面接練習のやり方&質問例|一人でできる方法や模擬面接の依頼先を紹介

面接練習のやり方を「一人でできる方法」「誰かを頼る方法」の2パターンで詳細に解説。
一人で練習するために準備するものや、面接(対面)・Web面接・集団面接のチェックポイント、面接でされる質問例と答え方、模擬面接の依頼先リスト、依頼メール例文、よくある疑問など、面接練習法を幅広くキャリアアドバイザーが解説します。
面接の練習をしたいけれど、「練習方法がわからない」「身近な練習相手が見つからない」と困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

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面接の練習をした方がいい理由 

本番の面接で最大限自分をアピールするためには、事前の練習が必須です。

1人当たりの面接時間は、30分から長くても1時間程度。採用担当者とやりとりをしていると、意外にあっという間に終わってしまいます。その短い時間に自分自身を理解してもらわなければならないのに、ぶっつけ本番で挑むのは無謀とも言えます。勉強をせずに大事なテストに臨むようなものです。

面接の練習を通して、自分の話し方や身ぶり手ぶり、姿勢などの思わぬ癖にも気づけるので、ぜひ本番にできるだけ近い環境を用意して、練習を行いましょう。

面接は、選考の過程においてとても重要なポイントです。そのため、事前にしっかりと練習し、自信を持って本番に臨むことが理想的です。

面接スタイルごとの流れと注意点|面接(対面)・Web・集団面接

具体的な面接練習の仕方を解説する前に、対面での対面(個人)・Web・対面(集団)ごとの流れや、就活生にありがちなミスや注意点を紹介します。

それぞれの面接スタイルごとに、何に注意すれば良いのかをまずは押さえておきましょう。

<対面(個人)面接>

▼流れ

  1. 訪問・受付・控室での待機 
  2. 入室・着席   
  3. 面接(自己紹介・面接担当者からの質問・逆質問など)  
  4. 退室

▼就活生にありがちなミス・注意点

対面での個人面接では、話す内容だけではなく、入室、着席、退室時の立ち居振る舞いなども見られています。入退室のマナーや手順を確認しておきましょう

無意識のうちに貧乏揺すりをしたり、手足が動いてしまったりする人は少なくありません。面接担当者も気が散ってしまい、落ち着きのなさだけが印象に残りかねないので、早めに面接練習動画を振り返って改善するようにしましょう。

<Web面接>

▼流れ

  1. 事前にWeb面接用のURLを企業側から受け取る
  2. 開始時間5分前にはURLにログインして待機 
  3. 面接担当者に最初のひと言(入室のあいさつ)
  4. 面接(自己紹介・面接担当者からの質問・逆質問など)   
  5. 締めのあいさつをしてログアウト(終了)

▼就活生にありがちなミス・注意点

面接用URLへのログインは時間がかかるケースもあります。開始時間ぴったりにアクセスすると、数分遅刻してしまう可能性もあるので注意しましょう

意外とありがちなのが、自室の洗濯物などが映り込んでしまい「だらしない人だな」と思われてしまうことです。背景は白壁などを選び、後ろに物が映り込まないようにしましょう。また、まれにスーツを上半身しか着用しない学生もいますが、動きや画角の不自然さなどから違和感が伝わるケースもあります。カメラに映らなくてもスーツは上下着用しましょう。

▼Web面接の実施率

リクルート就職みらい研究所(2025年3月時点)が発表した『就職白書2025』によると、2025年卒の対面面接の実施率は94.7 %と、2024年卒より増加しています。

一方、Web面接の実施率は69.1%となり、2024年卒とほぼ変わらない状況でした。

また、2026年卒の対面面接は94.7%、Web面接は68.5%の実施予定との調査結果が出ています。

いずれにしても、Webと対面の両方を想定して練習しておいた方がいいでしょう。

参考:『就職白書2025』(リクルート就職みらい研究所)

