就職ジャーナル | 1日10分の社会勉強サイト

HOME > 学生DATA > 学生×シゴト総研 > 自己分析、業界・企業研究…どんな方法がお勧め?

掲載日:2010年9月30日

先輩たちに聞きました。自己分析、業界・企業研究…どんな方法がお勧め?

自己分析は、どんな方法がお勧めですか?(複数回答)

解説
  就職活動を経験した大学4年生・大学院2年生で、「もう一度、就職活動をする年の10月に戻れるとしたら、就職活動のために何に注力するか」という問いに「自己分析」と答えた学生414人に、お勧めの方法を尋ねたところ、「自分の過去を振り返ってみる」という答えが約7割でトップに。次いで「家族や友人に自分の長所・短所について尋ねてみる」も約6割で続いた。「自分自身について考えぬいてみる」も半数を超える結果となった。「その他」では、「分析結果を何度も人に見てもらい、見直していく」「小学校・中学校・高校の時の通知表など見て自分の行動特性を探る」といった声が寄せられた。

企業研究は、どんな方法がお勧めですか?(複数回答)

解説
  同じく、「もう一度、就職活動をする年の10月に戻れるとしたら、就職活動のために何に注力するか」という問いに「企業研究」と答えた学生394人に、お勧めの方法を尋ねたところ、「その企業のサイトやインターネットで情報収集する」が約7割、「会社説明会・セミナーに参加する」「多くの企業について調べる」が6割前後で続き、「早めに行動する・とにかく行動する」「その企業の社員と話す」も約5割でほぼ並んだ。「その他」では、「同業他社について、項目ごとに比較できるように、エクセルで表を作って整理する」などの声が寄せられた。

業界研究は、どんな方法がお勧めですか?(複数回答)

解説
  同じく、「もう一度、就職活動をする年の10月に戻れるとしたら、就職活動のために何に注力するか」という問いに「業界研究」と答えた学生301人に、お勧めの方法を尋ねたところ、「説明会・セミナーに参加する」が約7割でトップに。「インターネットで調べる」「本・新聞から情報を仕入れる」「志望以外の業界も調べてみる」も6割前後で続き、「OB・OGなどその業界の人の話を聞く」も半数以上にのぼった。

OB・OG訪問は、どんな方法がお勧めですか?(複数回答)

解説
  同じく、「もう一度、就職活動をする年の10月に戻れるとしたら、就職活動のために何に注力するか」という問いに「OB・OG訪問」と答えた学生139人に、お勧めの方法を尋ねたところ、「OB・OGをキャリアセンター・就職課など大学の窓口を通じて調べる・紹介してもらう」が7割を超えてトップに。「OB・OGを知人をたどって探す」が約6割、「サークル・部・ゼミの先輩に声をかけてOB・OGを探す」も半数を超える結果となった。「その他」では、「自分や友人の研究室のOB・OGを探す」「企業に電話をかけて、紹介してもらう」などの声が寄せられた。

これから就職活動を始める後輩へのアドバイスは? 〜リアルボイス編〜

なるべく早い時期に自分の軸となる考え方や自分の強みを発見すること。それらを具体的なエピソードで裏づけながら、志望動機とうまく結び付けましょう。まずは、過去の自分を振り返って自分自身の考え方の軸や自分の強みを発見して。自分一人で見つけられないときは自分をよく知る友人に相談してみるといいと思います。(工学部・男子学生)

知名度が高い大手企業だけでなく、中小企業やベンチャー企業も見てみよう。自分の肌がよりなじむのはどのような社風か、どういう企業だろうかと、常に比較し、なぜそうなのかを分析することが大切。(法学部・女子学生)

就職活動の途中で、志望する企業のタイプを、部品を組み立てて製品化する大手メーカーから、部品メーカーへと変更したところ、就職活動がうまくいくように。最初は、企業を絞り込まずに、幅広く検討した方がいいのでは?(大学院工学研究科・男子学生)

エントリーシートにせよ、面接にせよ、問いに対しては、必ず、結論→理由の流れで説明をすると自然と論理的に話すことができて、良い印象を与えられました。また、自分の純粋な気持ちを、ありのまま素直な言葉で伝えることも大事です。(事業構想学部・女子学生)

自己分析、企業研究、業界研究、OB・OG訪問などには、年明けの期末試験後に注力しようと考えていたところ、実際は会社説明会やエントリーシートの締め切りなどに追われて、本腰を入れて取り組むことができなかった。(法学部・男子学生)

エントリーシートは、一度でも就職活動をした人に見てもらうと、何かしら役立つアドバイスをもらえるよ。(大学院理工学研究科・女子学生)

就職活動には思った以上にお金がかかる。東京に住んでいるので、遠距離の移動はなかった僕の場合でも、最低10万円は貯金しておくべきだと思った。(文学部・男子学生)

会社を選ぶ最終的な決め手は、実際に働いている社員に魅力を感じたことだった。もっと早い段階から、幅広い業界、年代の方とお会いする機会があれば、企業研究や自己分析に役立てることができたと思う。(商学部・女子学生)

就職活動スタート時に検討していた会社とはまったく違う会社に就職することになったが、逆に言えば、今まで知らなかった自分の志向に気づくことができたということ。これも、就職活動のおかげだと思う。(大学院工学研究科・男子学生)

研究員Fのひとりごと

就職活動経験のある先輩たちからのお勧め方法は、さすが実践的なものばかりだね。自己分析、企業研究、業界研究、OB・OG訪問は、いずれも就職活動の手始めに、すぐにでも始められるものばかり。先輩たちの賢いやり方を真似して、さっそく試してみよう。

研究員F
この記事を共有する

文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか デザイン/ラナデザインアソシエイツ

  • バックナンバーはこちら
page top