【完全版】新卒向け履歴書の書き方(例文・見本サンプル付き)

就活に特化した、新卒採用の履歴書の書き方を例文・サンプル付きで解説。人事に好印象を与え、「会いたい・採用したい」と思わせる書き方のコツと、各項目の一般的な書き方、添削後に修正が発生しやすいポイントを丁寧にアドバイスします。大学指定の履歴書フォーマットを使うべきなのかなど、新卒ならではの質問にも回答。

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書き方見本・サンプル|就活で使う「新卒採用」向けの履歴書の全体像

▼新卒採用の「履歴書」記入例

新卒履歴書の記入例

※サンプル画像は厚生労働省が公開している様式で作成していますが、実際は学校指定の履歴書を使うのがオススメです。

履歴書とは?エントリーシート(ES)とはどう違う?

履歴書は、個人の学業や職業の経歴、人となりを表す個人の特徴やスキルなどを記した書類です。エントリーシート(ES)は、採用選考においてのみ参考にするものですが、履歴書は人事データとしても使う公的な書類なので、選考が終わった入社後も保管されるケースが多くあります。たとえ故意ではなくても、内容に虚偽があると「私文書偽造」に当たり不採用や解雇の原因にもなり得るため、記入ミスがないように注意しましょう。

事前準備|履歴書を書くために必要な11個のアイテムと選び方

▼履歴書を書くために必要な11個のアイテム

必ず用意するもの>

  1. 履歴書
  2. 証明写真
  3. 両面テープまたはのり
  4. 下書き用の鉛筆またはシャープペンシル
  5. 消しゴム
  6. 清書用のボールペン
  7. 印鑑
  8. 朱肉

必須ではないがあると良いもの>

  1. 押印マット
  2. 下敷き
  3. 就活用のメールアドレス

【準備1】履歴書を用意する

Q:履歴書はどんなフォーマットのものを、どこで買えばいい?

就活では、学校指定の履歴書を使うのがオススメです。学校名やロゴがわかりやすく印字されていて、記入項目が新卒採用に特化したものになっているので、無駄なくアピールしやすいのが特徴です。学校指定の履歴書は、学校の購買部やキャリアセンターで購入したり、学校のホームページからダウンロードしたりして手に入れましょう。書き損じに備えて、多めに用意しておくと安心です。

学校指定の履歴書がない場合は、厚生労働省のサイトからデータをダウンロードして使うこともできます。コンビニや書店、文房具店、100円ショップなどで売っている履歴書を使う場合は、自分のアピールポイントをしっかり伝えられる項目欄・スペースがあるかどうかを確認してから購入しましょう。

●厚生労働省履歴書様式例
PDF版はこちら
Excel版はこちら

【準備2】履歴書の証明写真を用意する

Q:履歴書用の証明写真はどこで撮るといい?

証明写真を撮る方法には、以下の3つがあります。

1:写真館で撮る

コストをかけてでも出来上がりの質にこだわりたい人には、写真館がオススメです。就活に特化した写真館などで撮影すると、顔の角度や表情へのアドバイスはもちろん、ヘアメイクのセット、顔にかかってしまった髪の毛や、目の下のクマを消すなどの補正もしてくれます。

2:スピード写真で撮る

コストを抑えつつ、ある程度の品質も担保したい人は、肌色などの補正機能がついたスピード写真機で撮影すると良いでしょう。自分で撮影設定や身だしなみを整える必要がありますが、写真館に比べるとコストを安く抑えられます。撮影データのダウンロードができる機械を選ぶと、焼き増しもできるので便利です。

3:スマホなどのカメラで撮って印刷

スピード写真機を探す時間もないほど急いでいるときには、スマホのカメラなどで撮影し、コンビニなどのコピー機で写真を印刷する手もあります。自分で撮影する場合は、角度がつかないように、セルフタイマー機能などを使って正面から撮影しましょう。

Q:履歴書に使う証明写真のサイズと様式は?

履歴書で使う写真は、履歴書用サイズといわれる「縦40ミリ×横30ミリ」が一般的です。ただし、学校指定の履歴書などでは、あえてこれよりも大きいサイズを指定しているケースもあります。もしも、自分でサイズに合わせてカットしなければならない場合は、定規を当てて切断面がきれいにそろうように切りましょう。撮影したデジタルデータを残しておくと、焼き増しが楽になります。

Q:履歴書用の証明写真を撮るときに気をつけるべきことは?

証明写真を撮るときは、以下のポイントに注意しましょう。

  • 正面を向いた胸から上の写真を、無地の背景で撮影する
  • 服装は、スーツが一般的。面接時と大きな違いがないようにする
  • 髪型は、前髪が目にかからず、寝癖がないようにする
  • カラーとモノクロのどちらでも構わないが、カラーが一般的
  • 歯を見せない程度の笑顔で撮影
  • 履歴書に使えるのは、おおむね3カ月以内に撮影したもの
  • 集合写真や普段のスナップ写真は使わない

Q:履歴書に貼る証明写真の裏側には何を書くべき?

撮影した証明写真は、裏面に学校名・学部・氏名を書いておきます。裏面に名前が書いてあれば、履歴書から取れてしまったときにも、誰の写真かすぐわかるからです。ゲルインクのボールペンで書くと、文字がにじんでしまうケースもあるため、油性ペンを使うようにしましょう。

*証明写真を安くキレイに撮るコツを知りたいという人は、以下の記事も参照ください。

【準備3】履歴書に写真を貼り付けるアイテムの選び方

Q:「両面テープ」と「のり」のどちらを選ぶといい?

