就活の面接、緊張した?先輩たちが緊張を和らげるためにしたこと、面接までにできることは?

「初めての面接で緊張する」「何回受けても独特の緊張感になかなか慣れない」…毎年多くの就活生からそんな声が聞こえてきます。就活を終えた先輩たちは、緊張を和らげるために、どんな準備や工夫をしたのでしょうか。アンケートに寄せられた体験談を紹介します。

初めての面接、先輩たちは緊張した?

「緊張しすぎて、準備していた答えを忘れてしまうかもしれない」「想定外の質問をされて、答えられなかったらどうしよう」…面接を前に、不安なことは次から次へと浮かんでくるものです。

でも、緊張するのはみんな同じ。実際に就活を終えた先輩500人にアンケートを採ったところ、約8割の先輩が「初めての面接で緊張した」と回答しています

■就活中、初めて面接を受けるときに緊張しましたか?(n=500、単一回答)

「就活中、初めて面接を受けるときに緊張しましたか?」アンケート結果のグラフ

では、初めての面接に向かう際、具体的にどんな心境だったのでしょう。
回答には「心臓が口から飛び出そうだった」「頭が真っ白になりそうだった」など、どれほど緊張していたかが伝わるコメントが多く寄せられました。

・周りの学生たちが皆自分より優秀に見えた(建設業界内定/女性)
・話す内容だけではなく、どんな動作も評価されているという緊張感があった(インターネット業界内定/女性)
・自己PRなどを頭の中で必死に繰り返していた記憶がある(総合商社内定/女性)
・今までの人生について話すだけでいいんだと、自分に言い聞かせていた(電機業界内定/男性)
・緊張することは仕方がないことなので、練習した成果を出すだけだと自分を励ましながらドアをノックしました(公務員内定/女性)
・何を聞かれるのかという緊張感と社員さんと直接話せる高揚感(教育業界内定/女性)
・当たって砕けろ!という気持ちでした(インターネット業界内定/男性)

面接に向けて、先輩たちはどんなことをした?

では、先輩たちは緊張を和らげるためにどんな準備や対策をしたのでしょう。アンケートからは、「面接で話す内容について準備」と「面接で話す練習」をした人が多かったことがわかりました。

■面接での緊張を和らげるためにどんなことをしましたか?当てはまるものをすべて教えてください。(n=402、複数回答)

「面接での緊張を和らげるためにどんなことをしましたか?」アンケート結果のグラフ

具体的な準備や工夫の内容については、次のような回答が寄せられています。

面接で話す内容について準備した

・自分の強み、弱み、それぞれを裏付けるエピソードを準備した(化粧品業界内定/女性)
・就活サイトなどで過去に聞かれた質問を調べた。その上で、自分なりに面接で聞かれる内容を予想し、それについての回答をメモしていった(コンサルティング業界内定/男性)
・志望動機を見直し、なぜその企業がいいのかという自分の軸がブレていないか、ノートに書き起こしてまとめた(公務員内定/女性)
・志望動機や自己PRを丸々暗記しても、面接で緊張して絶対うまくいかないと思った。伝えたい大まかなエピソードの軸のみ覚え、そのときの言葉で臨機応変に説明できるようにした(公務員内定/女性)
・企業ごとに話す内容を考えてメモし、面接当日は、電車に乗っている間にその文章を読んで準備した(建設業界内定/女性)

面接で話す練習をした

・教授に面接担当者役になってもらい、自分が答えている様子をビデオで撮影してもらった。気になるところはないか客観的に確認した(機械業界内定/女性)
・大学のキャリアセンターの職員の方と何度も通しで面接練習をした(教育業界内定/男性)
・さまざまな会社の選考、面接を受けた(クレジットカード業界内定/男性)
・鏡に向かって目を見ながら話す練習をした(インターネット業界内定/女性)
・友達や家族に面接担当者役をお願いして練習した(医療業界内定/男性)

自分なりの緊張を和らげる方法を実践した

・面接直前に好きな音楽を聴いた(教育業界内定/女性)
・カフェ巡りが好きなため、面接の前後に周辺のカフェを調べて訪れ、癒やされるようにしていた(食品業界内定/女性)
・面接室に入る前に、頭の中で「ショートコント、面接」と唱えた(その他/女性)
・面接直前まで、友人からの応援メールを見ていた(ドラッグストア/女性)
・口角を上げた(陸運業界内定/男性)
・リラックスするツボを調べて実践した(公務員内定/女性)
・面接ではなく、日常生活の会話なんだと言い聞かせた(介護・福祉業界内定/女性)
・早めに会場に着いて、会場の周りを散歩した(銀行内定/女性)

