先輩たちに聞きました。 ひと月に何冊、本を読んでる?921 人にアンケート

1カ月に何冊の本を読んでいますか?

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大学生2年生~大学院2年生に、1カ月に何冊の本を読むのか尋ねたところ、全体の半数以上は1~4冊の本を読んでおり、約4人に1人は1冊も本を読まないことがわかった。平均は3.1冊だった。

属性別に見ると、女子学生よりも男子学生、理系学生よりも文系学生の方が、多くの本を読んでいる傾向が見られ、特に文系学生にその傾向が顕著に見られた。

どんなジャンルの本を読んでいますか?(複数回答)

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次に、どんなジャンルの本を読んでいるのか尋ねたところ、「小説・エッセーなどの文学・評論」が7割を超えて一番多く、次いで「専攻分野に関連した専門書」が半数弱、「資格取得のための参考書・問題集」「趣味やPC関連などの実用書」が3割弱~2割強で続いた。「その他」では、「ライトノベル」「マンガ」などが挙げられていた。

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『イシューからはじめよ ―知的生産の「シンプルな本質」』(安宅和人著)。物事を解決していくフローや、取り組み方を学ぶことができた。(工学部1年・男子学生)

林真理子の『野心のすすめ』。就活時に自分を奮い立たせるのに大いに役立った。(人文学部4年・女子学生)

『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』(藻谷浩介著)。里山の環境を今後どう守っていくべきかを考える上で参考になった。(大学院理学研究科2年・男子学生)

『リンゴの歩んだ道―明治から現代へ、世界の“ふじ”が生まれるまで』(富士田 金輔著)。ひとつの品種を開発し、確立するまでには地道な努力が必要なことがわかった。(農学部2年・女子学生)

『折れない心の作り方』(齋藤孝著)。すぐにはくじけないような、辛抱強くなるためのヒントを得ることができた。(教育学部3年・男子学生)

『空飛ぶタイヤ』(池井戸潤著)。中小企業と大企業のかかわり合いについて、新しい視点が得られた。(総合政策学部4年・女子学生)

『ヤバい経済学』(スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー著)。インセンティブと人の行動の強い相関に、学ぶことが多かった。(工学部4年・男子学生)

『ベルナのしっぽ』(郡司 ななえ著)という、主人公と盲導犬との生活を描いているノンフィクション小説。障がい者の見方が変わった。(人間科学部4年・女子学生)

志賀直哉の『網走まで』。読むたびに読後の感想が変わる作品で、文学作品の解釈はそのときどきの感情によって如何様(いかよう)にも変化しうることを学んだ。(社会学部3年・男子学生)

清水潔著『桶川ストーカー殺人事件の深層-遺言』。この事件を担当していた週刊誌記者である著者の実体験を通じて、警察やマスコミの発表、報道を鵜呑(うの)みにしてはいけないと思うようになった。(文学部4年・女子学生)

ジェンダー関係の書籍を何冊か読むことで、自分も無意識に差別的な発言をしているかもしれないという可能性に気づかされた。(人文学部4年・男子学生)

『7つの習慣-成功には原則があった!』(スティーブン・R. コヴィー著)を読んで、主体的に動くことの大切さを学んだ気がする。(理学部3年・女子学生)

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ふ~ん。小説から実用書に至るまで、先輩たちが実にいろいろな本を読んでいるのには感心したわ。でも、大学生・大学院生の約4人に1人が1冊も本を読んでいないっていうのは、ちょっと残念かも…。ともあれ、大学1年生の皆さんは、ぜひ週1冊くらいのペースで本を読んでみてほしいな。地域や大学の図書館で借りればお金もかからなくて経済的よ!

文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか

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