履歴書に写真を貼るためのアイテムは、両面テープでものりでも、どちらでも問題ありません。ただし両面テープの方が、写真をしっかりと固定できて、紙がシワになりにくいのでオススメです。両面テープが用意できない場合は、剥がれないようにしっかり貼り付けて、のりがはみ出さないように注意しましょう。

【準備4】履歴書の下書き用アイテムを用意する

Q:履歴書の下書きは「鉛筆」と「シャープペンシル」のどちらがいい?消せるボールペンを使ってもいい?

履歴書の下書きをするためのアイテムは、鉛筆でもシャープペンシルでも、どちらでも問題ありません。ただし、鉛筆の方が下書きの跡が残りにくいようです。

シャープペンシルを使うと、文字を消した後にも筆跡が溝のように残ってしまうケースがあります。この溝はペンで清書したときにインクがかすれてしまう原因にもなります。シャープペンシルを使う場合には、なるべく溝ができないように筆圧を強くしすぎないように注意しましょう。

なお、こすることで文字が消せるボールペンは、摩擦で紙がすり減ったり、破れたりする可能性があるため、下書きには使わないようにしましょう

【準備5】履歴書の清書用アイテムの選び方

Q:文字が読みやすくてきれいに見える、履歴書に適したボールペンの種類は?

履歴書の清書用ボールペンは、ゲルインクのものがオススメです。ゲルインクは、書き味が軽い上に、かすれにくく、濃く書けて、耐水性がありにじみにくいのが特徴です。スムーズに書けてくっきりと発色するので、多くの人が「読みやすい文字」を書くことができるでしょう。

Q:履歴書を書くときは、どのくらいの太さのボールペンを用意するといい?

履歴書を書くのに適したボールペンの太さは、0.5〜1.0ミリです。一般的に、大きな文字は太い線で書いた方が見栄えがすると言われているため、記入項目欄のサイズや書きたい文字の大きさによって、2~3種類の太さのボールペンを使い分けるのも良いでしょう。

もちろん、最初から最後まで1種類のペンの太さのみで書いても、問題ありません。

例:ボールペンの太さの使い分け

  • 1.0ミリ:氏名、強調したい見出しなど
  • 0.7ミリ:基本の文字
  • 0.5ミリ:名前や住所などの振り仮名、枠の大きさに対して文字数が多くなる箇所など

Q:書き間違えたときのために、消せるボールペンで履歴書を清書してもいい?

履歴書の清書に、消せるボールペンを使ってはいけません。履歴書に修正液や修正テープは使えないため、消せるボールペンで清書した方が安心だと考える人もいるでしょう。しかし、消せるボールペンのインクは摩擦だけではなく、コピー機にかけたときの熱や時間の経過などによっても文字が消えてしまいます。長期保存をする就活の履歴書には適していません。また、簡単に情報改ざんができてしまうため、書いた情報に対する信頼性も低くなってしまいます。こっそり使ったとしても、消せるボールペンのインクの色は薄くて特徴的なので、多くの履歴書を見比べている人事や採用担当者にはバレてしまうでしょう。

Q:履歴書の清書に下敷きは必要?使うとどんな効果がある?

下敷きがなくても、履歴書の清書はできます、机によっては表面にデコボコがあり、それによって文字が乱れてしまうことがあります。また、表面は滑らかでも机の材質が硬すぎて、ペン先が滑ってインクがうまく出ないというケースもあります。

下敷きを使うことで、常に一定条件で安定したきれいな文字を書くことができるでしょう。けい線やマス目がある下敷きを使えば、文字の大きさやラインをそろえて書くこともできるので、履歴書を美しく仕上げたい人にはオススメです。

*清書用のボールペンについて詳しく知りたいという人は、以下の記事も参照ください。

【準備6】履歴書用の印鑑と押印マットの選び方

Q:履歴書に押す印鑑は実印?認印?シャチハタ印鑑などでも大丈夫?

一般的に、就活の履歴書に押す印鑑は認印です。認印とは、朱肉を使うタイプの印鑑のうち、役所などで実印登録していないものを指します。100円ショップや文房具店、書店などでも購入できるので、準備しておくと良いでしょう。

インク浸透印(シャチハタ印鑑)はビジネスシーンには適さないため、就活の履歴書には使わないようにしましょう。また、実印は一般的には契約書などに使います。履歴書に使うと良くないというわけではありませんが、認印の方がより適しているでしょう。

なお、履歴書への押印は「本人が記入した」ことを証明するために行いますが、押印欄がない履歴書フォーマットの場合は、わざわざ押印する必要はありません。

Q:就活に押印マットは必要?使うとどんな効果がある?

押印マットを履歴書の下に置いて押印すると、比較的簡単にきれいな印影が作れます。押すと沈み込むような厚さと弾力があるので、印鑑を強く押し付けなくても「かすれ」「にじみ」「欠け」「二重印影」を防ぐことができるでしょう。

就活生の中には、一生懸命に書き上げた履歴書が最後の押印で台無しになってしまい、泣く泣く書き直した経験がある人も少なくありません。そうなる前に、100円ショップや文具店、ホームセンターなどで押印マットを購入しておくと安心でしょう。

【準備7】就活用のメールアドレスを用意する

Q:就活に専用メールアドレスは必要?用意するメリットは?

必須ではありませんが、就活用のメールアドレスを用意しておくと、就活に関する情報をまとめて管理・検索できるのでオススメです。プライベートで日常的に使っているメールアドレスも就活に使えますが、多くのメールに紛れて、面接などの日程調整や選考結果の連絡などを見落としてしまう可能性があります。就活用にメールアドレスを新しく作る場合は、氏名などを取り入れたシンプルなものにすると良いでしょう。

例:就活用にオススメのメールアドレス

  • 学校から発行されているメールアドレスを使う(例:@〜ac.jp)
  • Gmailなどでフリーメールアドレスを新しく作る(例:@gmail.com)

Q:就活用メールアドレスには、どんな設定が必要?

