内定した先輩たちに聞きました。 就活にかかったお金はいくら?

2013年12月以降、就活にかかった交通費は?

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就活を経験した大学4年生・大学院2年生に、2013年12月以降、就活にかかった交通費について尋ねたところ、その平均値は4万4578円。ただし、内訳を見ると、全体の35.1%は1万円以下で収まっている。その一方で、10万円を超えた就活生も7.7%。どうやら、交通費が多くかかった学生によって平均額が押し上げられているようだ。

学生の居住地域別に見ると、首都圏は平均3万1713円、関西圏は平均4万5048円、東海圏が平均3万5509円で、これら三大都市圏の平均は3万5697円なのに対して、ほかの地域の平均は6万5131円と負担が重くなっていることがわかった。

 

2013年12月以降、就活にかかったほかの費用は?

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続いて、就活にかかったほかの費用について尋ねたところ、「飲食費」の平均額は1万7580円。男女差はほとんど見られなかった。

「スーツ代」「靴代」「バッグ代」「シャツ・ブラウス代」「ネクタイ代」は、もともと持っていて買わずにすんだ学生や、私服など手持ちのもので対応できたなどの理由で「0円」と答えた学生がかなりの割合でいたため、それらの学生は除いて、何らかの出費があった学生のみで平均額を算出したところ、上の表の左のような数字となった。

「スーツ代」では、男子学生の平均額4万1736円に対して、女子学生の平均額は3万5108円と、男子学生の方がお金をかける傾向が見られた。「靴代」「シャツ・ブラウス代」でも同様の傾向が見られ、「バッグ代」では男女差はほとんど見られなかった。トータルでの出費については、男子学生の平均額10万8041円に対して、女子学生の平均額9万846円と、男子学生の方が出費が大きいことがわかった。

 

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空き時間に入るカフェ代がもったいないので、なるべく空き時間を作らないようにしました。また、オフィス街で昼食を食べると高くつくので、少し離れた安く食べられる場所で食べるようにしていました。(法学部・女子学生)

 

普段からマイルがたまるクレジットカードを使い、マイルを飛行機のチケットに交換した。おおよその面接日程を問い合わせて、早めに飛行機のチケットを確保した。過去のアルバイトの給料は定期預金に入れて増やしておいた。(大阪府在住・交通費11万5000円・大学院社会学研究科・男子学生)

 

東京や大阪などの説明会・面接に行くときは、行くたびに院生や社会人に会ったり、お昼時にOB・OG訪問したりして、ご飯をごちそうしてもらっていました。話も弾むしリフレッシュできました。(人文学部・女子学生)

 

東京までの交通費が高かったので、できるだけ日程をまとめて無駄に何度も行き来しないようにした。夜行バスを利用したり、間に1日空いてしまうときなどは、帰らずに漫画喫茶などに泊まったりしていた。(京都府在住・交通費15万円・大学院情報学研究科・男子学生)

 

洗濯するタイミングをうまく見計らって、少ない枚数を着まわした。(人文学部・女子学生)

 

シャツやネクタイは、塾講師のアルバイトで使っていたものをそのまま流用。食事は自宅から弁当と水筒を持って行っていた。(法学部・男子学生)

 

東京での説明会や面接の際は、ネットでできるだけ安く航空券を購入するようにしていた。(北海道在住・交通費10万円・法学部・女子学生)

 

最初はコーヒーショップで時間をつぶしていたが、次第にファストフードや就活生向けの格安滞在スペースを利用するようになった。また、1日に複数社の予定を入れることで交通費を節約した。(経済学部・男子学生)

 

大学の就職支援課による就活用交通費支給制度を利用しました。全額ではありませんでしたが、助かりました。(工学部・女子学生)

 

大阪に住んでいる妹のアパートを拠点とすることで、交通費と宿泊費を減らした。(岡山県在住・交通費12万円・大学院理学研究科・男子学生)

 

バッグや履歴書などは、先輩におさがりをもらった。(文学部・女子学生)

 

特売日にスーツやワイシャツを買うようにして節約していました。(大学院工学研究科・男子学生)

 

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交通費からネクタイ代まで、それぞれの平均額をトータルしてみると、実は約13万円にもなるの。でも、実際は入学式のときのスーツやカバンを再利用したり、兄や姉からのおさがりをもらったりして、必ずしも新調しなくてよいものもあるために、1人当たりのトータルの平均額は約10万円弱に収まっているのよ。みんなも将来の就活に対して、必要以上に費用の心配をしないでほしいな。

 

文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか

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