就活の自己PRで使える「誰とでも仲良くなれる」の言い換えとアピール方法【例文付き】

「誰とでも仲良くなれる」ことは、仕事をスムーズに進めたり、関係者との信頼関係を構築するのに役立ちますが、自己PRでの伝え方には工夫が必要です。どう工夫すれば自分の強みとして効果的にアピールできるのか、リクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザーに聞きました。

「誰とでも仲良くなれる」ことはアピールになるが、言い換えが必要

仕事には必ずと言っていいほど関係者が存在しています。いろいろな人とやりとりをしながら意思の疎通を図り、スムーズな関係を構築することで仕事が円滑に進んでいくのです。

会社間で取引を行う法人営業も同様です。人とのかかわりによって、会社間の信頼が生まれ、取引先からの評価や自分自身の評価につながっていくのです。

このような理由から、「誰とでも仲良くなれる」ことは、仕事をスムーズに進めたり、関係者との信頼関係の構築につながる能力であり、企業としても重視しているので、アピールになると言えるでしょう。

ただし、「誰とでも仲良くなれる」という言葉は、そのまま伝えると稚拙に聞こえてしまいがちです。そのため、自己PRで誰とでも仲良くなれることをアピールする際は、表現を工夫する(=言い換える)ことが大切です。

「誰とでも仲良くなれる」という強みを具体化する言い換え例

言い換える際は、採用担当者が仕事の場面に置き換えてイメージしやすいよう、「誰とでも関係構築ができる」「折衝力がある」など、ビジネス寄りの表現を意識しましょう

以下に、「誰とでも仲良くなれる」という強みの言い換え表現をいくつか紹介します。どの言葉をどのようなケースで選ぶと良いかについても一部解説していきますので、参考にしてください。

<自己PRに使える「誰とでも仲良くなれる」の言い換え一覧>

  • 周囲を巻き込むのが得意
  • 調整力がある/折衝力がある
  • 協調性がある
  • 傾聴力がある
  • 人から相談を受ける機会が多い
  • 相手の懐に入るのが得意
  • 異文化間コミュニケーションが図れる
  • 多様性を受け入れられる
  • 初対面でも物おじしない
  • 人との絆を大切にできる

自己PRで「誰とでも仲良くなれる」ことを言い換えてアピールするポイント

学生がイメージする「誰とでも仲良くなれる」ことは、大学で同世代の人たちとすぐに打ち解けて、友達がたくさんいるような状況ではないでしょうか。

実際に学生から相談を受ける中で、「自分の強みは誰とでも仲良くなれること。大学でたくさんの友達をつくってワイワイ楽しく過ごしていました」というエピソードを目にすることがあります。ですが、「友達がいっぱいいる」というだけのエピソードでは、強いアピールにはなりません。

印象的なアピールにするためには、次の2つを意識して言い換えましょう。

1. 仕事に置き換えてイメージしやすいエピソードを選ぶ

ポイントの1つ目は、採用担当者が仕事に置き換えてイメージできることです。年齢や環境、考えの異なる人たちとの関係を構築できたようなエピソードは、仕事での場面に結び付きやすいので、印象に残るアピールとなります。

例えば、授業で結成されたその場限りのグループで成果物を作成する際、メンバーと打ち解け、意思疎通を図りながら成果物を完成させていったようなエピソードです。この場合、無作為に分けられたグループで、自分と気が合うとは限らない人たちとも関係構築ができている点が、アピールになります。

あるいは、アルバイト先の飲食店での接客で、初対面のお客さまに対しても親しみやすい接客ですぐに打ち解けることができる、自分の接客によってお客さまのリピート率が上がった、お客さまの心をつかんでうまく商品を提案できた、というようなエピソードもいいでしょう。

仕事の場面をイメージしやすいエピソードは、採用担当者の評価に結び付きやすいということを念頭に置いて、エピソードを選びましょう。

2. 自分なりの打ち解け方を伝える

誰とでもうまく関係構築できる人には、自分なりの打ち解け方、相手との距離の縮め方があるはずです。誰かと仲良くなるときに、「自分はこんなことを意識しながら行動している」というコツも伝えると、自分ならではのアピールになります。

