先輩たちに聞きました。 いつごろからキャリアについて考え始めた?

自分のキャリア(生き方・仕事)について、いつごろから考え始めましたか?

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大学4年生~大学院2年生に、いつごろから自分のキャリア(生き方や仕事)について考え始めたかを尋ねたところ、一番多かったのが「大学3年」で3割超。「大学4年」が3割弱で続き、その次に多いのは「大学入学前」の約2割という結果になった。文系学生と理系学生とでは、理系学生に「大学入学前」と「それ以降」が多く、文系学生は「大学2年」「大学3年」の割合が多い傾向が見られた。

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大学入学前から臨床心理士になりたいと思っていたので、大学では、専攻科目の勉強をしたり、ボランティアをしたりしながら、実際の仕事がどんなふうになるかをイメージ中。おかげで、自分のやりたいことを見極められつつある。(大学入学前に考え始めた・文学部4年)

大学のキャリア支援センターのイベントに参加したり、職員の方の話を聞いた。自分の中で漠然としていた仕事についての考え方が、少しはっきりしてきた。(大学3年のときに考え始めた・文学部4年)

サークルの先輩との飲み会を設けて仕事の様子を聞きました。社会人の働き方というものがリアルに伝わってきました。(大学3年のときに考え始めた・教育学部4年)

まずは、興味があった鉄道車両メーカーでの仕事について調べた。そこから派生して、インフラ業界などにも興味が広がった。(大学入学前に考え始めた・理工学部4年)

地元の企業で、志望度が一番高かったところのインターンシップに参加した。そのときの経験がきっかけとなり、進路について真剣に考え始めることに。結果としてまったく違う進路へ進むこととなった。(大学3年のときに考え始めた・経済経営学部4年)

福祉に興味があったので、福祉関連の教員や、高校時代のボランティア先の方に話を聞いた。話を聞いたことで、福祉の中でも障がいの分野を志すようになった。(大学1年のときに考え始めた・人文学部4年)

合同企業説明会で、関心の高い会社の見学を直接申し込み、見学に行った。最終的に、その会社から内定をもらうことになった。(大学2年のときに考え始めた・大学院農学研究科2年)

就活を通して自分のこれまでの人生を見つめなおしました。その結果、自分がどのような仕事をしたいのかをあらためて発見することができました。(大学3年のときに考え始めた・理工学部4年)

両親と仕事や将来について話し合った。仕事に対しての不安感が少し解消された。ハローワークで実際に仕事を検索することで、いろいろな働き方があることを知ることもできた。(大学3年のときに考え始めた・社会福祉学部4年)

一番キャリアに対する考え方が鋭くなっている時期だと思い、就活を終えた先輩に話を聞いた。そのおかげで、臨場感あふれる経験談を聞くことができた。(大学4年のときに考え始めた・経済学部4年)

父親や知り合いの社会人に、なぜその仕事をしているのかを尋ねてみた。「働く」ということがどういうことなのかが明確になった。加えて、OGにどのように企業を探したのかを聞き、どのような基準で企業選びをするのかという点で参考にした。(大学院以降に考え始めた・大学院生物圏科学研究科2年)

ボランティア活動に参加して、教育現場を見る機会を増やした。自分が何をしたいのかが明確になったと思う。(大学3年のときに考え始めた・大学院教育学研究科1年)

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なるほど約6割の先輩が、大学3年か4年のときにキャリアについて考え始めているのね。それからの先輩たちのアクションは、家族を含めた周りの社会人に話を聞いたり、大学のキャリアガイダンス、合同企業説明会などのイベントに参加したり、インターンシップに応募したりと、実にさまざま。まずは動き始めることで、いろいろ見えてくるみたいね。もちろん、大学1年生のみんなにも、今からできることがきっとあるはずよ。まずはアクション開始ね!

文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか

記事作成日:2014年12月4日 記事更新日:2024年2月22日

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