就活に使うメールアドレスを決めた後は、選考が本格化する前に次の3つの作業をしておきましょう。

就活でやっておきたいメールの設定

  1. メール確認用のアプリなどを使ってスマホと同期する
  2. メール差出人に本名が表示されるように、ユーザーアカウントを登録する
  3. メール末尾に自動で署名が付くように設定する

まずは、メール確認用のアプリなどを使って、スマホでも簡単に閲覧・返信ができるようにしておきましょう。次に、相手のメール受信ボックス内で、差出人として自分の名前を表示させるためには、ユーザーアカウントに本名を登録する必要があります。これをしていないと、名前ではなくメールアドレスがアルファベットで表示されるだけで視認性が落ちるため、必ず設定しておきましょう。

最後に、学校・学部・学科・学年・名前・連絡先を記したメール署名を作成し、メール末尾に自動挿入されるように設定しておきましょう。

*メール署名サンプル例文
―――――――――――――――――
りくなび太郎(りくなび・たろう)
●大学■■学部●●学科■年

〒100-0000
東京都千代田区丸の内☓丁目☓番☓号

携帯電話:090-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:tarou@☓☓☓☓☓☓.ac.jp
―――――――――――――――――

→参考例:Gmailでメール署名を作成する方法

履歴書の画像

新卒・履歴書の書き方|人事の目に留まるコツと例文

新卒採用向けの履歴書の書き方と例文、人事や採用担当者がチェックしているポイントを、以下の14項目にわたって解説します。

  1. 日付
  2. 生年月日・年齢
  3. 現住所
  4. そのほかの連絡先
  5. メールアドレス
  6. 学歴・職歴
  7. 免許・資格
  8. 自己PR
  9. 志望動機
  10. 好きな学科・得意な科目、または研究テーマ
  11. 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
  12. 趣味・特技
  13. 本人希望欄
  14. 性別・健康状態・賞罰

【1】新卒・履歴書の上部にある「日付」の書き方

履歴書の枠外上部にある日付欄は、応募先企業に提出する日を書きましょう。年号は、企業から指定がなければ和暦(令和X年など)と西暦(20XX年など)、どちらでも構いませんが、そのほかの記入欄も含めて履歴書全体で統一する必要があります。

▼「日付」書き方例

和暦の場合:  令和X年X月X日現在
西暦の場合:  20XX年X月X日現在

※メールに添付の場合は送信日を書く
※郵送する場合は投函(とうかん)日を書く
※持参する場合は持参日を書く

【2】新卒・履歴書の「生年月日・年齢」の書き方

就活の履歴書には、「満○歳」と書く欄があります。「満年齢」は、生まれてからどれだけ時間が経過したかを表すものです。早生まれなど関係ありません。履歴書上部に書いた日付時点での年齢を書きましょう。

▼「生年月日・年齢」書き方例

平成 XX年 X月 X日生まれ(満 XX歳)

※履歴書全体で統一してあれば年号は西暦(20XX年)でも問題ありません。

【3】新卒・履歴書の「現住所」の書き方

履歴書の現住所欄は、都道府県からマンション・アパートの名称、部屋番号まで、略さずに書きましょう。「〇-〇-〇」ではなく「丁目、番、号」を用いて書きます。振り仮名は漢字部分のみで構いません。「ふりがな」とあればひらがなで、「フリガナ」とあればカタカナで書きましょう。

▼「現住所」書き方例

フリガナ: トウキョウト チヨダク マルノウチ

現住所:    〒100-0000 東京都 千代田区 丸の内 X丁目 X番 X号

【4】新卒・履歴書の「そのほかの連絡先」の書き方

就活の履歴書では、現住所以外に連絡を希望する場所がない場合は、そのほかの連絡先を書く必要はありません。現住所と同じであることを示す意味で「同上」と書きましょう。留学中の場合は、書類などの送付に備えて、日本国内で書類受け取りができる住所があれば、この欄に書いておくのも良いでしょう。メールアドレスの記入欄がない場合、ここにメールアドレスを記入することもできます。

▼「そのほかの連絡先」書き方例

フリガナ:

現住所:       同上

※上記は、現住所以外に連絡を希望する場所がない場合の書き方です。

【5】新卒・履歴書の「メールアドレス」の書き方

就活の履歴書にはパソコンとスマホの両方で、こまめに確認できるメールアドレスを書きましょう。面接の日程調整や選考結果の連絡はメールで届く場合があります。携帯電話・スマートフォンのキャリアのメールアドレスは、迷惑メール対策設定により企業からのメールを受信できない場合や、添付ファイルを開けない場合があるため避けた方が無難です。

就活に適したメールアドレスについては、前述した”【準備7】就活用のメールアドレスを用意する“を参照ください。

▼「メールアドレス」書き方例

メールアドレス:   tarou@XXX.ac.jp

【6】新卒・履歴書の「学歴・職歴」の書き方

就活の履歴書では、学歴は以下の基本ルールに沿って書きましょう。

  • 1行目に「学歴」と中央に書く
  • 2行目から実際の学歴を「中学卒業」から現在まで書き始める
  • 学校名、学部、学科、コース、専攻を正式名称で書く
  • 「卒業見込み」または「修了見込み」も忘れずに記入する

学歴を書き終えた後は、以下の基本ルールに沿って職歴を書きましょう。

  • 学歴を書き終えたら、1行目に空欄を作ってから「職歴」と中央に書く
  • 「職歴」と書いた次の行から実際の職歴を書き始める
  • 職歴がある場合は、会社名や部署名の正式名称を書く
  • 正社員での就職経験がない場合は「なし」と書く
  • 職歴を書き終えたら、最後に右寄せで「以上」と書く

