先輩たちに聞きました。 エントリーシートの作成は大変?

エントリーシートの作成は大変ですか?

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就活中の大学4年生と大学院2年生に、エントリーシートの作成が大変かどうかを尋ねたところ、8割を超える学生が「はい」と回答し、大多数の就活生がエントリーシートの作成に苦労していることがうかがえた。属性別では、理系学生よりも文系学生の方が「はい」と答える学生の割合が多かった。

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書きたいことがたくさんありすぎて、取捨選択に苦労した。大学のキャリアセンター職員に相談して何度か一緒に添削してもらった。(教育学部)

文章をまとめるのが苦手なので、作成に時間がかかった。(大学院理工学研究科)

まだ企業のことを詳しく理解していないのに、志望動機をたくさん書かなければならなくて参りました。(文学部)

学生時代に、人に誇れるようなことはまったくしていなかったので、自己PRで披露するエピソードが思いつかなかった。(工学部)

どんなことを書けば、自分がその企業にとって必要な人材だと思ってもらえるかを考えるのが大変だった。企業研究をしっかりすることで、なんとか頑張って書いたけど…。(大学院薬学研究科)

「あなたを動物に例えると?」など、突拍子もない設問に答えなければならなくて途方に暮れた。(文学部)

文字数が多いと、話を膨らませなければならなくなり、ひと苦労。(人文学部)

誤字脱字が多く、何度も書き直さなければならなかった。(大学院工学研究科)

答えにくい設問が多い! ただ、どんな設問にも、結論→理由→裏付けとなるエピソード→最後にもう一度結論、という「PREP法」で書くことを心がけることで、思考がクリアであることは常に意識してアピールした。(農学部)

質問で聞かれていることが企業によってまちまちなので、準備ができない。何を書けば正解なのかもわからない。(文系学部)

自己PRなどの同じ質問でも、企業に合わせて書き分けるために、あらかじめ文章を複数用意した。(人間文化学部)

内容はもちろん、レイアウトや字のきれいさでも人柄が出るので、1枚ずつ丁寧に書いた。(経済学部)

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先輩たちの苦労談には、みんなが今から準備できることのヒントがたくさん隠されているね。例えば、「学生時代に頑張ったこととして、具体的なエピソードが書けない」という事態に陥らないように、低学年のうちから、学生生活を漫然と過ごさずに、何か打ち込めるものを見つけておくとか。あるいは、「志望動機が思いつかない」といったことにならないよう、今のうちから就職ジャーナルでコツコツ仕事に関する知識を蓄えておくとか。文章をうまくまとめる自信がない人なら、まずは書くことに慣れるために、就職ジャーナルの「10分トレーニング」を活用するといいよ。下にこの記事の「10分トレーニングに挑戦!」というバナーがあるから、早速、自分の考えをまとめるトレーニングを始めてみては?

文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか

記事作成日:2015年4月23日 記事更新日:2024年2月22日

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