鉄金属(亜鉛・鉛・銀)製錬業において、国内生産トップクラスのシェアを有するリーディングカンパニー。主力事業である亜鉛製品の国内シェアは、約20パーセントを占める。1937年の創業時より、豊かな暮らしに欠かせない非鉄金属製品を通じて社会に貢献している。鉱山開発から金属製錬まで一貫して手掛けおり、非鉄金属製品の安定供給体制を確保している。

前編では【東邦亜鉛 安中製錬所】のシゴトバを紹介しました。
後編では菅大輔さんに入社の決め手やシゴトバの魅力、これから就活を迎える学生さんへのアドバイスなど、お話しいただきます。

<後編>「東邦亜鉛」で活躍する社員にインタビュー

-学生時代の専攻を教えてください

岩手大学大学院 フロンティア材料機能工学専攻を修了し、2012年に東邦亜鉛に入社しました。学生時代の専門は応用化学。層状複水酸化物という粘土化合物に関する研究です。層状複水酸化物は積層構造となっており、その層空間に原子や分子、イオンなどのゲスト物質を取り込むことができることや、合成が容易で生体親和性があることから、ドラッグデリバリーシステム(薬の効果を最大限に発揮させるために、体内での動きを制御する技術)への応用が期待されている素材です。ナノレベルの粒子に医薬成分を取り込み、抗がん剤を合成するということに取り組んでいました。

-就活中の企業選びで大切にしていたことと、入社の決め手を教えてください

企業選びで大切にしていたことの第一は、あらゆる製品の基礎となるモノを作っていることです。そこで素材を作っている化学や非鉄金属メーカーを候補としました。学生時代に学んでいた応用化学の知識も生かせます。また、学生時代に抗がん剤への応用を研究していたことから、医薬品メーカーも考えました。

そして、業界を絞った上で次に大切にしたポイントは、長く働き続けられるかどうか。勤続年数などを調べると共に、会社説明会などでは、採用担当者に尋ねて情報を得ました。

東邦亜鉛に決めた理由は次の3つです。
1. 研究室の先輩が活躍していた
2. 希望していた業界の一つであり、亜鉛・鉛・銀でトップクラスのシェアを持っている
3. 会社説明会や面接などで詳しく話を聞いてもらうなど、親切に接してくれた

東邦亜鉛は私の研究室だけではなく、同じ大学院の先輩も多く働いており、その先輩たちから「こんな活躍ができる」という話を聞いていました。そこで、学生時代の専門は製錬ではありませんでしたが、私も非鉄製錬の分野で活躍したいと考えたのです。

東邦亜鉛が製錬しているのは亜鉛や鉛、銀。特に亜鉛は自動車や家電製品、精密機器、建材などさまざまな用途に使われており、私たちの生活に欠かせない素材です。そういった素材作りに携わることは、社会の根幹を支えることにもつながります。そこにも魅力を感じました。

そして最大の決め手となったのは、説明会や面接で会った人たちがみんな親切だったこと。学生時代の研究内容を詳しく聞いてくれたり、また会社について質問をしても丁寧に答えてくれたりしました。そういう姿勢から人を大切にしている会社だなという印象を得たのです。平均勤続年数も18年と長いですからね。

-入社してから感じる東邦亜鉛の魅力は?

当社の魅力は、若手の意見もよく聞いてくれるなど、風通しが良く、新しいことにチャレンジしやすい環境であること。例えば今、私が管理している有価金属回収の設備は、私が入社2年目の時に提案したものです。このように若手のうちから責任ある仕事を任せてくれるのも当社の魅力だと思います。

また、スキルアップの機会が多々用意されているのも魅力です。私は入社4年目の時に、国際資源大学校という、非鉄金属製錬産業や資源リサイクル産業の人材育成を目的とした、社外機関が開催する2週間の基礎コースを受講させてもらいました。同業他社の人たちと共に机を並べて学ぶのは面白い経験でしたね。実際に、他社の製錬の現場を見に行けたのも良い経験となりました。

-安中製錬所で必要とされるスキル・知識はありますか?

学生時代の専攻で多いのは材料や化学系です。製錬分野の出身者もいますが、必ずしもその知識が必要というわけではありません。私が学生時代に学んだことで役立っているのは、化学の知識と試験や研究の取り組み方、分析機器の扱い方などです。あとは入社してから身につけていくことができると思います。

あれば良いと思われるスキルは英語ですね。当社では、オーストラリアにある子会社CBH社での研修があります。私も入社4年目の時に2カ月半、1人でCBH社の鉱山に赴き、鉱石が出荷されるまでのプロセスを学びました。現場で働いている人たちとの会話はすべて英語。英語ができればより深い会話ができたと思いました。

-入社を目指す学生さんへアドバイス

情報収集で大事なのは、とにかく興味のある企業に足を運んで、話を聞くことです。実際にその企業の人と話をすることで、その企業の雰囲気も知ることができます。そしてその雰囲気が自分に合うかどうかも、重要な情報だと思うのです。東邦亜鉛の採用担当者は、すごくフランクで臨機応変に対応してくれました。その時に感じた雰囲気の良さは、今も変わりません。

まるで要塞!? 『工場萌え』する夜景

photo6
『工場萌(も)え』の人たちの間で、高い人気を誇っている安中製錬所。小高い山に配置されている設備はまるで要塞(ようさい)のよう。特に夜景は大人気で、多くの工場や夜景好きの人たちが撮影に訪れるそうです。

安中マラソン

安中市が開催している市民マラソン大会に、参加した時のひとコマ。毎年、製錬所のメンバーは仮装して参加。大会を盛り上げています。

取材・文/中村仁美 撮影/臼田尚史

就活をはじめる以前に、本当はいろんな不安や悩みがありますよね。
「面倒くさい、自信がない、就職したくない。」
大丈夫。みんなが最初からうまく動き出せているわけではありません。

ここでは、タテマエではなくホンネを語ります。
マジメ系じゃないけどみんなが気になる就活ネタ。
聞きたくても聞けない、ホントは知りたいのに誰も教えてくれないこと。
なかなか就活を始める気になれないモヤモヤの正体。
そんなテーマを取り上げて、ぶっちゃけて一緒に考えていきましょう。

みなさんが少しでも明るく一歩を踏み出す気持ちになれることが、
私たちの願いです。