▼「学歴・職歴」書き方例

学歴

平成〇年  3月  東京都〇〇区立〇〇中学校 卒業
平成〇年  4月  私立〇〇高等学校 入学
令和〇年  3月  私立〇〇高等学校 卒業
令和〇年  4月  〇〇大学□□学部△△学科  入学
令和〇年  3月  〇〇大学□□学部△△学科 卒業見込み

職歴

       なし

以上

※上記は、職歴がない場合の大学生の書き方です。

*より詳しい学歴の書き方、さまざまなパターンの例文は、以下の記事を参照ください。

浪人、留年、休学、留学、編入、転校、中退などはもちろん、学校名の変更や、大学院生、高専生、中高一貫校など出身校にまつわる書き方、ダブルスクールや学生起業、就労経験がある場合の書き方など、全27例のサンプルを用意しています。

【7】新卒・履歴書の「免許・資格」の書き方

就活の履歴書では、免許・資格欄は以下の基本ルールに沿って書きましょう。

  • 取得歴が古いものから順に書くのが一般的
  • ない場合は空欄にせず「特になし」と書く
  • 略称は使わずに、すべて正式名称で書く
  • 現在勉強中のものは、「取得見込み」「合格に向けて勉強中」として書くことができる
  • 国家資格や都道府県が認めるものだけではなく、民間の機関が認める資格も記入できる
  • 最後の行に「以上」と書く必要はない

▼「免許・資格」書き方例

令和〇年  〇月  普通自動車第一種免許 取得

令和〇年  〇月  実用英語技能検定1級 合格

令和〇年  〇月  TOEIC Listening & Reading Test  800点  取得

令和〇年  〇月  日商簿記検定試験1級 合格に向けて勉強中

令和〇年  〇月  中学校教諭一種免許状(国語) 取得見込み

▼主な資格の正式名称の一覧表

一般名称 正式名称
普通運転免許 普通自動車第一種運転免許
大型運転免許 大型自動車第一種運転免許
バイク免許 普通自動二輪車免許
大型バイク免許 大型自動二輪車免許
漢検 日本漢字能力検定 ○級
英検 実用英語技能検定 ○級
TOEIC TOEIC Listening & Reading Tests ○点
TOEIC Speaking & Writing Tests ○点
TOEIC Bridge Listening & Reading Tests ○点
TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests ○点
TOEFL TOEFL iBT Test ○点
TOEFL ITP Test ○点
教員免許 小学校教諭一種免許状
中学校教諭一種免許状 (○○教科名)
高等学校教諭一種免許状 (○○教科名)
珠算 日本商工会議所 珠算能力検定試験 ○級
全国珠算教育連盟 珠算検定試験 ○級
全国珠算学校連盟 全国珠算技能検定試験 ○級
秘書検定 秘書技能検定試験 ○級
簿記 日本商工会議所簿記検定試験 ○級
MOS

 

Microsoft Office Specialist Excel 20○○
Microsoft Office Specialist Word 20○○
Microsoft Office Specialist PowerPoint 20○○
FP ○級 ファイナンシャル・プランニング技能士

※日商簿記の正式名称は、「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」ですが、長すぎて逆にわかりづらくなってしまうため、「日本商工会議所簿記検定試験」もしくは「日商簿記検定試験」と記載しましょう。

【8】新卒・履歴書の「自己PR」の書き方

履歴書の自己PR欄は以下の1〜6の流れに沿って書きましょう。

  1. 自分の強み
  2. その強みが発揮された経験は何か
  3. 課題は何か
  4. 課題にどう取り組んだのか
  5. 結果どうなったのか
  6. 社会人として強みをどう生かしたいか

▼「自己PR」書き方例文

私は、当たり前なことを誰よりも極め、信頼を得られる人間です。

小学生のころ、授業中の先生の発言に毎回反応をしていることを評価していただいた経験から、当たり前なことを継続することの重要性に気づきました。それ以来、凡事徹底を誰よりも意識するようになりました。大学時代には、授業の予習を毎回A4ノートにびっしり書き込んで最前席で授業を受け続けたところ、私の事前準備の量を見て教授が感動してくださり、授業アシスタントに抜てきされるほどになりました。

社会人になってからも、このように信頼を得られる人になれるよう、当たり前なことを誰よりも真摯に取り組んでいきたいと考えています。

▼人事や採用担当者が履歴書の「自己PR」で見ている2つのポイント

自己PRに、特別なエピソードや華やかな成功体験は必要ありません。自己PRを通じて企業が見ているポイントは、主に次の2点です。

1:企業の求めている強みを持っているかどうか

2:企業にマッチする人柄かどうか

1:実際に仕事をする際に生かせる強みがあれば、加点ポイントになるでしょう。例えば、目標達成が重要な企業の営業職の場合、「負けず嫌い」などの強みを持っていると、加点になりやすいと言えます。

2:現在働いている社員とのマッチング度合いも見ています。例えば、強みや部活などの注力していた活動に類似性が見られると、マッチ度が高そうだと認識されるでしょう。

*より詳しい自己PRの書き方と例文パターンを知りたい人は、以下の記事も参照ください。

【9】新卒・履歴書の「志望動機」の書き方

履歴書の志望動機は以下の1〜5の流れに沿って書きましょう。

  1. なぜその業界なのか
  2. なぜその企業なのか
  3. なぜその職種(仕事内容)なのか
  4. 「3」を裏付ける経験エピソード
  5. 入社後どんなことをしたいか

▼「志望動機」書き方例文

私が貴社を志望する理由は、地方再生に寄与したいと考えているからです。

地方再生に興味を持ったのは、幼少期によく遊びに行った祖父母の自宅周辺の活気が、年々失われていく現実に直面したことがきっかけです。大学では地域創生学を学び、同様の課題を抱える地方がたくさんあること、その再生が急務であることを知り、自分にできることは何かと考え続けてきました。

