【UAE編】ドバイはなんでも世界一

Reported by シュクラン
UAE(アラブ首長国連邦)のドバイ首長国にある日系企業の現地法人に勤務。現地で大切にしているのは、家族と過ごす時間。特に、マンション内のプールで子どもと遊ぶのが楽しみ。

金融と観光がドバイの生命線

こんにちは。シュクランです。今回は、ドバイ首長国とその人々についてお話しします。

 

皆さんは、ドバイ首長国のことを、中東の国だから産油国だろうと思っているかもしれませんが、UAE(アラブ首長国連邦)の中で原油が豊富に出るのはアブダビ首長国だけ。原油がほとんど出ないドバイ首長国では、金融を中心とした海外からのマネーの流入、観光による収入が、経済成長を支える生命線となっています。そこでドバイ政府は、海外マネー誘致のために、イスラム教の戒律による規制を緩和したり、経済特区を設置したりと、さまざまな策を進めています。

 

例えば、イスラム教では、女性が顔や肌を露出することは本来禁じられていますが、ドバイではさほど厳しく言われません。そのため、サウジアラビアからドバイに向かう飛行機では、搭乗時には顔も体も黒い布で覆っていた女性が、飛行機の中で、黒い布を取り、顔や肌を露出した洋服姿になったりします。戒律の厳しいサウジアラビアでは、レストランが入り口から男性のみのスペースと家族連れ専用のスペースとに分かれていたり、日中、屋外で女性の姿を見ることはまずありませんが、ドバイでは、レストランの同じフロアで食事もできるし、公共のビーチで男女とも普通に水着を着て泳いでいたりします。

 

高さ世界一の超高層ビル「ブルジュ・ハリーファ」に、世界最大の噴水「ドバイ・ファウンテン」、世界最大のショッピングモール「ドバイ・モール」など、観光客をひきつける施設を続々とオープンさせているのも、継続的な観光客誘致に対するドバイの意気込みの表れといえるでしょう。初乗り約50円、10キロメートル走っても約500円というタクシー料金も、ドバイを訪れる観光客にとっては大きな魅力。ガソリンが1リットル約60円と安いことに加え、インドやパキスタンから来ている移民が運転手として採用されていることから、人件費が抑えられているのがその一因です。移民による安い労働力がほぼ無尽蔵に供給されていることは、ドバイ経済の成長を支える重要な背景となっているように思います。

 

燃費の悪い大型車もドバイでは大人気

ドバイの人々の対日感情は、すこぶる良好といえそうです。日本製品、特に自動車や家電などへの評価がとても高く、日本人のマナーの良さに対する称賛の声もよく聞かれます。特に人気があるのが、トヨタのランドクルーザー。砂漠がちなドバイだけに、現地の人たちは、やはりオフロード車が好きなようです。ガソリン代が安いこともあり、日本では敬遠されがちな燃費の悪い大型車も好まれる傾向が。中間層の人々には、トヨタや日産、三菱といった大手日本車メーカーのセダンも人気です。

 

家電に関しては、もっと安い製品や、Samsung(サムスン電子)など韓国製品がマーケットを席巻しているのも事実ですが、それでも、「10年前に買った日本製のテレビが、まだ壊れずに使えている」と言って日本製を愛用している方もいます。他国製品よりも2~3割高い印象のある日本製品ですが、やはり品質への信頼が高いことを感じます。海外駐在員としても、こうした日本への高評価はとてもありがたく、信頼を裏切らないように、自分の仕事においてもいっそうの向上に努めたいと考えている次第です。

 

次回は、ドバイでの私の生活についてお話しします。

 

160階建て・全高828メートルの高さを誇る超高層ビル「ブルジュ・ハリーファ」。ホテルなどを含む複合商業施設となっている。

 

手前の扇形のパンが「ピタ」。小麦粉を原料としていて、中東では主食となる。その奥が、ヒヨコ豆のペーストにオリーブオイル、レモンジュースを加えた「フムス」。いずれも代表的なアラブ料理だ。

 

2008年に世界最大のショッピングモールとして開業した「ドバイ・モール」。車寄せには高級車がズラリ。

 

同じくドバイ・モール内にある巨大水槽。この水槽も世界最大級の規模だとか。

 

構成/日笠由紀

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