海外駐在員ライフ

Vol.362 【ニューヨーク編】日本と異なるマナーの感覚

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Reported by Bluebird
アメリカ・ニューヨークにある日系金融機関の支店に勤務。現地での楽しみは、家族と行くアメリカ国内旅行や、ニューヨークでの外食など。

売店の品物を会計前に食べてしまう

こんにちは。Bluebirdです。今回は、アメリカ合衆国と日本とのマナーの違いなどについてお話しします。

 

こちらに来て一番驚いたのが、駅の売店などで売られている菓子やジュースなどを、支払いを済ませる前に食べたり飲んだりしてしまう人が少なくないことでした。それも、子どもではなく、いい年をしたビジネスパーソンです。特によく目にするのが、ニューヨークで屈指の乗降客数を誇る「グランドセントラル」駅。夜、お酒を飲んで家に帰る途中の駅のホームで電車を待っている間に、売店で売っているポテトチップスやジュースなどをその場で開けて食べたり飲んだりしてしまうのです。あとでお金はきちんと払うので、問題ないと言えば問題ないのかもしれませんが、日本ではとても行儀の悪い行為なので、自分の子どもには決して見せたくない光景です。郊外の駅ではまず見かけないのと、スーパーなどでも見ない光景なので、都市部の駅に限ったことなのかもしれません。

 

チップの習慣も、欧米ならではだと思います。レストランなどで飲食した際はもちろんのこと、クリスマスシーズンになると、アパートの管理人や掃除をする人、子どもの学校の先生や、妻の英会話の先生にも、チップを渡します。20ドル(約2060円・2016年9月現在)くらいが相場です。とはいえ、さすがに裸のお札というわけにはいかないので、ドラッグストアなどに売っている封筒に入れてから渡しています。

 

また、家族でカリブ海クルーズを楽しんだことがあるのですが、日本のリゾート感覚で、ごくカジュアルな服装でディナーのために船内のレストランに赴いたところ、アメリカ人の人々が完璧にドレスアップしていたことには驚きました。年齢や性別を問わず、老若男女の7~8割が、女性は背中が開いたイブニングドレスに、男性はブラックスーツに身を包んでいるのです。小さな女の子もドレスでおめかししており、TPOに合わせてビシッとメリハリをつける感覚や、そうした服をかっこよく着こなしてしまう様子には、さすがだなと感心したものです。

 

ケタ違いに裕福な人々がいるアメリカ

ほかにも、アメリカならではと感じたこととしていくつか挙げてみましょう。まず、言わずもがなかもしれませんが、アメリカには国力があるということ。アメリカ国内を車で走ると、どこに行っても広大な土地が延々と広がっていることがわかります。日本のように山がちな地形の国と比べると、そうしたスケールの大きさが、よりビビッドに感じられます。その広大な土地に作物が実り、原油が出たりすることを思うと、広くて土地があるということは、そのまま国力につながるのだなあとあらためて実感します。

 

また、私が住んでいるエリアは、ニューヨーク郊外のちょっとした高級住宅街なのですが、敷地の入り口からのぞいても奥にある建物が見えないほどに庭が広い邸宅も少なくなく、世の中にはケタ違いのお金持ちがいるものだとつくづく思います。インターネット上でこのエリアの航空写真を見ると、敷地内にプールがある家も多く、思わずため息が出てしまいます。

 

次回は、ニューヨークでの私の生活についてお話しします。

 

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自宅アパートの共用施設のひとつであるキッズ・スペース。悪天候の日もお友達と思い切り遊べる。

 

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自宅アパート内の共用廊下。意外と段差が多い。

 

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家族で週末に野球観戦に訪れたスタジアム。メジャーリーグで活躍する日本人選手の姿も目にすることができた。

 

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スタジアム内のレストラン。スタジアム内には、いろいろな種類のレストランがあり、寿司(すし)を味わうこともできる。

 

構成/日笠由紀

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