銀行内定 立教大学 中原夕璃恵さん

就活データ
志望業界:金融 インターンシップ参加:4社(銀行、損保) 説明会参加:30社(うち合同企業説明会0回) 先輩訪問:0人(企業側から大学限定の社員訪問会が案内されることがあり、複数回参加した) エントリーシート提出:20社 面接:1社(第一志望企業から最初に内定をもらったため、そのあと予定していた8社の選考をすべて辞退した) 内定:1社 活動費用:約15万円(交通費6万円、洋服代4万円、外食費3万円、写真撮影代2万円)

学生一人ひとりへの社員の接し方を見て「ここで働きたい」と確信

両親ともに金融機関(銀行、証券会社)で働いていたため、金融業界で働くイメージを自然と持っていました。大学3年の6月からインターンシップの選考を受けるなど就活をスタートさせ、夏に銀行3社と損保1社のインターンシップに参加。クライアント企業の事業成長をともに実現させる銀行の仕事に、大きな魅力を感じました。中でも、学生一人ひとりに対する社員の接し方がどこよりも丁寧な現在の内定先にひかれ「ここで働きたい」と強く思うように。社員の皆さんの姿勢に「お客さまを第一に考える」という企業のあり方が垣間見られ、すぐに第一志望となりました。

 

3月に選考が始まるまでは、小学生時代から大学までの自分の行動や気持ちを振り返ってノートに書き出すなど、自己分析を深めました。大学では英語ディベートサークルに所属し、副サークル長として後輩の相談に乗ることも多くありました。サークルをまとめる上で鍛えられたのは、立場の違うメンバーの話を主観にとらわれず聞くことができる傾聴力でした。その強みを、銀行で働く上でどう発揮できるかを考えながら、エントリーシートや面接で伝えられるようにノートにまとめておきました。

 

先輩の生の声を聞きに行き、働く姿をイメージしていった

本選考が始まった3月からは、金融業界を中心に約30社の会社説明会に参加。第一志望の銀行に関しては、複数回の会社説明会や先輩社員との座談会など、参加できるイベントにはすべてエントリーし、企業理解を深めていきました。企業側から大学限定の社員訪問セミナーの案内メールをいただくこともあったので、時間がある限り参加し、先輩社員のリアルな話を聞きに行きました。特に、全国転勤ありの総合職を志望していたこともあり、女性の先輩社員がどう働いているのかに興味がありました。産休・育休を取得して仕事を続けている方の話を聞けたことで、具体的な働くイメージを持つことができました。

 

企業研究は3月以降もずっと続けていました。金融業界に進みたいという気持ちは就活を始めた当時から思っていたことでしたが、他業種の会社説明会にも参加していくことで、「なぜ金融業界がよいのか」という理由を突き詰めていくことができたんです。

 

エントリーシートでは、自己分析で見えた自分の強みと、企業研究でわかった企業側が求める能力とのマッチを考えて書くように心がけました。会社説明会や先輩方の話から、お客さまの声に寄り添う傾聴力や、数字に対して責任を持つ負けん気の強さが大事だと聞いていたので、英語ディベートサークルでのエピソードを盛り込みながら文章を作っていきました。私はある程度業界を絞って活動していたので、エントリーシートの提出期限が重なり、4月中は、日中は会社説明会、夜はエントリーシート作成とWebテスト受検という日々が続き、体力面では最も大変な時期でした。

 

6月に入るとすぐに、冬のインターンシップのときから第一志望だった銀行から内定をいただき、就活を終えました。収集できる情報にはすべて触れようと選考が始まった4月、5月も企業研究を深めていき、面接を不安なく迎えられたのが大きかったと思います。

 

就職活動で大変だったこと・学んだこと

インターンシップに参加したことで、銀行業務の理解が深まりました。実際の業務、あるいはそれに近いものに触れられる貴重な機会なので、これから就活を始める方はインターンシップに積極的に参加するとよいと思います。

 

私は銀行を志望していましたが、銀行と一言でいっても、メガバンク、地銀、政府系金融機関など、業務には細かな違いがあります。選考では、各社の違いを理解し「なぜ地銀ではなく、メガバンクなのか」といった理由を自分の言葉で説明できることが大切だと実感しました。またインターンシップをはじめ、会社説明会など、社員の方と話せる機会を活用し、「この会社だからできること」をしっかりヒアリングすることが大事だと思います。

 

就活スケジュール

大学3年夏
インターンシップに参加
5日間のインターンシップで、実際の業務理解を深めることができた。社員と直接コミュニケーションを取れる機会もあり、同じ業種内の社風の違いを肌で感じられた
大学3年3月
本選考スタート
銀行が第一志望だったが、ITやメーカーなど、他業種の説明会にも参加することで「自分はなぜ金融業界に進みたいのか」という理由を明確にしていった
大学3年4月
エントリーシート作成
会社説明会で社員の方に「銀行で働く上で求められる力」をヒアリングしていたため、その内容とマッチした自分の強みを結びつけて書いていった
大学4年5月
選考に参加しながら、企業研究を進める
会社説明会で聞いた内容をまとめたり、企業パンフレットやホームページを読み込んで業務内容を改めて整理したりと、企業研究を深めていた。面接で何を聞かれても答えられるように情報収集にしっかり時間をとっていた
大学4年6月
内々定
第一志望とおいていた銀行から内々定をもらう。ほかにも選考に進んでいる企業もあったがすべて辞退し、就活を終える

 

 取材・文/田中瑠子  撮影/鈴木慶子

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