大学1年の時の過ごし方で後悔していることはありますか?
大学2年生~大学院2年生に、大学1年の時の過ごし方で後悔していることがあるかどうかを尋ねたところ、6割弱が「ある」と回答し、半数を超える学生が、大学1年の時の過ごし方を後悔していることがわかった。属性別に見ると、大学院生より学部生、文系学生よりも理系学生の方が、「ある」と回答した学生の割合が高いという結果になった。
●大学1年のうちからアルバイトをしておくべきだった。2年から奨学金では学費が足りなくなり、ようやくアルバイトを始めたが、もっと早く始めていれば必要な額をためるのは楽だっただろうと思う。(文学部4年)
●学部の講義は理系のものばかりなので、歴史や現代社会、哲学、経済といった文系の本を読んで教養を深めておきたかった。(薬学部2年)
●サークル活動に積極的に参加して、先輩や同期とのコネを作るべきでした。(法学部2年)
●高校時代の英語の知識が残っているうちに、英語の勉強を再開しておくべきだった。(人文学部3年)
●大学に入ったら体育の授業がなくなってしまったので、生活の中にうまく運動を取り入れながら体力維持をしておくべきだった。(教育学部2年)
●バンバン旅行に行けば良かった。(教育学部3年)
●留学の準備をしっかりしておけば良かった。(文学部2年)
●TOEIC(R)テストを受けておけば良かった。学科の飲み会にも、もっと頻繁に参加して友達をつくっておくべきだった。(大学院工学研究科1年)
●秘書検定やビジネス実務法務検定などの資格を取っておけば良かった。(法学部2年)
●夏休みや春休みをダラダラ過ごしたことを痛烈に悔やんでいます。TOEIC(R)テストを受けたり、教習所に通っておくべきでした。(大学院国際食料情報学部1年)
●1年生の時に積極的に大学主催のイベントなどに参加しておけば良かった。(人間社会学部4年)
●もっと女の子と話して仲良くなりたかった。(法学部2年)
なるほど、半数を超える先輩たちが、学業や資格、友人関係や遊びについて、多かれ少なかれ後悔をしているんだね。先輩たちの後悔の中には、大学2年生になってから挽回できるものもありそう。みんなも、もし悔やんでいることがあったら、これから取り戻せないかどうかこの機会に考えてみたらどうかな?
文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか