こんなことも聞かれるの!?最終面接(役員面接)のよくある質問・想定外な質問【内定者500人アンケート】

社長や役員が登場することも多い最終面接。「それまでの面接とはどう違うの?」「どんな質問をされることが多いの?」と不安に感じる人も多いかもしれません。就活を経験した先輩たちは、最終面接でどんな質問をされ、それに対してどう答えたのでしょうか。アンケート結果から、具体的な質問例もご紹介していきます。

最終面接でよく聞かれる質問は?「志望動機」は約9割の学生が聞かれている

まずは、最終面接で聞かれるオーソドックスな質問には何があるのでしょう。先輩たちのアンケート結果によると、約9割が志望動機を聞かれたと答えています。

■最終面接で聞かれたことのある質問をすべて教えてください。(n=500、複数回答)

アンケート結果のグラフ:最終面接で聞かれたことのある質問をすべて教えてください。

ほかにも、「学生時代に頑張ったこと」を聞かれた先輩は約75%。「なりたい将来像・キャリアプラン」は約53%、「入社意欲」は41%、「企業や事業についての理解」は約34%という結果でした。ここ数年は売り手市場が続いているためか、「弊社が第1志望ですか?」といった入社意欲を聞かれるケースが増えているとも考えられます。

先輩に聞いた、最終面接で答えづらかった質問は?

面接は、企業と学生が相互理解を深める場です。企業側も、短い面接時間の中で、相手のことをより理解しようと、これまで経験してきたこと、大切にしている考え方などをさまざまな質問によって深掘りしたいと考えています。

最終面接でもそれは同じ。実際に、先輩たちはどんな質問を受けたことがあるのでしょう。「これは答えづらかった…」と振り返る質問例をいくつかご紹介します。

・企業理念を要約してください。
→人が大事(電機業界内定/女性)

・あなたがしたくない仕事はなんですか?
→人とかかわりがない仕事(化粧品業界内定/女性)

・自分を色に例えると何色?
→オレンジ。穏やかな性格だから。温かいイメージの色であり、自分もそういう人間であろうと心がけているため(建設業界内定/女性)

・この会社の悪いところはどこだと思いますか?
→英語力が足りないところ(ホテル業界内定/女性)

・上司と意見が合わなかったらどうするか。
→目指すゴールを確認して、お互いの案でいいところを拾っていく(教育業界内定/女性)

・10年後の日本はどうなっていると思うか。
→ロボットやAIが発達、普及し、なくなる職業が多く出てきていると思う(ソフトウェア業界内定/女性)

・あなたにとって働くとはどういうことか?
→お客さまのご要望にお応えし、報酬を得ること(ソフトウェア業界内定/女性)

・嫌いなタイプは?
→礼儀がなっていない人(教育業界内定/女性)

・誰にも負けないことは?
→ポジティブに考えること、無駄なことはないと考えること、今は必要ないかも無駄かもと思っても絶対にのちに役に立つという考え方を持っているから(生命保険業界内定/女性)

・信頼という言葉をほかの言葉に言い換えると?
→周りの人から必要とされること(公務員内定/女性)

・自分を漢字一文字で表すと?
→「楽」。何事も楽しむ(レストラン・外食業界内定/女性)

・日常生活で一番嫌なことはなんですか?
→無駄な時間を過ごすこと(専門商社内定/男性)

・地元の良くないところとは?
→公共交通が少ないところ。地域資源があまり知られていないところ(自動車メーカー内定/女性)

・最近気になったニュースは?
→相撲の土俵で救命に当たった女性が、土俵から下りろと言われた出来事(医療/女性)

自分を何かに例える質問は、ほかにも「あなたを動物に例えると?」「食べ物に例えると?」「果物に例えると?」「ケーキに例えると?」「家電製品に例えると?」などさまざまな例が挙げられました。その業界、企業が扱う製品によっても異なるのかもしれません。
また、「社長相手に、会社の商品を売り込んでください」と振られたケースや、新商材のアイデアを求められるといった、会社の商品、サービスに関連した質問を挙げた先輩もいました。

ほかに、複数の先輩が挙げていたのが「そちらから質問はありますか?」という逆質問。面接は、学生の皆さんも企業について知る貴重な機会です。聞きたいことをいくつか考えておくのは、決して無駄にならないでしょう。

最終面接を受ける就活生

聞かれてビックリ!最終面接の想定外な質問

最終面接の質問では、「え!そんなこと考えたこともなかった!」と意表を突かれた先輩も多くいます。特殊な例ではありますが、さまざまな質問の形があるんだな、という具体例をいくつか見ていきましょう。

・両手の指を使って自分を表現してください。
→両手ともグーの状態から1本ずつ指を開いて、「1つずつ問題を片づけて真っすぐ立ち直る」と答えた(旅行・ホテル業界内定/女性)

・「どこでもドア」があったらどの時代に行きたいか。
→織田信長に会いたいので、信長のいる時代(教育業界内定/女性)

・宝くじが100万円当たったらどうするか。
→3割くらいは貯金をして、やりたいことにお金を費やす。親を旅行に連れていく(生命保険業界内定/女性)

・この世で不憫(ふびん)だと思うことは?
→ゴキブリ。何も悪いことをしていないのに殺されてしまう(広告業界内定/女性)

・人がAIに勝つにはどうすればいいのか?
→AIは形式的なことはできるが人と人との対話ではない。人は相手の感じ方をみて効率よく話すことができる(電力・ガス業界内定/女性)

・今火災が起きたらどうしますか?
→周りの人の安全を確認しながら非常口を探します(人材業界内定/女性)

・同日に選考を受けている学生の中で最も印象に残った自己PRはなんですか。
→バーでアルバイトをしている学生が資料を持ち込んでいて、グラフや写真の使い方、説明の仕方が工夫されていてわかりやすく印象的だった(スーパーマーケット業界内定/女性)

「自分だったらなんて答えるだろう?」と考えながら読んだ人もいるかもしれません。
ただ、これらはあくまでも例であり、必ずしも同じような質問をされるとは限りません。大切なのは、普段から自分のことや会社のこと、世の中の出来事などにアンテナを張っておくこと。身の回りのことについて、「どうしてこうなっているんだろう?」と疑問を持ち考える癖をつけておくと、想定外の質問にもすっと答えられるようになるかもしれません。

最終面接(役員面接)で企業が知りたいことや事前準備の方法などについて、プロが解説している記事はこちら

【調査概要】
調査期間:2018年12月3日~12月5日
調査サンプル:大学1年生~大学院2年生、専門学校生、短大生の就職内定者500人
調査協力:株式会社クロスマーケティング

文/田中瑠子

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