【タイ編】日本にいるのと同じような生活も可能なバンコク

Reported by リュウ
タイのバンコクにある日系企業の現地法人に勤務。赴任後に始めたゴルフにはまり、妻と早朝ゴルフを楽しんだり、おいしいタイ料理レストランを教えてもらって食べ歩いたりと、タイ生活を満喫中。

日本食の相場に応じた駐在手当が支給される

こんにちは。リュウです。今回は、バンコクでの私の暮らしについてお話しします。

 

現地での住まいは、不動産仲介業者に依頼して探しました。タイには、日本人が経営していたり、日本人従業員がいる不動産仲介業者が多く、すべて日本語で対応してくれます。特に、バンコクを東西に貫くスクンビット通りは、日本人駐在員が非常に多く住むエリア。1棟すべて日本人が居住しているマンションもあり、エレベーター内の掲示もすべて日本語、という便利な環境のようですが、私自身は、日本人駐在員同士の親密な付き合いに煩わされたくなかったため、少し離れたエリアを選びました。

 

住まいの条件は、新築であることと、駅が近いこと。駅近を希望するのは、経済が急速に発展してきているバンコクでは、道路などのインフラ整備が遅れており、車道は渋滞がひどく、歩道も歩きにくいため、電車での通勤を前提としていたからです。電車は、まだ路線数こそ多くはないものの、バンコク内の主要なエリアに行くのにはとても便利。自動車通勤と比べて渋滞でイライラせずに済む点でも快適です。また、新築にこだわったのは、すでに日本人駐在員同士のコミュニティが形成されていたりすると面倒だなと思ったのが正直な理由です。新築の場合、居住してから不具合が発生することが多く、修理などの手間がかかる可能性があることを不動産仲介業者から指摘されたのですが、幸い、私の住まいでは特にトラブルはありませんでした。

 

現地のマンションには、「ツゥクツゥク」という、三輪バイクのような乗り物が常備されており、周辺2駅くらいの距離であれば、無料で送り迎えしてくれるサービスがついているところが多いですね。私の住まいにもついていて、近所への買い物や食事、駅に行くときなどに使います。午前7時から午後7時まで、空いてさえいればいつでも使用できるので便利です。

 

なお、私の住まいでは、オプションとして、日本の衛星放送が視聴できるよう手配してくれたり、温水洗浄便座や浄水器、軟水器の手配・設置をしてくれるサービスがあり、早速私も業者に依頼しました。すべてレンタルで毎月約5000円と、非常に安く手配できて、助かりましたね。「軟水器」は、日本の人にはあまり聞き慣れないかもしれませんが、給水管などに錆(さび)などの汚れが混入しているタイでは、あると便利な設備。シャワーに設置して、鉄分など錆を含めたミネラル分過多な水質を中和しています。ミネラル分が多過ぎると、髪や肌には合わないからです。飲み水や料理には、ミネラルウォーターを購入したり、浄水器を設置したりしている日本人が多いようですね。こうした設備のおかげで、日本にいたときとあまり生活のギャップを感じずに暮らすことができています。

 

当社では、ほかの日系企業と同様、駐在手当が支給されています。手当は、日本での給与に「係数」をかける形で支払われており、当社では、その国で日本食などを購入する際にかかる費用を日本と比較して係数を算出しています。タイは非常に物価が安く、通常割高になる日本の食材も、日本での値段とさほど変わりません。吉野家の牛丼やマクドナルドのビッグマックセットなどの外食も日本と変わらない水準なので、係数もかなり低めになっています。加えて、タイは非英語圏という扱いになるため、ハードシップ手当(生活様式や社会環境、気候風土の違いなどから生じる肉体的・精神的負担等を勘案して支給される手当)もわずかに支給されています。

 

日本人には辛過ぎる本場のタイ料理

バンコクに赴任してから変わったことといえば、ゴルフを始めたことが挙げられるでしょうか。日中は30度を超える暑さになるので、朝の5時には家を出て、6時半からスタートしていますが、朝はまだ風も吹いていて涼しく、実に気持ち良くプレーできて快適。妻にも勧めて、今では夫婦で楽しんでいます。費用はゴルフ場によって大きく異なりますが、一般に日本人が行くような高級なゴルフクラブであれば、各自にキャディさん1人とカート1台をつけた場合の1人分の料金が、1ラウンド9000~1万3500円程度になります。比較的安いコースでは、同じ条件で6000円くらいですね。

 

おいしいタイ料理を教えてもらって食べ歩くのも楽しみのひとつです。最初は、タイの人に教えてもらっていたのですが、現地の本格的なタイ料理は、残念ながら私には辛過ぎる模様。逆に、外国人に人気のあるタイ料理店は、味付けがマイルド過ぎて、現地の人には物足りないようですね。タイ料理の中でも、「ソムタム(パパイヤを使った辛いサラダ)」「トムカーガイ(ココナッツベースでのチキンのスープで辛味はないです)」「カオニャオ・マムアン(もち米にココナッツミルクとマンゴーをあえたデザート)」などは、特にお気に入り。タイ料理を食べるときには、たいていオーダーしてしまいます。

 

次回は、駐在に必要となるスキルについてお話しします。

 

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タイの三輪タクシー「ツゥクツゥク(トゥクトゥク)」。タイ語で「三輪自動車」を意味する「サムロー」という名があるものの、排気音が「ツゥクツゥク(トゥクトゥク)」と聞こえることからこう呼ばれているらしい。

 

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パパイヤの甘さ、ライムの酸っぱさ、唐辛子の辛さなどが見事に調和している「ソムタム」。

 

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デザートの定番「カオニャオ・マムアン」。「カオニャオ」とはもち米のこと。

 

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バンコクでは、果物を売る屋台も多い。この屋台では、ドリアンが売られている。

 

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朝から狭い歩道で店を開く商魂たくましい屋台の人々。

 

構成/日笠由紀

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