大学1年生~大学院2年生500人に「親しい友だち」についてアンケートを実施しました。
80%の人が「親しい友達はいる」という結果に
■「大学・大学院に親しい友達はいますか?」(n=500、単一回答)
大学1年生~大学院2年生に、大学・大学院に親しい友達がいるかどうかを尋ねたところ、約8割が「はい」と回答し、大多数の学生が、親しい友達を持っていることがわかりました。
また、文系学生と理系学生では、理系学生の方が、親しい友達を持つ学生の割合が多いという結果になりました。
どこで出会った?どうやって作った?
■「その友だちとの出会いのきっかけは?」(複数回答)
次に、その友達との出会いのきっかけについて尋ねたところ、8割超が「クラスやゼミ」と回答し、4割弱で続く「部活やサークル」を大きく引き離す結果となりました。「その他」では、「入学式に知り合った」「新歓イベントで出会った」「学生寮で声をかけられた」「ボランティア活動で一緒だった」といった回答が見られました。
友達がいて良かったと思うのはどんなとき?~リアルボイス編~
●困った時。助けてくれたり、ほめてくれたりするだけではなく、自分のダメなところを言ってくれるのもありがたい(芸術学部4年)
●テスト勉強で、自分がわからないところを教えてくれる時(大学院生物学研究科2年)
●実家を離れて一人暮らししているので、一緒にご飯を食べたりするだけでも、友達がいると楽しい(獣医学部2年)
●一緒に買い物や旅行などできて、楽しいです。何てことない話をしている時も、気持ちが和みます(看護学部3年)
●授業を休んだ時に、プリントを取っておいてくれた(経済学部4年)
●就職活動で迷った時に相談できる。友達に話すことで、精神的に落ち着くことも多い(商学部4年)
●風邪をひいた時。一人暮らしなので看病してもらえる(教育学部4年)
●遊びたいと思った時に気軽に誘えること。気になるお店があれば一緒に行けたりする。もちろん、悩みを相談できるのもありがたい(農業経済学専攻3年)
●欲しかったライブのチケットが当たった友達に、一緒に行く相手として選んでもらえた時(土木建築工学専攻4年)
●おしゃべりで盛り上がってストレス発散できた時(医学部3年)
●恋愛相談にのってもらった時(理系大学院1年)
●お弁当を一緒に食べる時。授業でわからないところを教えてもらった時(生物学専攻3年)
楽しいとき、困ったときに頼りになる友達。なかなか友達ができないなら、もう一度、周囲を見直してみては?
お弁当や食事を一緒に食べたり、遊んだりするのに加えて、病気のときや授業を休んだとき、勉強がわからないときなど、困っているときに助けてくれるのも友達。なかなか大学では友達ができないという人も、クラスやゼミ、サークル・部活、あるいはアルバイトや寮、家が近い同士など、もう一度、周囲を見直してみては?ファッションや持ち物などから、気の合う仲間を探してみるのもオススメです。
【調査概要】
調査期間:2018年9月26日~9月28日
調査サンプル:大学1年生~大学院2年生500人
調査協力:株式会社クロス・マーケティング
文/日笠由紀
イラスト/中根ゆたか
記事更新日:2024年2月13日