<集団面接>

▼流れ

  1. 訪問・受付・控室での待機 
  2. 入室・着席   
  3. 面接(自己紹介・面接担当者からの質問・逆質問などを順番に答えていく)  
  4. 退室

▼就活生にありがちなミス・注意点

集団面接では、状況判断力、他者への配慮、個性と協調性のバランスが求められます。

一人だけ長々と話し過ぎないように気を配り、ほかの学生の発言もしっかりと聞いていることを表情や態度で示しましょう

また、話す内容がほかの学生とかぶったとしても、エピソードそのものを変える必要はありません。より自分らしさが伝わるように意識しながら話すことを心がけましょう。

鏡の前で自分の姿を確認するスーツ姿の若い女性
Photo by PIXTA

一人でできる面接練習の仕方(セルフ模擬面接)

基本的には相手がいる方が面接の練習になりますが、相手を見つけるのが難しい環境であれば、一人で繰り返し練習するようにしましょう。

ここでは、一人でのセルフ模擬面接に向けて、準備するもの、仕方、チェックポイントを解説します。

<準備するもの一覧>

  • 椅子
  • スマートフォンやパソコンなど録画・録音できるツール

<あると良いもの>

  • ドキュメントアプリなどの音声入力アプリ

面接練習では「自身の見え方を客観視する」ことが重要です。

録画や録音用にスマートフォンやパソコンを用意しましょう。また、音声入力アプリは、アプリを開いてマイクを有効にして話すと、話した内容がそのままテキスト化されるので、自分が話した内容を客観的に見直すのに役立ちます。

まずは、手軽に始められる練習として「鏡を見ながら、面接で話す内容を声に出してみる」を実践するのも良いでしょう。

<一人でできる面接練習(セルフ模擬面接)の仕方>

  1. 表情がわかる位置に鏡を置き、椅子に座ったときに全身が映る場所にスマートフォンやパソコンを設置して録画を開始する
  2. 面接担当者がいるつもりで、入室から着席、質問への回答、退室までを行う
  3. 録画したデータを見直しながら、セルフチェックする
  4. 練習と見直しを繰り返す

面接練習では、話す練習だけではなく、お辞儀の深さや、立ち居振る舞いも練習することをオススメします。自室のドアで構わないので、「入室し、着席する」「退室し、閉める」練習もしておきましょう。面接準備動画を見て参考にするのもいいかもしれません。

具体的なポイントとチェックポイントは、次の段落で紹介します。

面接練習のチェックポイント

面接練習で重要な、「表情・目線・態度・話し方」「対面での入室の仕方とマナー」「対面での退室の仕方とマナー」「Web面接ならではのポイント」「集団面接ならではのポイント」を解説します。

スマートフォンやパソコンを使って録画をした際に見直すときに、セルフチェックポイントとしても活用ください。

<表情・目線・態度・話し方>

  • 面接担当者の目を見て、明るい表情(笑顔)でハキハキと話す
  • 早口にならないように適切なスピードで話す
  • 面接担当者と目を合わせる(緊張する場合は相手のネクタイなどを見る)
  • 姿勢よく座り続ける
  • 無意識に貧乏揺すりや、手足をフラフラさせていないか注意する

小売・サービス業や営業職など、対人コミュニケーションが重視される業界や職種の場合、第一印象が重要な評価ポイントになるケースもあるので、表情や話すスピードなどにも気を配りましょう。

<対面での入室の仕方とマナー>

  • ノックを3回し、入室を促されてからドアを開ける
  • 入室前に笑顔で明るく元気にあいさつする
  • 着席を促されたら「ありがとうございます」「失礼します」とひと言伝えてから座る
  • リラックスすることも大切

なお、面接のときの入室確認のノックは3回が適切です。ノック2回は空室確認のために使われ、主にトイレなどで使われるため注意しましょう。

<対面での退室の仕方とマナー>

  • 面接終了と言われたら着席したまま、お礼の言葉を伝える
  • 扉を開けて退出する前に、再度お礼の言葉を伝えてお辞儀をする
  • お辞儀はしっかりと止まって深く頭を下げる
  • ドアを閉めて退出するまで気を抜かない

