【ノースカロライナ州編】意外と物価が高いノースカロライナ州での暮らし

Reported by ぽぽし
アメリカ合衆国南東部のノースカロライナ州にある日系企業の現地法人に勤務。現地での楽しみは、現地で参加しているアマチュアサッカーチームでのサッカーや、外食など。

ランチの相場は2000円弱

こんにちは。ぽぽしです。今回は、ノースカロライナ州での私の生活についてお話しします。

ここでは、一戸建てに住んでいます。敷地面積は100平方メートルほどで、そのうちの2割ほどが庭となっています。日本人が経営している現地の不動産斡旋会社に紹介してもらいました。家賃は基本的に会社が負担しており、負担額の上限を超えた場合のみ自己負担となっています。勤務先には、自動車を自分で運転して通っています。20分ほどしかかからず、通勤には特にストレスを感じません。

日本と比べると、物価は高いですね。特にレストランで食事をするときに、物価の高さを痛感します。例えば、一般的な日本のレストランやカフェでランチを食べようとすると、大体一人当たり1000円弱に収まりますが、こちらでは、もともとの物価の高さに加えて、消費税、チップなども必要になるため、最終的には一人当たり2000円弱はかかってしまうイメージです。赴任時には、家具や生活雑貨、家電をそろえなければならず、そういった初期費用がかさむことを考えると、特に駐在手当のようなものがないこともあり、現地で支給される給与だけでは、残念ながら十分とは言えません。

普段の食事は、妻が作ってくれています。日本の食材は、茗荷(みょうが)や三つ葉といった少々特殊なものはありませんが、ほうれん草や青梗(チンゲン)菜、ねぎや大根、オクラといった一般的なものは手に入るため、日本食がメイン。理由はわかりませんが、和食材の値段は、大都市のスーパーと比べてほとんど変わりません。妻が夕食にイタリアンや中華料理を作ってくれる日もあります。平日の昼食も、妻が作ってくれる弁当です。

休日は、たまに妻と共にレストランに足を運び、従来のアメリカ料理より繊細なモダン・アメリカン料理やイタリア料理などを味わっています。最近のヒットは、「創作アメリカン」といった雰囲気のレストラン。その店のラムチョップ(子羊のあばら骨のついた背肉を焼いた料理)は、今までに味わったラムチョップの中で一番おいしかったかもしれません。

アメリカの雄大な自然に感動

アメリカ国内の旅行としては、アリゾナ州の大峡谷グランドキャニオンや赤銅色の岩石の地形が広がるセドナ、有名なテーマパーク、カナダとの国境に位置するナイアガラの滝に行きました。テーマパークは、スケールが非常に大きくて、私でも十分に楽しめましたね。グランドキャニオンやセドナやナイアガラの滝では、自然の雄大さに圧倒されました。アラスカへオーロラを見に行くのと、キューバの北に位置するバハマ国旅行は、赴任中にぜひとも実現したいと思っています。

現地では、日本人も混ざっている現地のサッカーチームに参加しています。最近は忙しくて、行けるのは月1回程度になってしまっていますが、定期的に体を動かして、現地の人々との親睦を深めています。

次回は、海外駐在で感じる醍醐味(だいごみ)についてお話しします。

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地元の劇場に、ミュージカルを見に行った時の様子。ブロードウェイで上演されるミュージカルが、こうした地方の劇場で公演することもある。

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アメリカのクリスマスツリーは、住宅事情を反映しているのか、日本で売られているものより大きなサイズのものが多い気がする。

構成/日笠由紀

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