仲の良さげな多国籍学生グループ

アピールする際の注意点

「誰とでも仲良くなれる」ことをほかの言葉に言い換えると、言い換え一覧でも挙げたように、「調整力」「巻き込む力」「相手の懐に入る」など、その意味合いはかなり幅広くなります。ですから、企業が求めるものをきちんと理解した上で、どのように言い換えるかを考えましょう

言い換える際は、自分が納得できていることが大前提です。企業に無理に合わせて言い換えて、仮に入社できたとしても、入社後のミスマッチになりかねません。

中には、「自分が納得できる言い換え表現が見つからない」「自分が考えるエピソードや言い換え表現が、ビジネスに置き換えやすいものなのか不安」という人もいるでしょう。そのような場合は、キャリアアドバイザーのサポートを受けるのも一つの方法です。

「誰とでも仲良くなれる」性格を強みとした自己PR例文

「誰とでも仲良くなれる」を強みとする自己PRの例文をご紹介します。これらを参考にしながら、自分ならではの自己PRをまとめてみましょう。

さまざまな価値観を持った人たちと関係を構築できる

私の強みは、様々な価値観を持った人たちと意思疎通を図って関係を構築できることです。

国境にとらわれないコミュニケーション力と語学力を身につけたいと考え、大学3年の夏休みに1カ月半、ドイツでホームステイをしながら語学学校に通いました。日常生活に使うドイツ語に苦労しましたが、身ぶり手ぶりも駆使してコミュニケーションを取り、ホストファミリーとすぐに打ち解けることができました。学校では、意識して日本人以外の留学生と接し、ドイツ語と英語を交えて会話したり、相手の母国語を少し勉強して披露するなどして、親しくなりました。留学の最後には親しくなったオランダ人とスペイン人の友人に小旅行を提案し、彼らと3日間の旅を楽しみました。現在も連絡を取り合っていて、「次はお互いの母国を訪ねよう」と約束しています。

国籍に関係なく積極的に歩み寄って関係を構築していく力を発揮して、御社(貴社)の事業に貢献していきたいと考えています。

相手の懐に入って距離を縮めることができる

私の強みは、相手の懐に入って距離を縮められることです。

大学2年から居酒屋でアルバイトをしていますが、マニュアル通りに接客するのではなく、来店したお客さまが身につけているものに注目して話題にしたり褒めたりして、初対面の相手の懐に入っていく接客を意識してきました。この自分流の接客術により、私が休みの日には「○○さんは、今日はいないの?」と言っていただけるほど、お客さまに自分の存在を認識していただけるようになりました。お客さまとの距離を縮める接客を続けてきた結果、店長からは「あなたのおかげでリピート率が高まっている」と感謝されました。

相手の懐に入って関係を構築する力を営業職などに生かして、御社(貴社)の事業に貢献していきたいと考えています。

周囲を巻き込んで協力を得ることができる

私は、大学で新しく○○サークルを立ち上げる際、周囲を巻き込んで目的を達成する強みを発揮しました。

SNSでメンバーを募り、10名が集まったのを機に全員で集合し、私が中心となって立ち上げの準備を始めました。ミーティングではみんなで意見を出し合いながら、大学への申請、活動場所の確保や必要器具の購入、運営ルールの策定など、やるべきことを全員で分担しました。初めてのことばかりで思うように進まず、挫折しそうになったこともありましたが、メンバーを誘ってBBQを楽しみながら活動できる日を語り合って士気を高め、親睦を深めて困難を乗り切り、サークルの立ち上げに成功しました。

周囲を巻き込みながら協力を得て、目標を達成していく力を、社会人としても発揮していきたいと考えています。

「誰とでも仲良くなれる」という強みの自己PR方法に困ったら就職エージェントを活用しよう

この記事を読んで、「誰とでも仲良くなれる」ことを強みとして自己PRに取り組んでみたものの、「具体的に表現する言葉が見つからない」「自分らしい自己PRに仕上がっているのか自信がない」と不安を感じている人もいるでしょう。

リクナビ就職エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーが就活全般をサポートしています。就活の不安は一人で抱え込まずに、リクナビ就職エージェントを気軽に活用してみてください。


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プロフィール 川越 杏子(かわごえ・きょうこ)新卒領域のキャリアアドバイザー経験を経て、現在、同領域のマネージャー職に従事。より多くの学生さんが、就活経験を通じて自身の「らしさ」を知り、「働く」の解像度を上げた上で「意志」ある意思決定ができるよう、サービス向上に向き合っている。

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