<Web面接ならではのポイント>

Web会議サービスなどのオンラインツールで録画をして確認しましょう。

  • 音声の入り具合
  • 画面に映る自分の大きさや明るさ
  • 画面に映り込む背景はスッキリとしているか
  • 画面を見ながら話すと伏し目がちに映るので、目線はカメラ位置に向ける

Web面接は、相手に表情や雰囲気が伝わりにくいので以下のことを意識しましょう

  • 大きい声で歯切れよく話す
  • 笑顔をつくる
  • オーバー気味にうなずく

パソコンやスマートフォンの位置によりカメラに目線を合わせるのが難しい場合は、高さ調節用の器具を使用したり、下に本などを敷いたりして工夫しましょう。

<集団面接ならではのポイント> 

  • 長く話し過ぎない(30秒から1分が目安)
  • ほかの人が話している間は、目線を向けて聞きながら待つ

関連記事:社会人と接する最低限のマナー 面接編

面接で「よく聞かれる質問例」と「先輩たちが聞かれて困った質問例」の答え方

面接でよくある質問と、先輩たちが実際に聞かれて困った質問を一覧にまとめました。

回答するときのポイントも解説しているので、自分ならどう答えるかを考えてみましょう。

<面接でよく聞かれる質問>

  • 自己紹介をしてください
  • 自己PRをしてください
  • 学生時代に力を入れたことを教えてください
  • 志望動機を教えてください
  • 質問したいことはありますか?

▼面接でよく聞かれる質問への回答のポイント

自己紹介、自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)、志望動機、逆質問は多くの企業で聞かれます。逆質問については、応募企業に関して気になることを3つぐらい用意しておくと安心です。

関連記事:【質問例あり】最終面接での逆質問は、どんな質問をすればいい?

そのほか、キャリアアドバイザーとして面接練習をサポートする際、最も注意を払っているのが志望動機です。自己紹介やガクチカは、繰り返し練習するうちに上手に伝えられるようになりますが、志望動機は少し突っ込んで質問されると、答えられなくなってしまう人が多いからです。

本番で焦ることのないよう志望動機はしっかりと深掘りし、自分の答えに一貫性があることを練習で確認しておくようにしましょう。

関連記事:面接で志望動機を伝える際のポイントとコツ

<面接で先輩たちが聞かれて困った質問例>

▼組織への適応力を確認する質問例と回答のポイント

  • みんなから信頼を得るにはどうすべきか?
  • 先輩と意見が対立したときにどうするか?
  • 所属が決まってやっぱり合わないなと感じたらどうするか?

どんな企業に入社しても、一人で完結する仕事はほとんどありません。同僚や関係企業、顧客などと一緒に仕事を進める上で、自分と異なるタイプの人とも信頼関係を築くことができるか、意見が合わないときにどのような振る舞いをするかは非常に重要なので、確認したい企業も多いでしょう。

仕事で信頼を得たり、意見の対立を解消したりするには、「相手がなぜそのような発言に至っているのかを理解・想像して、相手の立場に立って考える」ことが重要です。

特に意見の対立は、立場や価値観の違いが背景になっていることがほとんどなので、それらの違いを乗り越えたエピソードが学生時代にあればぜひアピールすると良いでしょう。

▼仕事の進め方を確認する質問例と回答のポイント

  • 1人で仕事を完遂するとして、周りに協力を得られる状況にない場合、どう作業する?

こういった質問は、仕事を完遂するために自発的に工夫できる人かどうかを確認するためにされるケースが多いでしょう。

例えば、業務の前提となる書籍などを読んで自分の知識不足を補う、他部署でも類似業務の経験がある人がいないか調べて教えを請いに行くなど、自ら現状を打破しようとする行動を示せると良いかもしれません。

また具体的な方法が思いつかない場合は、「同じような状況に置かれたときに、どうしていたか?」と先輩に経験談を聞きに行く素直さも好印象かと思います。

▼自己理解を確認する質問例と回答のポイント

  • あなたは周囲の人からどういう人と言われるか?
  • 一人暮らしができると思うか?

