株式会社ゴールドクレスト 今泉さん(入社14年目・設計監理部 係長)|後編【先輩たちのワーク&ライフ】

今回の取材先 株式会社ゴールドクレスト
用地取得から商品企画、広告戦略立案、販売・管理に至るまで、すべてを自社で手がける不動産デベロッパー。東京都中央区・港区など都心を中心に、タワーマンションなどの物件を開発している。
いまいずみ・まさこ●設計監理部 係長。広島県出身。35歳。九州大学工学部建築学科卒業。2004年入社。現在、夫と5歳の息子、3歳の娘と4人暮らし。

入社9年目、11年目にそれぞれ1年間の産休・育休を取得した今泉さん。周りの理解がありがたいと話す、現在の働き方や業務内容について話をうかがいました。

4年目の後輩メンバーとペアを組み、柔軟な働き方を実現

-2度の産休・育休を経て職場復帰。仕事観は変わりましたか?

大きく変わったのは、時間の捉え方です。子どもが小さいうちは、昼寝をしてくれている間にいかに多くの家事を終えられるかのスピード勝負。「この1時間の間に、この家事を済ませよう」と頭の中で素早く計算しながら動く段取り力がつきました。職場復帰後は9時から16時までの時短勤務で常に時間に追われていますが、「今日やるべき仕事」と「明日でも大丈夫な仕事」という優先順位を見極める能力が上がり、判断力、決断力が以前よりも上がったと感じています。

育児との両立については周りの理解が深く、上司の提案により職場復帰後から「ワーキングシェア」をさせてもらっています。具体的には、現在4年目の女性社員とペアを組み、同じ物件を担当。私がいつも現場に足を運べるとは限らないので、現場での実務などは後輩が担当し、私は間取りのプランニングやデザイン案出しなどディレクション業務を担当します。若手メンバーにとっては、私の知見を吸収しながら実践的な業務経験を積むことができますし、私にとっては、案件に携わりながら時短勤務とうまく調整ができて、まさにWin-Winな関係。働きやすい道を提示していただき、とても恵まれた環境だなと思います。

上司の配慮で、やりたい仕事に集中できている

-現在の仕事内容について教えてください。

リゾートタワー施設の共用施設のデザインや、ホテルのリニューアル工事など、内装やデザインにかかわる業務を中心に担当しています。業務内容に関しては、「時間が限られているのだから、より得意なことをさせよう」と上司が考慮してくれました。

私は、「ヒューマンスケール(人が活動するのに適した空間のスケール)でいかに心地よい空間を作り出すか」に強い興味を持っていたので、入社5年目の時にインテリアコーディネーターの資格を取っていたんです。リニューアル工事は、既存の建物という“制限”の中で、内装デザインによって空間を一変させる仕事。新築物件とは違った難しさと面白さがあります。

-今後、実現したいことは何ですか?

今まで通り一つひとつの建物を全力でいいものにするよう責任を持って取り組んでいきたいですし、チャレンジも続けていきたいです。

今年はリニューアル工事という新しい業務を担当し、新たな分野で今までのノウハウを生かすことができ、手ごたえを感じました。これまで担当してきた新築のタワーマンションなど大型物件は、開発に1~2年かけることが多くありました。しかし、リニューアル工事は、1フロアを1カ月で完成させるなど、スピード感がまったく異なります。短い工期の中、素早い判断力が求められるチャレンジングな環境はいい刺激になっています。

設計には正解がないので、「もっとよくできないか」と常にベストなものを追求し続け、終わりがありません。できるだけ多くの物件を見て「この素材がいい」「色がいい」といった引き出しを一つでも増やしていく。それが提案の幅になります。土日に外出するときは、つい周りの物件を眺め、気になる壁や床の素材を触りに行ってしまうことも(笑)。入社以来、一貫して設計監理部にいますが、常に新しい物件が舞い込み、それは一つとして同じ条件ではありません。「その場所にふさわしい建物、人々がそこに住み続けたいと思えるベストな設計は何か」を毎回試されるので、飽きることがありません。

2017年10月、千葉の知り合いの農家で、野菜の収穫体験。

ある一日のスケジュール

タイムスケジュール_v1_01

夫は同じ業界の営業職。平日休みなため、週2回は保育園の送迎を夫に任せる。休みが合わないので、夏と冬に取る長期休暇が家族でゆっくり過ごせる貴重な時間。

取材・文/田中瑠子 撮影/鈴木慶子

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