貴社は、〇年前から古民家を再生したホテルの企画・運営事業に力を入れ、周辺地域に観光客を呼び込んで活性化させる新しいビジネスモデルで実績を上げており、そこに大きな魅力と可能性を感じました。ぜひとも貴社の一員となり、さまざまな業務を通して日本の地方再生に尽力していきたいと考えています。

▼人事や採用担当者が履歴書の「志望動機」で見ている2つのポイント

志望動機を通じて企業が見ているポイントは、主に次の2点です。

1:「なぜ」その企業に魅力を感じたか

2:その企業で働くモチベーションが十分にあるか

1:「なぜその業界で、なぜその企業で、なぜその仕事をしたいのか」という理由を明確に伝えることが大切です。また、その理由に「自分ならでは」の情報が盛り込まれていて、他社では駄目な理由、その企業でなければならない理由が明らかになっていると、採用担当者の心に響く志望動機につながるでしょう。

2:仕事の成果は、能力とモチベーションの掛け合わせで最大化されるもの。企業は、志望動機を通して、仕事で大変なことがあったときにも、踏ん張って頑張れるだけのモチベーションがあるかどうかも判断しようとしています。

*より詳しい志望動機の書き方と例文パターンを知りたい人は、以下の記事を参照ください。

【10】新卒・履歴書の「好きな学科・得意な科目、または研究テーマ」の書き方

履歴書の好きな学科・得意な科目、または研究テーマは、事実に沿って書きましょう。内容の説明は、シラバスや履修要項などを参考にして書くと、まとまりやすくなります。講義内容に加えて、なぜその科目を好きになったのか、なぜその研究テーマを選んだのかなど、動機や自分の思いを書くようにすると良いでしょう。

▼「好きな学科・得意な科目、または研究テーマ」書き方例文

私の好きな学科は地域ブランド論です。地域の衰退要因と地域を構成する主体について学び、地場産業振興と地域経済の連関性について考察しました。私の実家は、商店街で小さな雑貨店を営んでいます。近年、地元の過疎化が進み地域全体に活気がなくなっていくのが気にかかっていたところ、この学科に出会いました。

地域ブランドの創出・形成・発展には、地域の事業者が重要であることをいくつもの事例を通して学んだことで、地域活性化に自分がどう具体的にかかわることができそうかを考える機会にもなりました。入社後は、地域産業とのコラボレーションによって、自社だけではなく地域全体の活性化を実現している貴社での仕事に、この学びを生かしたいと考えています。

【11】新卒・履歴書の「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」の書き方

履歴書で、ガクチカを書くときは、以下1〜6の流れに沿って記入しましょう。

  1. きっかけ・背景
  2. 設定したゴール
  3. 体制・役割
  4. こだわったこと
  5. 結果・学んだこと
  6. 学んだことを今後どう生かすか

▼「ガクチカ」書き方例文

人見知りの性格を克服するために、ファストフード店の接客担当として1日当たり100名を超えるお客さま対応をしました。大学入学時に、周りから「第一印象が暗くて話しかけづらい」と言われ、悔しい思いをしたので、自分を変えたいと思いました。そんな時、笑顔を絶やさず働く同店の社員に憧れ、挑戦の意味を込めて、接客担当としてアルバイトを始めたのです。最初は、お客さまの目を見ることすらできませんでしたが、先輩方のようになりたい一心で努力を重ねました。毎日鏡を見て笑顔の練習をしたり、接客のロールプレーイングを先輩に申し込み、その様子を撮影して研究したりしました。また、接客に慣れるには経験数も重要だと感じ、店長に接客時間の延長を依頼し、毎回100名以上の接客ができる環境に身を置きました。その結果、接客賞を受賞し、人見知りを克服して明るくコミュニケーションを取れるようになりました。

今後も、自身が苦手だと感じるような壁に出会ったとしても、この経験を生かして、その時にできることをコツコツと行い、自分を変えていく努力を行いたいと考えています。

▼人事や採用担当者が履歴書の「ガクチカ」で見ている2つのポイント

ガクチカに、特別なエピソードや華やかな成功体験は必要ありません。ガクチカを通じて企業が見ているポイントは次の2つです。

1:力を入れて行動したことの背景にある「思い」や「原動力」

2:体験から何を学び、どう糧になったのか、将来どのように生かせると思っているのか

1:企業は、「学生時代に最も打ち込んだこと」に込めた思いや、原動力になったものから見える人柄を基に、「この人はわが社に合っているか」「長く活躍してくれそうか」を判断しようとしています。

2:入社後に学びを存分に生かし、やりたいことに突き進んでくれそうかどうかを見ています。

*より詳しく企業の視点を知りたいという人は、以下の記事も参照ください。

*ガクチカに書けるエピソードがないという人は、以下の記事も参照ください。

【12】新卒・履歴書の「趣味・特技」の書き方

履歴書の趣味・特技は数字や固有名詞を示して具体的に書きましょう。具体的であればあるほど、自分の個性を伝えやすくなり、企業もあなたに質問がしやすくなります。また、一般的に趣味・特技は面接の際、担当者が最初の会話の糸口を探すためにまず見る箇所で、記入欄もさほど大きくないため、読みやすさを重視すると良いでしょう。文章でだらだらと書くのではなく、箇条書きでわかりやすく書くのがオススメです。