これらの質問は、「自分の強みや弱みを客観視できているか」を企業が判断したいときにされる傾向があります。自分ができないことも含めて客観視ができている人は、学ぶスピードが速いため、企業としても活躍のイメージが湧きやすいでしょう。

なお、「一人暮らしができると思うか?」という質問は、これまでいかに周囲から支えられて生きてきたかを自覚した上で、そこを自身で補うイメージを持っているかも確認したい可能性が高いでしょう。周囲のサポートと自分が身につけるべきことをしっかり自覚した上で回答できると、仕事においても独り立ちが早いと思ってもらいやすいでしょう。

▼ 志望意欲を確認する質問例と回答のポイント

  • 第1志望か?その理由は?
  • 10年後の自分はどうなっているか?

これらの質問は、「本当に自社に興味を持っているか」「自社で働き続けるイメージを持っているか」を企業が判断したいときに使われる傾向があります。

そのため、重要なのは具体性。例えば、第1志望かを問われたときは「第1志望です」という答えそのものより、「志望度が高い理由」を体験や考えに基づいて話すことが大事です。「説明会や面接で、社員から聞いた〇〇という話でより意欲が高まった」「競合他社の説明会にも行き、比較をしてみた結果、御社が〇〇という点で最も自分のやりたいことに近いと考えた」など、具体的な答え方ができると良いでしょう。

10年後の自分を回答する際も、「課長になっている」などの役職の話をするよりも、「お客さまや同僚から〇〇という言葉をかけてもらえるくらい信頼を獲得できている」といった具体的なイメージを話せるとより良いでしょう。

▼思考力を問われる質問例と回答のポイント

  • 飲酒運転はなぜなくならないか?
  • 自分が総理大臣になったら何をするか?
  • 自然災害についてどう思うか?

企業がこういった正解がない質問をする場合は、「どのような考え方をするタイプの人なのか」を知りたいと考えているケースが多いでしょう。

このような質問をされた場合は、なぜそう考えたのか、社会の状況や自分の持つ人間観、最近興味を持ったニュースなど、根拠も併せて話すことが大切です。

誰かと一緒にする「模擬面接」練習方法と依頼先

面接は相手のいることなので、基本的には周囲の人を頼って練習することが望ましいでしょう。ここでは、模擬面接の依頼先の候補リストと、依頼メール例文を紹介します。

<面接の練習相手候補>

  1. 家族に依頼する
  2. 友人に依頼する
  3. 社会人の先輩に依頼する
  4. 志望企業のOB・OGに依頼する
  5. 参加したインターンシップ先の人事担当者に依頼する
  6. ChatGPTなどのAIサービスを利用する
  7. 模擬面接・面接練習アプリを利用する
  8. 企業が開催する面接練習イベントに参加する
  9. 学校のキャリアセンター(就職課)を利用する
  10. 新卒応援ハローワークなど自治体の相談所を利用する
  11. 就活塾や就活サロンなどの就活相談サービスを利用する
  12. 就職エージェントを利用する

面接の練習相手選びに迷ったときは、まずは就活に精通していて、これまでに多くの面接練習に対応してきているプロに依頼してみましょう。学校のキャリアセンターの職員、エージェントサービスのキャリアアドバイザーなどは、就活のプロの中でも比較的声をかけやすいのでオススメです。

