【2018年調査】先輩たちに聞きました。高校時代と大学生の今、どちらが楽しい?

高校と大学、どっちが楽しい?イラスト

「高校時代と大学生・大学院生の今、どちらが楽しい?」についてアンケートを実施しました。気になる先輩たちのホンネを聞いてみましょう!

先輩たちの40%が「大学・大学院の方が楽しい」と回答。とはいえ、両方とも同じくらい楽しい人も、4人に1人超!

■「高校と大学・大学院、どちらが楽しいですか?」(n=500、単一回答)

大学1年生~大学院2年生に、高校時代と大学生の今、どちらが楽しいかを尋ねたところ、一番多かった答えが「大学生・大学院生の今」となり、約4割に。次いで、「高校時代」と「どちらも同じくらい楽しい(楽しかった)」がともに約27%でほぼ並びました。総じて、大学生活・大学院生活を楽しいと感じている学生が多いことがわかりました。

属性別に見ると、学部生よりも大学院生の方が「大学生・大学院生の今」と答える割合が高く、特に大学院生は「大学生・大学院生の今」と答えた割合が50.0%に上り、学部生の38.3%との間に大きな開きが見られました。また、文系学生の40.5%に対して、理系学生は37.7%と、文系学生の方が「大学生・大学院生の今」と答えた割合が高くなっています。

どんなところが楽しい?楽しかった?~リアルボイス編~

文化祭や体育祭、球技大会などのイベントがクラスで盛り上がったりして、高校時代が一番、楽しかった(理系学部2年)

高校では、受験や文化祭など、友達と共通の目標を持って生活できました(電気通信工学専攻4年)

部活動終わりに「疲れたね?」と言いながら騒ぐのは、高校生活ならではの楽しさだった(理系学部1年)

高校生活は、友達と一緒に居られる時間が長くて良かった(文学部3年)

価値観の同じ仲間、趣味の合う友達、専門性の高い授業と、とにかくすべてにおいて大学の方が楽しい(生物学専攻2年)

大学に入ってから、アルバイトでお金を稼げるようになったので、高校の時よりもいろいろなところに行けるようになり、行動範囲が広がった(薬学部3年)

大学生活は、一人暮らしになって門限もなくなったことで、高校時代よりも格段に自由になった(文系学部2年)

大学では、自分の意志で志望した学部に入れたので、興味のある内容の講義ばかりで、まったく退屈しない(理系学部2年)

自由な時間がいっぱいあるし、長期休みには海外にも行けるから、大学生活の方が楽しい(教育学部1年)

国際会議や学会で発表する機会をもらえたので、今の大学院生活が一番、充実しているように思います(理系大学院1年)

高校では、制限された中でどのように規則をかいくぐって遊ぶかを考えるのが楽しかった。大学では制限もなくなり、自分で考えて遊べるようになった。どちらも楽しくて、甲乙つけがたい(薬学部4年)

高校時代に吹奏楽部で一つの目標に向かってがむしゃらに突き進んだこともいい思い出だし、のんびり旅行や買い物ができる大学生活も楽しい。それぞれ違った楽しさがあると思う(教育学部4年)

仲間との親密な一体感が楽しい高校時代。活動範囲が広がる大学・大学院時代。どちらも捨てがたい!

みんなの答えからは、クラスや部活といったまとまりの中で友達との親密な付き合いが楽しい高校時代に対して、大学生活・大学院生活では、時間や経済的な自由が生まれて、活動範囲が広がったことの喜びが伝わってきたね。つまり、それぞれの良さがあるってこと。高校時代の方が楽しかったと思っている人は、みんなの声を参考に、今の大学生活・大学院生活の良さをあらためて見直してみては?

 

【調査概要】
調査期間:2018年9月26日~9月28日
調査サンプル:大学1年生~大学院2年生500人
調査協力:株式会社クロス・マーケティング

文/日笠由紀
イラスト/中根ゆたか

記事作成日:2016年2月25日 記事更新日:2024年2月27日

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