「趣味・特技」書き方例文

●趣味:野球観戦

ヤクルト戦を中心に年間15試合観戦。ビジターゲームも年間2〜3試合観戦しています。

●特技:早起き

中高6年間無遅刻・無欠席です。大学の講義にも遅れたことがありません。

▼人事や採用担当者が履歴書の「趣味・特技」で見ている2つのポイント

趣味・特技を通じて企業が見ているポイントは次の2つです。

1:面接でアイスブレークとして使える材料はあるか

2:あなたの人となり

1:面接では、最初からいきなり志望動機や自己PRなどの本題に入るのではなく、「取りあえず趣味の話から聞いてお互いの緊張をほぐそう」と話題にすることが少なからずあります。

2:趣味・特技を通じて「あなたはどんな人か」を知ろうとしています。求められているのは自慢話や特別な経験ではありません。そのため、「何かかっこいいことを書かなくては」と背伸びして誇張した内容を書くより、面接担当者にリラックスして楽しく説明できるような、本当に好きなこと、得意なことを書くのがオススメです。

*より詳しく趣味・特技の書き方を知りたいという人は、以下の記事を参照ください。

【13】新卒・履歴書の「本人希望欄」の書き方

履歴書の本人希望欄は、応募者がその企業に就職する上で、何か譲れない希望条件を書く欄です。一般的には転職活動の際に、連絡希望時間を書いたり、育児や介護などを理由に時短勤務や転勤のない働き方を希望している旨を書いたりします。

新卒の就活では、本人希望欄に自ら条件を書くのはあまりオススメしません。企業側から「本人希望記入欄に希望の職種をご記入ください」などと指示があったときだけ、記入するのが良いでしょう。希望職種や希望勤務地などをどうしても主張したい場合には、履歴書の本人希望欄に書くのではなく、面接で伝えるようにしましょう。

▼「本人希望欄」書き方例文

就職する上での絶対に譲れない条件がない場合は以下のように記入します。

貴社の規定に従います。

【14】新卒・履歴書の「性別・健康状態・賞罰」の書き方

基本的に履歴書は空欄を作らないことが原則とされています。記入するべきことがない場合であっても、「特になし」などと書くことが推奨されていますが、例外的に記入しなくても問題ないと国が定めている項目が、「性別」「健康状態」「賞罰」です。この項目については、書きたくない場合には空欄にしても差し支えはないとされています。空欄で提出することに抵抗や不安がある場合には、これらの項目がない履歴書フォーマットを選ぶようにすると良いでしょう。

履歴書とPC

会ってみたいと思わせる、印象の良い履歴書を書くための4つのコツ

企業の人事や採用担当者に、「面接で会ってみたいな」と思わせるような履歴書を書くには以下の4つのポイントを押さえましょう。

  1. 丁寧に美しく仕上げる
  2. 「自分らしい」エピソードを入れる
  3. エピソードは、映画の脚本のように、具体的かつわかりやすく書く
  4. 履歴書だけですべてを伝えようとしない

【1】丁寧に美しく仕上げる

履歴書は、どれだけ美しく仕上げているかによって、その企業に対する「志望度の高さ」が読み取れます。パソコン作成の場合も手書き作成の場合も、誤字脱字がないこと、全体の8割以上を埋めていること、清潔感のある証明写真を枠内に丁寧に貼り付けることなどは、履歴書を書く上で基本的な部分です。加えて手書きで作成する場合は、時間をかけて丁寧に書いたと推測できるような筆跡が好ましいでしょう。

これらが欠けていると、悪目立ちをしやすく「志望度が低いから、適当に書いたのかな」と思われかねないので注意が必要です。

*履歴書を手書きで美しく書くコツを知りたいという人は、以下の記事を参照ください。

【2】「自分らしい」エピソードを入れる

企業は、履歴書に「その人らしさ」が表れているかどうかもチェックしています。特別な経験や、派手なエピソードを求めているわけではないので、「きっとこの人は、こんな考え方で、こんなことを大事にしている人だろう」と読み手に伝わるように、自分なりの考え方や動機、着目点などを重点的に書くと良いでしょう。

【3】エピソードは、映画の脚本のように、具体的かつわかりやすく書く

エピソードは、映画の脚本のように、あなたが主人公となってその時の状況やシーンがイメージとして思い浮かぶくらい具体的な書き方をしてあるのが理想です。

「映画の脚本のように」と言うと、たまに、奇をてらった言葉で自分を印象付けようとする就活生もいるのですが、何を伝えたいのかがわからずに読み手が困惑しては意味がありません。小学生にも伝わるような言葉で、誰が読んでもわかりやすく、自分本位ではない書き方を心がけましょう。

【4】履歴書だけですべてを伝えようとしない

仮に伝えたいエピソードが数多くあったとしても、全部を書ききることはオススメしません。長すぎるエピソードは読み手の負担にもなりかねません。読み手に伝わるように状況やエピソードは具体的に説明しつつも、相手が「もっと詳しく聞いてみたいな」と思えるような余地を残しておくと、面接での会話の糸口になることもあります。

履歴書の添削ポイント|就活生にありがちな3つの間違い

一生懸命に書いた履歴書であっても、第三者が添削をすると、「もっと良くできる」と感じることも多いものです。ここでは、キャリアアドバイザーが履歴書を添削した際に、就活生に「修正した方が良い」とアドバイスする機会が多い3つのパターンを解説します。

  1. 結論とエピソードに一貫性がなく事実の羅列になっている
  2. 自己PRとガクチカでエピソードがかぶっている
  3. 抽象的な言葉でイメージが伝わりにくい

【1】結論とエピソードに一貫性がなく事実の羅列になっている

例えば、「〇〇に取り組んだ、その結果△△だった」というように、事実だけを羅列して、1つの枠に複数のエピソードを盛り込んでしまう就活生は少なくありません。少しでも多く自分の魅力を伝えたいという気持ちからだとは思いますが、これは逆効果です。事実の羅列だけでは、その時の状況や課題感、あなたの考え方などが伝わってこず「あなたらしさ」を感じることができません。エピソードは数を絞ってなるべく具体的に、でもすべてを書きすぎずに、質問したくなるような余白を残しておくことが大切です。

