就活の自己PRで使える「メンタルが強い」の言い換えとアピール方法【例文付き】

「メンタルが強い」ことが強みになるとすれば、どのようにアピールするのが効果的なのでしょうか?リクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザーが、メンタルの強さをアピールするポイントなどについて解説します。言い換え表現や自己PR例文も併せてご紹介します。

「メンタルの強さ」をアピールすることで企業からはどう見られる?

会社では、自分の思った通りにならないことの方が多いのが現実です。人間関係をはじめ、勤務地や配属先、仕事内容や待遇面、社内の雰囲気が入社前に期待していたものとは違うなど、ギャップを感じることは少なくありません。

また、特に仕事に慣れない最初のうちには、失敗して注意されることもあるでしょう。しばらくしてチームや役職が変わったときにも、人によってはストレスになる場合があります。

「メンタルが強い」とは、困難な状況に直面しても冷静に考え、目標達成に向けて努力を続ける精神力があることを意味します。メンタルが強いことを仕事の場面に置き換えるなら、「ストレス耐性が強い」と考えられるので、メンタルが強いことは就活でのアピールになるでしょう。

企業側としても、「メンタルが強い人なら、ミスをしても心折れずに立ち直ってくれそうだ」「自分の立ち位置や環境の変化に、柔軟に対応してくれるだろう」などと期待を持ってくれる可能性があります。

自分ならではの「メンタルが強い」をアピールするコツ

企業は、自己PRなどを通して入社後の再現性やその人の行動プロセスや志向を推し量り、入社後に活躍する姿をイメージしています。

ですから、自分を知ってもらうためにエピソードを具体化し、「何に対して、どういう状況で、その強さ/タフさを発揮することができたのか」を明確に伝えましょう。具体化するためには、別の言葉に言い換えるなどの工夫をするといいでしょう

人とのかかわりの中で強さを発揮したエピソードを

会社では、人とのかかわり合いが欠かせません。そのため、「何度も落ちた資格試験にトライし続けた」などのエピソードよりも、例えば、「学祭実行委員をする中で、多くの人から反対された企画の準備を、方向性の見直しを図りながら続け、ついには賛同を勝ち取り実現させた」というような「人とのかかわりの中で感じたプレッシャーや困難に、自分はこう対処してはねのけた」というエピソードの方が、説得力が増すでしょう。

良い結果が出せなかったエピソードでも、そこから学んだことをアピールすればOK

良い結果が出ていないエピソードだからアピール材料として使えないと考える人がいるかもしれません。ですが、社会に出るまでの間に、誰しもが大きな成功体験を積んでいるわけではありません。結果はともかく、「自分がどれだけ頑張ったか」「結果を出せなかったことから何を学んだか」をしっかりと伝えることができれば、十分アピールになります

アピールする際の注意点

メンタルの強さだけで押し切ろうとすると、結果的に気合や精神論だけのアピールになってしまいがちです。メンタルの強さをアピールする際は、頑固や意固地と受け取られないよう気をつけることも大切です。

挙手する就活生

「メンタルが強い」の言い換えは?

「メンタルが強い」という言葉それだけでは抽象的です。そこで、言葉を補足したり、別の言葉に置き換えたりなどして、自分の強みを具体的にしてわかりやすく伝えていきましょう。

「メンタルが強い」の言い換え一覧

「メンタルが強い」を言い換える言葉をいくつか紹介しますので、自分の強みに当てはまる言葉を選ぶ参考にしてください。

<自己PRに使える「メンタルが強い」の言い換え一覧>

  • ストレス耐性がある
  • 冷静に対処できる
  • ポジティブ思考
  • プレッシャーに強い
  • 目標達成意欲がある
  • 芯の強さがある
  • 忍耐力がある
  • 粘り強い
  • 負けず嫌い
  • コツコツ努力できる

どんな場合にどの表現を使用したらいい?

言い換え一覧にある言葉は、どんな場合に使えるのか、具体例をいくつかご紹介します。

「ストレス耐性がある」に言い換える場合

ストレス耐性とは、文字通りストレスに耐えられる力のこと。冒頭でも述べましたが、社会に出ると自分が思っていたのとは違うことが少なくなく、ストレスを感じてモチベーションの低下に陥ったり、退職につながってしまうこともあります。

人によってストレスを感じる場面は異なりますが、例えば、アルバイトでお客さまのクレームに心折れることなく対応したようなエピソードでは、「メンタルが強い」を「ストレス耐性がある」と言い換えることができるでしょう。

「冷静に対処できる」に言い換える場合

メンタルが強ければ、不測の事態に遭遇したときにも、動じず冷静に対処できることでしょう。

大学での研究、部活やサークル活動で試合中にけが人が出たときの戦略の立て直し、旅先での荷物の紛失や盗難のトラブルなど、普通なら焦ってしまうようなことにも慌てることなく対応したようなエピソードでは、「メンタルが強い」を「冷静に対処できる」と言い換えるといいでしょう。