上記のほかに、多くの先輩が回答していた方法が、「面接が始まる前に深呼吸」。深く呼吸をすることで、全身の力が抜けてリラックスできるのは、皆さんも経験があるのでは?
ほかにも「コーヒーを飲む」「空を見上げる」などの意見も。普段から“緊張を緩める自分なりのルーチン”を持っておくのもいいでしょう。

面接に臨む就活生のイメージ

面接は慣れ⁉回数を重ねることで緊張との向き合い方が見つかるかも

アンケートでは、「面接は回数を重ねると慣れる」「最初は緊張したけれど、だんだんリラックスして話せるようになった」という意見も見られました。
実際に、「面接を何度か受ける中で、慣れたりコツをつかんだりしたなと感じたことはありますか?」という質問に、約半数が「はい」と回答しています。

■面接を何度か受ける中で、慣れたりコツをつかんだりしたなと感じたことはありますか?(n=500、単一回答)

「面接を何度か受ける中で、慣れたりコツをつかんだりしたなと感じたことはありますか?」アンケート結果のグラフ

そのときに感じた「慣れ」や「コツ」を具体的に教えてもらうと、次のような声がありました。

・自分のエピソードの中で、いい反応をもらえるものとそうでないものがわかるようになってきた(印刷業界内定/女性)
・聞かれた質問について自分なりに具体的な例を述べて答えられるようになった(公務員内定/女性)
・言葉に詰まっても、内容が飛んでしまっても、相手が真剣に聞いてくれていると思うと気が楽になった(陸運業界内定/女性)
・自分で考えてきた内容を、覚えた文章で言うのではなく、その場の雰囲気や面接担当者の質問に合わせて、自分の言葉で伝えられるようになった(銀行内定/女性)
・予期せぬ質問をされたときに、ただ困るのではなく、どんな意図があるのか想像しながら答える余裕ができた(介護・福祉業界内定/女性)
・相手の話やほかの就活生の話を聞くときも笑顔でうなずいたりすることで、少し冷静になれた(食品業界内定/女性)
・考える時間が欲しいときはちゃんと意思表示することが大切(ファッション・アパレル業界内定/男性)
・前の面接でうまくいかなかったことを反省し、答えられなかった質問に対する回答を考えるなどの対策をして、同じ失敗をしないようにした(不動産業界内定/女性)
・一緒に面接を受けたほかの就活生から、受け答えの仕方や自分を良く見せる振る舞いなどをどんどん吸収していくことができた(不動産業界内定/男性)

自分に合う面接前の緊張を和らげる方法を知っておくと安心

適度な緊張は大切ですが、あまりにもガチガチになって普段の自分の良さが出せなかったり、自分の言葉で伝えられなかったりしてはもったいない。落ち着いて面接に臨めるよう、先輩たちの声のほかにプロのアドバイスも紹介します。これらを基に、自分なりの緊張を和らげるための方法を知っておくと安心です。

参考記事:【体験談紹介】直前や前日にできる面接で緊張を抑える方法は?
参考記事:【専門医に聞く】前日~面接中でも簡単にできる緊張をほぐす方法

そもそも初対面の人と話すのが苦手、対面すると緊張感がより増してしまう…という方もいるでしょう。面接に苦手意識がある方は、こちらもぜひ参考にしてみてください。

参考記事:【プロに聞く】「面接が苦手」を克服するために、今すぐできる対処法
参考記事:これで、圧迫面接も怖くない。スグに役立つ面接の段階別セオリーと乗り越え方

最近はWeb面接も増えています。Web面接で気をつけておくと良いポイントは、こちらをチェックしてみてください。

参考記事:就活でのWeb面接(オンライン面接)の注意点、普通の面接との違いは?─知っておきたいポイント集
参考記事:「動画面接・動画選考」とは?成功するポイントをプロが解説!

【調査概要】
調査期間:2020年3月6日~3月11日
調査サンプル:2020年3月卒業予定の大学生、大学院生、専門学校生、短大生の内定者500人
調査協力:株式会社クロス・マーケティング

文/田中瑠子

就活をはじめる以前に、本当はいろんな不安や悩みがありますよね。
「面倒くさい、自信がない、就職したくない。」
大丈夫。みんなが最初からうまく動き出せているわけではありません。

ここでは、タテマエではなくホンネを語ります。
マジメ系じゃないけどみんなが気になる就活ネタ。
聞きたくても聞けない、ホントは知りたいのに誰も教えてくれないこと。
なかなか就活を始める気になれないモヤモヤの正体。
そんなテーマを取り上げて、ぶっちゃけて一緒に考えていきましょう。

みなさんが少しでも明るく一歩を踏み出す気持ちになれることが、
私たちの願いです。