【2】自己PRとガクチカでエピソードがかぶっている

もう1つよくあるのは、自己PRやガクチカなど、別々の項目で同じエピソードがかぶっているケースです。例えば、ガクチカでもアルバイトの経験を書き、自己PRでもアルバイトの経験を書くといったことはなるべく避けましょう。自分のことを多角的に知ってもらうためにも、異なる経験やエピソードを選ぶと良いでしょう。

【3】抽象的な言葉でイメージが伝わりにくい

抽象的な言葉ばかりを使っていて、何が言いたいのか伝わりづらいというケースもあります。例えば「コミュニケーション能力」という言葉も、そのうちの1つです。就活の自己PRなどで使いがちですが、実はコミュニケーション能力と聞いて、思い浮かべることは人によって異なります。誰にでも気さくに声をかけられる性格を指すのか、相手の気持ちに寄り添うことができることを指すのかなど、自分の伝えたいイメージを具体的な言葉で言い換えた方が良いでしょう。

履歴書を書いた後にやっておきたい、セルフチェック

履歴書を書き終えた後は、以下の11項目に沿ってセルフチェックをすると良いでしょう。

  1. 誤字脱字はないか
  2. 全体の8割以上を埋めているか
  3. 文字は丁寧に書いたか
  4. 証明写真ではジャケットを着用し、寝癖はなく、目に髪がかかっていないか
  5. 証明写真の貼り付けで、のりがはみ出ていないか
  6. 押印した印影は、かすれ、にじみ、欠けがなく、二重になっていないか
  7. 応募先企業を示す言葉は「貴社」となっているか
    ※「御社」は話すときに使う言葉なので履歴書では使えないため
  8. 自己PRなどの長文は、結論から書かれているか
  9. エピソードは、事実の羅列だけではなく結論に一貫性があるか
  10. 自己PRとガクチカでエピソードはかぶっていないか
  11. 人によってイメージする言葉が異なる抽象的な言葉を使っていないか

履歴書をチェックする学生

就活生の疑問を解決|履歴書の書き方に関するQ&A

最後に、これまで多くの就活生から寄せられてきた、履歴書の書き方に関するさまざまな疑問にキャリアアドバイザーがお答えします。

Q:新卒の就活で履歴書を書くときは、手書きとパソコンのどちらが良い?

面接や説明会のオンライン化が進んだ背景もあり、履歴書やESもパソコンでのテキスト入力が一般的になりつつあります。そのため、企業からの指定がない場合は「手書き」でも「パソコン」でも構いません。

最も大切なのは「書かれている内容そのもの」です。手書きに固執して締め切り間際になってしまったり、何度も書き直すことにストレスを感じてしまったりするのであれば、パソコン作成を選んで、なんら問題はありません。手書きの清書に時間をかけすぎるよりは、自己分析や企業研究に時間を充てるなどして、中身の推敲(すいこう)につなげてほしいと思います。

Q:ESと履歴書の両方を提出する場合、書き方にコツはある?

ESと履歴書で、それぞれ違うエピソードで書く余裕がある場合には、書き分けても良いです。ただし、それは必須ではありません。2つの書類は、それぞれ使う目的が、採用選考用と人事データの保存用と違うので、内容に重複があっても問題はないからです。履歴書には、ESに書いた内容を要約して書くのも良いでしょう。

Q:ESはなく、履歴書しか提出しない場合、書き方にコツはある?

履歴書の提出しかないからといって、細かい字で読みづらくなるほどびっしりと書き込んだり、1つの記入欄に対して複数のエピソードを盛り込んだりしないように注意しましょう。新卒の就活応募書類は、企業によって一枚一枚じっくり見る人もいれば、数十枚、時には百枚以上を一気に見る人もいます。どんな人が読んだとしても、読みにくく感じないように、記入欄に対して8割以上を目安に、読みやすい文字の大きさで書きましょう。

Q:提出期限まで時間がないのに書き間違えた。修正液や修正テープを使っていい?

履歴書は、採用選考の後にも保存され、公的な文書として扱われるケースがあります。そのため、情報改ざんが疑われることは避けなければなりません。よって、修正液や修正テープは使わず、必ず書き直しましょう。提出締め切りまで時間がない場合、企業から書き方に指定がなければ、パソコンで作成したものを提出するのも良いでしょう。一般的にパソコンで作成する方が、手書きで作成するよりは早く完成させることができるでしょう。

Q:学校指定の履歴書は、「自己紹介」部分のあり・なしを選べる。どちらを選んだ方がいい?

学校指定の履歴書で、自己紹介のあり・なしが選べる場合は、なるべく自己紹介ありのフォーマットを選ぶようにしましょう。自分と同じ学校に通う人が、自己紹介ありのフォーマットで、同じ企業の選考に応募している可能性もあります。その場合、自己紹介なしのフォーマットを使うことで「志望意欲が低い」と思われてしまうかもしれません。自分をアピールできる機会は逃さずに活用すると良いでしょう。

 Q:履歴書は応募企業ごとにカスタマイズした方がいい?