また、これは1次選考を通過した人の場合ですが、2次選考までの間に面接担当者が面接のアドバイスをしてくれる企業もあるので、確認してみるといいでしょう。

それぞれの依頼先に対するメリット・デメリットを確認したい人は以下の記事をご確認ください。

関連記事:代表的な面接練習サービスと練習相手12選を比較|メリット・注意点・選び方

<模擬面接を効果的にするポイント>

  • どの業界、職種の何次面接なのか、面接担当者はどの立場の人なのかを調べて伝える
  • 面接時の企業評価(合格理由や不合格理由など)がわかる場合は伝える

実際の面接では、1次面接なのか最終面接なのか、相手は人事なのか現場のリーダーなのか、役員や社長なのかなどによって質問内容や評価観点は変わってきます。

そこで、模擬面接の場では、想定している面接内容や自分が面接で改善したいところを伝えておきましょう。より本番の面接に近い観点で、面接練習をしてもらいやすくなるでしょう。

<OB・OGへの模擬面接の依頼メール例文>

件名:OG(もしくはOB)訪問および模擬面接のお願い【●●大学 ■■学部 りくなび太郎】
株式会社●● 
●●部 ■■課
●● ●●様

初めてメールをお送りいたします。
●●大学■■学部●●学科の●●●●と申します。
大学のキャリアセンターの卒業生名簿で●●様のことを知り、ご連絡させていただきました。

大学▲年生として就職活動を行う中で、【志望理由:若手のうちからさまざまなプロジェクトに主体者としてかかわれる貴社の社風に引かれ】、現在は貴社の■■職を志望しております。
ぜひ、実際に活躍されている●●様にお話をうかがい、模擬面接をお願いしたいと考えております。

ご多忙中とは存じますが、下記日程で対面またはオンラインにてお時間を頂くことは可能でしょうか。

●月●日(月)10:00〜15:00
●月●日(火)10:00〜15:00
●月●日(水)10:00〜15:00

このほかの時間帯でも、ご対応いただける日程がありましたらご教示ください。
‌お忙しいところ大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

―――――――――――――――
りくなび太郎(りくなび・たろう)
●●大学■■学部●●学科▲年
携帯電話:090-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:tarou@☓☓☓☓☓☓.ac.jp
―――――――――――――――

志望企業のOB・OGに模擬面接をお願いする場合は、OB・OG訪問と併せて依頼をするとスムーズでしょう。事前に自分が志望している業界・職種を伝えて、その業界特有の質問などを交えてもらうと、より本番に役立つ練習になります。

なお、相手の会社名や部署名、名前などのあて名と、自分の名前や連絡先を記した署名を入れずにメールを送ってしまう学生も多いので注意しましょう。

OB・OGが見つからない場合、早めに練習をしたい場合などは就職エージェントのキャリアアドバイザーに面接練習を依頼するのも一つの手です。

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「リクナビ就職エージェント」での面接練習をオススメする4つの理由

ここでは、リクナビ就職エージェントと面接練習をするメリットを4つ紹介します。

  1. 面接の準備と練習に欠かせない「自己分析」と「企業研究・仕事理解」をサポートしてくれる
  2. 自分の属性に合ったキャリアアドバイザーと何度でも納得いくまで練習できる
  3. 面接練習に加えて、就活全般をサポートしてくれる
  4. 選考を受けると企業からの面接フィードバックがあり、強み・弱みが明確になる

1. 面接の準備と練習に欠かせない「自己分析」と「企業研究・仕事理解」をサポートしてくれる

面接では、企業が求める人物像と自分との共通点を見つけてアピールすることが重要。そのため、面接準備と練習には、「自己分析」と「企業研究・仕事理解」も欠かせません。

リクナビ就職エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーが一緒に自己分析をして強みを整理し、応募企業に合わせた面接でのアピールの仕方もアドバイスしています

「強みがない」「頑張った経験が思い出せない・思いつかない」という人も含めて、多くの就活生のサポートを何度もしてきているので、あの手この手でこれまでの経験を引き出し、自分でも気がついていなかった経験や感情を掘り起こしてくれるでしょう。

