信託銀行内定 國學院大學 法学部 中嶋さん【2018卒内定者インタビュー】

就活データ
志望業界:金融、不動産 インターンシップ参加:0社(部活動が忙しく参加する時間が取れなかった) 説明会参加:35社(うち合同企業説明会2回) 先輩訪問:3人 (志望企業の実業団(剣道部)の練習に参加し話を聞いた) エントリーシート提出:25社 面接:15社 内定:7社 活動費用:約17万円(交通費2万円、洋服代10万円、外食費5万円) 自宅もキャンパスも都内にあるため交通費はそこまでかからなかった

“自分自身”が頼られるような仕事がしたいと思った

体育会剣道部で練習最優先の生活を送っていたこともあり、就活を始めたのは、選考が解禁になる直前の大学3年2月でした。剣道部同期の中では早い方だったので、あまり焦りがなく「そろそろ(進路について)考え始めなくては」と合同企業説明会に参加し始めたのがスタートでした。

業界は、当初、漠然と金融業界と不動産業界に絞っていました。剣道部の先輩に金融業界に進んでいる方が多く、金融業界の情報が自然と入ってたのでイメージがつきやすかったんです。3月に入り会社説明会に行った時、「お客さまが、ものではなく自分自身という“人”に信頼を寄せてくれるところが、金融の仕事の最大の面白さ」という話を聞いて、あらためて興味を抱きました。中学から大学まで剣道部に所属し、副主将を務めたこともある中では、部員に頼られる存在であるためにどうすべきかを常に考え行動するようにしていました。団体戦などのチーム内で「信頼関係」ができると思わぬ力を発揮できることも学んできたので、社会人になっても、お客さまとそんな関係を築ける金融の仕事に魅力を感じたんです。

不動産業界に興味を持ったのは、大学3年時に宅建(宅地建物取引士)の資格を取得した時でした。法学部で法律について勉強していたので、その知識を生かして社会に出ても役立つ資格を取ろうと挑戦していたんです。資格勉強の過程で不動産の基礎知識が身についたので、それらを生かす道も選択肢に入れたいと思いました。

選考が始まった3月も、部活の練習がほぼ毎日入っていましたが、就活を優先させたスケジュールを組み、35社の企業説明会に参加。業務内容や社風が自分に合っていると思った25社にエントリーしました。

志望企業の実業団の稽古に参加し、社風を肌で感じた

エントリーシートを書く上で意識したのは「自分の言葉で書く」ということです。あえて、「エントリーシートの書き方」といった教材は見ずに、自分だから書けるエピソードにこだわりました。具体的には、剣道部の練習と宅建の資格勉強を両立させ、自己管理しながら目標を達成した経験を記しました。書いたものは、大学の経理課の方に添削してもらい、文章のつながりが不自然なところ、思いが伝わりにくいところを指摘してもらいました。

経理課の方は、就活指導を専門にやっているわけではないのですが、大学の財務業務をする上で銀行の方と付き合いが多く、金融業界側の視点を最もリアルに持っていました。剣道部の先輩もお世話になったことがあると聞いたので、個人的に就活相談をお願いしました。その後、付き合いのある銀行の方に会わせていただくこともあり、とてもよく面倒を見てもらいました。

また、志望企業の社風をより肌で感じるため、実業団の剣道の稽古に参加できないか直談判し、2社ほど参加させていただきました。剣道では、大学生や社会人などいろんな組織に属している方が自由に参加できる「合同稽古会」というものがあるのですが、そこで偶然、志望企業の実業団の方にお会いしたんです。「実業団の稽古に参加させてください!」とお願いしたら快諾を頂いて…。稽古に参加すると、社員の方の雰囲気がとてもよくわかり、働くイメージを具体的に持つことができました。

内定は、銀行、証券会社、信託銀行など7社から頂きました。相続業務をはじめ亡くなったあとのことまで信頼を寄せていただき、お客さまと末永い関係を築ける点に魅力を感じ、最終的に信託銀行への就職を決めました。

就職活動で大変だったこと・学んだこと

大変だったのは、部活の練習と会社説明会や面接のスケジュール調整です。大学3年の3月は、大会前の選手選考の時期だったので、就活で練習を休まなくてはならないときは、隙間時間に自宅でトレーニングするなど、後れをとらないように工夫しました。

精神的にきつかったのは、結果が出始めた6月上旬に、第2志望、第3志望だった企業に立て続けに落ちてしまったことです。その2社は3次、4次面接などある程度進んでいたため落胆も大きく、第1志望にも落ちてしまうんじゃないかとネガティブな思いを払拭(ふっしょく)するのが大変でした。数日はくよくよしていたのですが、お世話になっていた経理の担当者に落ちたことを報告すると、「私がしっかりサポートできなかった責任」と頭を下げられてしまい、それを機に奮起。応援してくれている人のためにも、あきらめずに続けようと切り替えることができました。就職活動は、どうしても一喜一憂することが多いので、ぶれずに応援してくれる存在がいる大事さを実感しました。

就活スケジュール

大学3年2月
就職活動を本格始動
体育会剣道部の活動に忙しく、本選考直前の2月に活動をスタートさせた。部内では早い方だったため、あまり焦りはなかった。
大学3年3月
企業説明会に参加
金融、不動産以外にもメーカーなど35社の説明会に参加。お客さまと末永く関係を築く金融の仕事にあらためて魅力を感じた。
大学3年4月
本選考スタート
金融の中でも信託銀行が第1志望に。ちょうど祖父が相続の話を信託銀行の担当者としていたタイミングで、「(担当者は)本当に頼りになるし、お世話になっている」という祖父の言葉を聞き、さらに志望度が高まった。
大学4年6月
内々定
6月に入って、志望度の高かった2社の選考に落ちてしまい落胆。第1志望の企業に向けて気持ちを切り替えられたのは、面倒を見てくれていた経理の方がいたからだった。

 取材・文/田中瑠子 撮影/鈴木慶子

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