履歴書の内容は応募企業ごとにカスタマイズするのが理想的ですが、時間的に難しい場合には使い回して問題ありません。ただし志望動機の内容の一部は書き換えが必要です。「就活の軸」「業界や職種に興味を持った理由」など不変的な部分を共通パートとして使っても問題ありませんが、その後に続く「応募企業のどんなところに惹かれたのか」という部分はしっかりと応募企業に合わせて書き換えましょう。

また、新卒採用では、履歴書のほかにESを提出する企業も多いでしょう。そういった場合には、ESで志望動機を書いているはずなので、履歴書は志望動機がないフォーマットを選ぶのも一つの手です。

履歴書添削もお任せ!リクナビ就職エージェントが提供する7つの就活サポート

リクナビ就職エージェントには7つの就活サポートがあり、履歴書やESなどの応募書類作成から、実際の求人応募、面接準備までを細やかにサポートしています。

特に、履歴書などの応募書類で自分らしさを伝えるには、自己理解と仕事理解の両方が大切。リクナビ就職エージェントでは、専門知識に長(た)けた専任アドバイザーが、マンツーマンかつ無料で「あなたらしさ」を引き出し、企業に伝えるお手伝いをしています。

キャリアアドバイザーとのコミュニケーションは、メールと電話の両方で取れるので、忙しいとき、じっくりと悩みを相談したいときのどちらのニーズにも応えることができるでしょう。

【サポート1】 自己理解のお手伝い

自分の強みや良さは、自分一人で見つけるのは難しいものです。また、見つけたとしても、「こんなことを履歴書に書いていいのかな?」と自信が持てない場合もあるでしょう。そこで、リクナビ就職エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーが一緒に強みを整理し、履歴書やESの書き方もアドバイスしています。キャリアアドバイザーは「強みがない」「頑張った経験がない」という人も含めて、多くの就活生のサポートを何度もしてきているので、あの手この手でこれまでの経験を引き出すのが得意です。自分でも気がついていなかった経験や感情を掘り起こすことができるかもしれません。

【サポート2仕事理解のお手伝い

企業理解や仕事理解は、就活で自分との接点を探すためにはとても大切です。しかし、まだ働いたこともない中で、自分一人だけで仕事理解を深めるのはなかなか難しいのが現実です。リクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザーは、これまでに何十社、何百社と企業理解・仕事理解をしてきているので、早くそして的確に、仕事内容やそこで求められる力を見抜くことができます。

【サポート3】その人に合った求人を紹介

相談してくれている就活生に合った仕事紹介を行うことができます。そのときは、実際の求人を見ながら、その仕事で求められることはどんなことで、どういうところが合っているかもアドバイスが可能。ここで紹介する企業については、リクナビ就職エージェントの企業担当者が、どんな人物を採用したいかなど、企業の採用要件をヒアリングしているので、応募に必要な履歴書やESの添削、面接準備などをしっかりとサポートできます。

【サポート4】履歴書とESの添削

これまでに何十人、何百人という就活生の履歴書・ESを見てきたキャリアアドバイザーが、履歴書やOpenES、リクナビ就職エージェントが紹介した企業へのESについて添削をします。リクナビ就職エージェントから応募できる求人は、企業ごとの履歴書やESを用意する必要がなく、基本的にはOpenES1枚で応募が可能です。中には、企業ごとのESを作成するケースもありますが、そのときはキャリアアドバイザーが、応募企業の重視している視点を交えて添削を行っています。

【サポート5】面接の準備

就活は履歴書とES提出だけでは終わりません。書類選考通過後には、面接が待ち受けています。リクナビ就職エージェントでは、個社ごと選考ごとに、希望に応じて面接準備をサポートします。特に最終面接前には、「応募企業の過去の質問リスト」や「企業がチェックしている観点」などを基にした最終確認を、キャリアアドバイザーが一緒にしています。志望度が高い企業では、1次面接の時点からこういった相談も可能です。

 【サポート6】面接後のフォロー

どんなに準備をしていても、実際の面接では緊張して思うように話せないということもあるでしょう。「本当はこれも伝えたかったのに言い忘れてしまった」というときは、キャリアアドバイザーにすぐに連絡を下さい。担当者から企業の採用担当者にフォローを入れることができます。同様に「面接を通して志望度がすごく上がった」というような場合にも、担当者から企業へと、志望度と労働意欲の高さを補足連絡することも可能です。

もちろん、これらのフォローがあることで必ず通過するというわけではありませんが、過去には再度面接を実施してもらい面接結果が変わったという例もあります。

【サポート7】 面接結果のフィードバック

リクナビ就職エージェントでは、万が一面接に落ちてしまった場合にも、企業から面接評価とその理由を教えていただき、「なぜ面接で落ちたのか」「何が足りなかったのか」を就活生にフィードバックしています。すべての企業からのフィードバックを保証するものではありませんが、これまでに多くの企業がこの取り組みに協力してくれています。

フィードバックを聞いてみると、面接における個人の課題が明確になる場合もあれば、これといった落ち度はなく「ご縁」が原因だと判明する場合もあります。この場合のご縁とは、例えば「企業からの評価は高く好印象だったが、偶然その企業の事業内容とほぼ同様の研究をしていたほかの候補者がいて採用人数上そちらを優先した」など、自分ではどうすることもできないような内容を指します。

フィードバックがないと、落ちた原因を想像でしか判断できず、「自分には価値がないのかもしれない」と落ち込みがちになります。しかし、フィードバックがあれば、落ちた事実は変わらなくとも、改善するべきことが明確になります。自分に足りないことを補うために努力することで、他社の選考に生かすこともできるでしょう。


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『リクナビ就職エージェント』は就活を無料で支援するサービス。
会員登録後、専任のアドバイザーが個別に電話相談を行い、あなたの希望や適性に合う企業選びを一緒に考えます。
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プロフィール 松井 美佐紀(まつい・みさき)リクナビ就職エージェントののキャリアアドバイザー。大学では栄養学を専攻し、家業の経営に携わった後、リクルートへ入社。自身の異色な経歴から、どんなバックグラウンドの方にも無限の可能性があると信じ、未来を見据えた就活支援を大切にしている。一貫して新卒領域に従事、現在はアドバイザー育成に奮闘中。

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