2. 自分の属性に合った専任アドバイザーと何度でも納得いくまで練習できる

リクナビ就職エージェントでは、理系・文系・体育会系、学科や専攻など個人の属性に合った専任アドバイザーから就活サポートが受けられます

自分の属性に合ったキャリアアドバイザーと面接練習ができるので、「研究内容や専攻の説明の仕方」「〇〇学部が聞かれやすい質問」などを具体的に相談できるのが特徴です。

同じ担当者と納得いくまで、何度でも練習できるので、自信も付けやすいでしょう。

3. 面接練習に加えて、就活全般をサポートしてくれる

リクナビ就職エージェントでは、面接練習以外にも、自己分析や業界研究、ES(エントリーシート)添削、自分に合いそうな求人紹介など、幅広く就活サポートを受けられます

なお、紹介求人の選考を受ける場合には、事前にどんな人物を採用したいか、企業の詳細な採用要件をヒアリングしているので、より効果的な面接練習が可能。応募後の選考日程調整・選考辞退・内定承諾前の質問など、企業との調整まで代行してくれるのが特徴です。

もちろん、紹介された求人に応募するかどうかは、自由に決められます。

4. 選考を受けると企業からの面接フィードバックがあり、強み・弱みが明確になる

一般的に、就活では選考に落ちた理由を知ることはできません。しかし、リクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザーから紹介を受けた求人に応募すると、企業から面接評価とその理由が得られます。すべての企業からのフィードバックを保証するものではありませんが、これまでに多くの企業がこの取り組みに協力してくれています

面接練習だけではわからなかった、自分の強み、弱み、改善点がより明確になります。万が一選考に落ちてしまった場合でも、自分に足りないことを補うために努力することで、他社の選考に生かすこともできるでしょう。

通過した場合も、「次回の面接では、〇〇についてもっと深掘りして聞く予定です」などと、次の面接準備につながるフィードバックが得られるケースもあります。

面接練習についてよくある疑問

Q. 面接練習は何日前から始めると良いですか?

基本的な面接練習は、就活を開始したころから少しずつ始めると良いでしょう。

特定企業を想定している場合は、業界研究や企業研究をした上で、本番1週間前には面接準備を始められることが理想です。

2次面接以降の場合は「1次面接や説明会を踏まえてどのような感想を持ったか?意欲は変わったか?」を具体的に語れると良いので、1次面接や説明会の後から面接準備を始めると良いと思います。

Q. 面接練習は何回くらいした方がいいですか?

面接の練習回数に正解はありませんが、自信を持つためには2回以上は練習できると安心かもしれません。

多くの就活生は、1回目の面接練習では、想定していた以上に不自然な受け答えになってしまうことに気がつき、自信よりも不安が大きくなってしまうようです。自分が不安を感じず、自然に話せるようになるまで繰り返し練習してみましょう。

Q. 面接練習のし過ぎ、丸暗記は良くないですか?

面接練習をし過ぎて「準備したことをすべて暗記してしまった」という状態は、あまり良くありません。暗記した内容をそのまま話していると、企業に「本心が見えない」「人となりが見えない」とネガティブな印象を持たれるリスクがあります。

面接練習のゴールは、自分の伝えたいことを、自分らしい言葉で自然に伝えられる状態です。たくさん練習しても良いですが、丸暗記しないように注意しましょう。

Q. 話す内容をしっかり準備しておけば、面接練習は不要ですか?

本番の面接は誰しも緊張して焦ってしまうものです。話す内容を事前に準備していたのに、緊張して頭が真っ白になった、伝えたいことが全然言えなかった…などと悔やむ就活生は少なくありません。面接で話す内容を準備した後は、実際に声に出して伝える練習を重ねておくのがオススメです。 声に出して練習しておくと、滑らかに話せるようになり本番で緊張しにくくなります。リラックスして自分をアピールできるようになるでしょう。


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記事作成日:2023年4月28日 記事更新日:2025年4月23日

就活をはじめる以前に、本当はいろんな不安や悩みがありますよね。
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ここでは、タテマエではなくホンネを語ります。
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聞きたくても聞けない、ホントは知りたいのに誰も教えてくれないこと。
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そんなテーマを取り上げて、ぶっちゃけて一緒に考えていきましょう。

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