大学1年生~大学院2年生500人に「部活・サークル」「アルバイト」について、どう選べばよかったと考えているのか、アンケートを実施しました。先輩たちのホンネを聞いてみましょう!
部活・サークル選びは、約半数がうまくいったと回答。一方、失敗したと考えている人は14%
■「部活・サークル活動選びはうまくいきましたか?」(n=500、単一回答)
大学1年生~大学院2年生に、部活・サークル選びがうまくいったかどうかを尋ねたところ、全体の半数近くが「はい」と回答。「いいえ」と答えた学生は14.0%にとどまり、4割近くは部活もサークル活動もしていないことがわかりました。属性別では学部生よりも大学院生、文系学生よりも理系学生の方が、「はい」と答える人の割合が高い傾向が見られました。また、部活もサークル活動もしていない学生の割合は、理系学生よりも文系学生の方が多いという結果になりました。
60%の先輩たちが「アルバイト選びはうまくいった」
■「現在のアルバイトを選んで、よかったと思っていますか?(n=500,単一回答)
次に、同様にアルバイト選びがうまくいったかどうかを尋ねたところ、約6割が「はい」と回答。「いいえ」と答えた学生は7.4%にとどまりました。また、「アルバイトはしていない」が32.8%となり、約3人に1人はアルバイトをしていないこともわかりました。属性別では、学部生よりも大学院生、理系学生よりも文系学生の方が、「はい」と答える人の割合が高い傾向が見られ、特に大学院生が「はい」と答える割合は、71.1%に上りました。
アルバイトをしていない学生の割合は、大学院生よりも学部生、文系学生よりも理系学生の方が多いという結果になりました。
アルバイト選び、どうすれば良かった?~リアルボイス編~
●夜だけでなく、朝からのシフトも選べるバイト先を選べば良かったと思う(医学部2年)
●1年生の12月ごろからアルバイトを始めたが、もう少し早く始めても良かった(獣医学部2年)
●近さや時給だけではなく、仕事の内容でも選ぶべきだった(電気通信工学部専攻1年)
●家庭教師のような時給が高くて交通費が出るバイトを週3回ほどやって、時間があるときは短期バイトをやるというスタイルにすれば良かった(看護学専攻2年)
●シフトが固定されていて休みづらいので、シフトが自由なアルバイトを探すべきでした(法学部4年)
●時給よりも、労働環境の方が大事だった(土木建築工学専攻4年)
●掛け持ちできるようにもう1件、バイト先を見つけておけば良かった(文系学部1年)
●今のバイト先に満足はしているが、もう少し同じ種類のバイトでほかの職場を検討するのも悪くなかったように思う(化学専攻4年)
●短期バイトばかりをメインにしていると、その都度、新しいアルバイト先を探すのが面倒なので、長期バイトをメインにすれば良かったです(文学部4年)
●バイト先が遠くて通うのが大変なので、通勤時間のことをもっと考えてバイト先を選べば良かった(文系学部2年)
●もっと同い年の子がたくさんいるバイト先にしたかった(大学院機械工学研究科2年)
うまくいったと考えている人の方が多いけれど、7人に1人は部活もサークルもバイトもしていないことが判明
部活・サークル選び、アルバイト選びのいずれについても、うまくいったと考えている人の方が多いのは何より。特に、アルバイト選びは、みんなのお財布にも直結する大事なことだけに、みんなの選び方や反省点を参考にすると良いかもしれませんね。それから、部活・サークル活動、アルバイトのいずれもしていない先輩は全体の15.0%で約7人に1人。ほとんどの学生は、部活・サークル活動かアルバイトのいずれか、または両方をしていることもわかりました。
【調査概要】
調査期間:2018年9月26日~9月28日
調査サンプル:大学1年生~大学院2年生500人
調査協力:株式会社クロス・マーケティング
文/日笠由紀
イラスト/中根ゆたか