来年の目標はありますか?
年の瀬を迎えた大学1年生に、来年の目標があるかどうかを尋ねたところ、6割を超える学生が「はい」と回答し、多くの学生が来年の目標を決めていることがわかった。属性別に見ると、文系学生よりも理系学生の方が目標を決めている学生の割合が高い傾向が見られた。
●テニス部に入っているので、上手になって部内で4番手までに入りたい。(保健医療学部)
●ドイツ語検定3級合格!(商学部)
●2年生にあがる時、特待生になれるように後期試験でいい点を取りたいです。(理工学部)
●ネットビジネスで月10万円稼ぐ。(文学部)
●危険物取扱者試験乙種4類の資格を取る。(システム工学部)
●介護福祉士を目指しているので、全科目に合格したい。(総合福祉学部)
●フィンランドに留学したい。(経済学部)
●自作ゲームを売って利益を得る!(経済学部)
●法曹を目指しているので、「大学2年生のうちに予備試験合格」が目標です。(法学部)
●所属しているよさこいチームで、「にっぽんど真ん中祭り」ファイナル進出!(応用生物科学部)
●体重を5キロ減らします。(文学部)
●マラソンで「サブスリー」(フルマラソンで、3時間を切るタイムで走ること)を目指しつつ、彼女も作りたい。(人間看護学部)
昨年同時期の調査でも、大学1年生の65.6%が目標を立てていたから、約3人に2人が来年の目標を立てているというこの結果は、例年通りと言えるのかもしれないわね。単位や資格の取得、留学やサークル活動、趣味やスモールビジネスと、バラエティ豊かなみんなの目標は、どれもまぶしいばかり! 私はと言えば、昨年の「そろそろ縁結びの神様に自分の“明確な目標”をお伝えしに行こうかなと思っていると・こ・ろ!」という自分のひとりごとを1年ぶりに目にしてガックリきていると・こ・ろ。来年こそは!
文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか