【イギリス編】日本にいた時よりも健康になったロンドン生活

Reported by J
イギリスのロンドンにある日系メーカーの販売拠点に勤務。現地での楽しみは、ロンドン市内の散歩や、イギリス国外への旅行、革靴などイギリス名産品のショッピング。ジムのプールで泳ぐことを日課としている。

毎朝6時半からジムのプールでスイミング

こんにちは。Jです。今回は、ロンドンでの暮らしについてお話しします。

ロンドンで暮らすようになってから、以前より健康になった気がします。なぜなら、毎朝、ジムのプールで1キロメートルほど泳いでから出勤するようにしているからです。自宅の近くのショッピングセンター内にあるジムでは、朝6時半から泳ぐことが可能。その時間でも5~6人は常に泳いでいます。泳いだ後、8時半に出社して、17時に退社していますが、「早く会社に来て早く帰る」というリズムができているせいか、短時間に集中して効率よく仕事を進めるようになりました。

ロンドンでの住まいは、棟が連なっているテラスハウス。1階と2階を合わせて、広さは90平方メートルほど。ベッドルームが3部屋と、ダイニングキッチンがあり、それとは別にリビングがあります。現地の日系不動産会社と、会社を通さずに個人的にコンタクトして手配しました。会社の家賃補助の範囲内に収まる物件を選んだので、自己負担はありません。

家賃補助に加えて、自動車補助もあります。「カンパニーカー」と呼ばれる、勤務先から現物支給される仕事用の自動車です。プライベートで使ってもかまいません。一方、給料については、日本にいれば受け取れるはずの給与の半分が、物価や為替で補正されてから現地給与として支給されておりますが、正直、その現地給与だけでは不十分ですし、通貨「ポンド」が円よりも強くて物価も高いイギリスでは、日本の給料をポンドに換算して生活に回すのは可能な限り避けたいと思っています。1ポンド100円くらいに考えないと(実際は約160円・2016年3月現在)、ほとんどの物が高すぎて手が出せなくなります。

ロンドンの目抜き通りをウインドーショッピング兼ウオーキング

普段の夕食や休日の食事は、もっぱら和食。ロンドンは和食材が豊富で、基本的に何でも手に入るため、便利なのですが、値段は日本の3倍くらい高いので、極力、日本に一時帰国した際に調達して、イギリスに持って帰るようにしています。

平日の昼食は、社員食堂で取っています。サンドイッチ、揚げ物、スープとサラダがあり、揚げ物は日替わりで、イギリス料理として知られている「フィッシュ&チップス」(タラなどの白身魚のフライと、棒状のフライドポテト)の日もあります。さすがに毎日、揚げ物という高カロリー食を続けるわけにもいかないので、週に2日はスープとサラダのみとしています。

近所に2つも代々木公園級の大きな公園があり、特にそのひとつは家の裏に位置しているので、子どもを遊ばせたり、園内を散歩したりして楽しんでいます。私一人のときは、ロンドン中心部の繁華街であるピカデリーサーカスまで地下鉄で出てから、ロンドン屈指の目抜き通りでありデパートなどが建ち並ぶオックスフォード・ストリートを経由して、ロンドン市街北西部に当たるパディントンまで歩き、そこから家まで鉄道で帰るルートで、ウインドーショッピングと散歩兼ウオーキングを同時に楽しんでいます。

次回は、英語を「らしく」話すためのコツや駐在を通じて得た収穫などについてお話しします。

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イギリス名物「フィッシュ&チップス」。フィッシュ&チップスを販売している店は「チッピー(chippy)」と呼ばれている。

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ロンドン中心部のコヴェント・ガーデンには鉄道博物館があり、もともとは野菜や花の市場として建てられた施設を主に使用している。

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キングストン・アポン・テムズで出合った猫。キングストン・アポン・テムズは、ロンドン南西部に位置する「王室特別区」であり、アングロ・サクソン7王国の王がここで戴冠式を行ったことで知られている。

構成/日笠由紀

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