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掲載日:2013年1月24日

大学3年生・大学院1年生に聞きました。今年の就活、どうなりそう?

今年の就活、どうなりそうですか?

解説
  就活をスタートした大学3年生・大学院1年生に、今年の就活がどうなりそうか、その見通しを尋ねたところ、5割弱が「景況感から厳しくなると思う」と回答。次いで、約2割が「自分の就活には影響はないと思う(なんとかなると思う)」、13.3%が「例年よりも良くなると思う」と回答した。昨年同時期の調査では、「景況感から厳しくなると思う」が55.6%、「自分の就職活動には影響はないと思う(なんとかなると思う)」が21.3%、「例年よりも良くなると思う」が2.2%、「よくわからない」が20.7%であったことから考えると、先輩たちと比べて悲観派が減り、楽観派が飛躍的に増えたことがわかる。
  属性別に見ると、女子学生、学部生、文系学生に悲観派が多く、大学院生と理系学生に楽観派が多かった。

なぜそう感じた??         〜リアルボイス編〜

大手企業の予定採用人数などを見てみると、例年より減少、または変わらずといったところが多いため、大手企業は厳しいと思う。(「景況感から厳しくなると思う」と回答・法学部・男子学生)

良くなるのでは? 少しずつではあるが、内定率が持ち直してきているデータがあるから。(「例年よりも良くなると思う」と回答・文学部・女子学生)

有効求人倍率を見ると、企業規模や業種にこだわらなければ就職先自体はある。景気が良かろうと悪かろうと、自分は必要なだけ努力をするだけだと思う。(「自分の就活には影響はないと思う」と回答・法学部・男子学生)

わからない。政府・日銀の協力によって、円高がおさまり、日経平均は回復したものの、これがいつまで続くかは不明。(「よくわからない」と回答・法学部・女子学生)

景気は一向に回復する気配がないため、厳しくなるだろう。さらに2014年の消費税増税も重なって、企業は人件費をさらに減らそうとすると思う。(「景況感から厳しくなると思う」と回答・総合マネジメント学部・男子学生)

景気自体はまだ回復していないが、安倍政権成立によってこれから良くなっていくと見通しを出している企業が多い。それが採用人数などにも反映されているような気がする。昨年よりはマシだと思う。(「例年よりも良くなると思う」と回答・経済学部・女子学生)

何とかなる! そう思いたい。特に、私の志望業界に限ってみれば、求人は比較的多く、高望みさえしなければどこかしらには入社できると思うので。(「自分の就活には影響はないと思う」と回答・大学院工学部・男子学生)

大企業には、学生を早期に採用しようとする動きがありますが、中小企業に関しては、そうでもない印象があります。中小企業に目を向ければ大丈夫かも?(「よくわからない」と回答・学芸学部・女子学生)

東日本大震災やリーマン・ショックの影響が色濃い時期に比べましだと思う。おそらく企業を限定しなければなんとかなるのでは?(「自分の就活には影響はないと思う」と回答・大学院工学研究科・男子学生)

景気がまだまだ良くないことに加えて、私の第1志望は、とても人気のある企業。ほかの学生からの応募も集中すると思うので、私の就活は厳しくなると思う。(「景況感から厳しくなると思う」と回答・法学部・女子学生)

状況は良くなるような気がする。なぜなら、ここ1年で、リーマン・ショック、東日本大震災級の経済的打撃がなかったから。政権交代で景気回復の兆しが見えていることもあり、楽観視している。(「例年よりも良くなると思う」と回答・大学院総合情報学専攻・男子学生)

研究員Fのひとりごと

半数近くの就活生が「厳しくなりそう」と悲観しているものの、「例年よりも良くなると思う」と答える人の割合が激増していることを考えると、去年と比べて明るい兆しが見えてきた今回の調査。2013年卒業の先輩たちの有効求人倍率を見ても、2012年卒業予定者の1.23倍に対して、2013年卒業予定者は1.27倍と、わずかではあるけど持ち直してるんだよね。さらに、従業員1000人未満の企業では1人の学生を約2社で、流通業種でも1人の学生を約4社で取り合うような数字になっていたりして、必ずしもすべての企業で厳しい競争を勝ち抜かなければならないわけじゃないんだ。就職環境の厳しさを嘆く前に、まずは行動して、自分に合う会社、自分を必要としてくれる会社に巡り合えるような会社選びをしたいものだね。

研究員F
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文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか デザイン/ラナデザインアソシエイツ

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