「ポジティブ思考」に言い換える場合

「ポジティブ思考」とは、困難にぶつかっても物事を肯定的に捉えて、前向きに考えることができること。ポジティブ思考は、メンタルが強い人の特徴の一つと言えるでしょう。例えば理系学生なら、実験などで期待したような成果が出なくても、「失敗は成功のもと」と乗り切ったなど、トラブルを前向きに捉えて現状打破につなげたエピソードでは、「メンタルが強い」を「ポジティブ思考」と言い換えることができるでしょう。

「メンタルが強い」を強みとした自己PR例文

学業、部活動、アルバイトを題材にしたエピソードで、「メンタルが強い」をアピールする自己PRを3例ご紹介します。自己PRを作成する際の参考にしてください。

学業のエピソードを伝える例文

私には、困難な状況に遭っても冷静に対処し、目標達成をあきらめないメンタルの強さがあります。

あるテーマの研究論文を執筆するために、研究を進めていました。何度も実験して失敗しては別の方法を考え、また実験して失敗しては別の方法を考えての繰り返しで、挫折しそうになったこともありました。しかし、「研究論文を完成させることはこの大学での学びの集大成であり、あきらめたら一生後悔する」「つらいのは自分だけではない。周りの友人も同じように試行錯誤している」と自分を励ましました。そして、冷静になって見方を変え、教授にもアドバイスを求めて別の角度から分析したところ、解決策を導き出すことに成功し、1年がかりで研究論文をまとめることができました。

御社(貴社)に入社した際には、困難な状況に遭っても冷静に対処し、目標達成をあきらめなかったメンタルの強さを生かして、困難な課題にも果敢に挑戦し、成長していきたいと考えています。

部活動のエピソードを伝える例文

私の強みは、あきらめない芯の強さがあることです。

私が所属するサッカー部は、毎年全国大会に出場するような強豪で、スカウト入部の部員が多数を占めていることから、一般入部の私はレギュラーには到底なれませんでした。それでも、「なんとか自分もレギュラー入りしたい」と思った私は、ハイレベルの練習に付いていくために、早朝や練習後に自主練習を続け、2年の春には練習に付いていけるようになりました。練習量を増やしたことで徐々にプレーも上達し、周囲からも認められて、3年の春にはレギュラー入りすることができました。残念ながら全国大会での試合出場はかないませんでしたが、あきらめずに努力してスカウト選手と肩を並べることができたことは、大きな自信となりました。

御社(貴社)に入社した際には、スポーツで培った芯の強さを発揮して、事業に貢献していきたいと考えています。

アルバイトのエピソードを伝える例文

私は、ストレス耐性があります。

大学2年の1年間、深夜のコールセンターでアルバイトをしていた時、クレームや冷やかしのような電話を受けることがありました。スーパーバイザーに助けてもらいつつも、最初のころは帰宅してひどく気分が落ち込みました。しかし、クレームといっても私個人に落ち度があるわけではありません。そこで、「どうすれば相手が納得し、気持ちよく電話を切ってくれるかということだけに集中しよう」と気持ちを切り替え、平常心で会話に集中することを心がけました。こうした努力の結果、スーパーバイザーなしでクレームにも対応できるようになり、帰宅しても気分が落ち込むことがなくなりました。

社会に出れば理不尽なことに遭遇することもあると思いますが、アルバイトで培ったストレス耐性を発揮して、困難な課題にも果敢に挑戦していきたいと考えています。

「メンタルが強い」の自己PR方法に困ったら就職エージェントを活用しよう

この記事を読んで、「メンタルが強い」の自己PRに取り組んでみたものの、「自分のメンタルの強さを具体的に表現する言葉が見つからない」「そもそも自分の強みがまだ見つからない」という人もいるでしょう。

「一人で取り組むのは難しい」「これでいいのか自信がない」と感じる場合は、リクナビ就職エージェントに相談してみませんか?

専任のキャリアアドバイザーと対話しながらエピソードを深掘りし、自分一人では気づけなかった強みを一緒に見つけていきましょう。


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プロフィール 後藤佑子(ごとう・ゆうこ)リクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザー。自身の就活経験で感じた後悔「もっと早く動き出して、もっと早く相談できていれば…」という思いから、一人でも多くの学生の道標をつくるべく新卒で大学のキャリアセンターに入職。約8年間の大学職員生活、人材派遣コーディネーターを経て現職のリクルートへ入社。学生さんが自分の「らしさ」に気づき納得感のある就活終了ができるよう、全力で向き合っている。

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