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掲載日:2010年4月27日

内定者インタビュー

OG・OG訪問はしましたか?

解説

メーカーに内定した人のうち、企業研究のためにOB・OG訪問した人は約3割。8業界全体の割合が27.5%なのと比べると、メーカー内定者は比較的積極的と言えそう。男女別では、男子学生が30.2%(平均6.8人)なのに対して、女子学生は28.6%(平均3.0人)と、OB・OG訪問した人の割合も訪問人数も男子学生のほうが多いという結果だった。OB・OG訪問したメーカー内定者59人では、平均5.3人を訪問したということで、8業界全体の平均(5.5人)を下回り、訪問先のうちメーカーの社員は平均2.9人と、8業界全体の平均値2.6人とさほど変わらなかった。それでもなかには30人を訪問(うちメーカーのOB・OGは5人)したという人も。訪問先のOB・OGの年齢は、「20代後半」が約7割。次いで「20代前半以下」が約5割、「30代前半」が約5割と続き、8業界全体と比べると「30代前半」の割合が突出して多いのがメーカーの特徴のよう。

OB・OGから聞いた話の内容では、「仕事内容・スケジュール」「仕事のやりがい」が9割に迫る勢いで並び、「社風・人間関係」「仕事の大変なところ・失敗談」「就活アドバイス」がそれに続いた。

内定先の企業では、どんな選考がありましたか?

解説

メーカーでの選考内容は、「個人面接」が92.0%でトップ。「筆記試験またはWebテスト」も9割近い水準で続き、「エントリーシート」も8割に上った。8業界全体の傾向と比べると、メーカーは「エントリーシート」と「筆記試験またはWebテスト」の比重が若干高い傾向が。また、「その他」として、「実技実習」「小論文」「グループワーク」なども挙げられていた。

メーカーのエントリーシートでは、何を聞かれましたか?

解説

メーカーでエントリーシートへの記入を求められた項目では、「志望動機」と「自己PR」がほぼ「全員」とも言える水準で並び、「学生時代に打ち込んだこと」も9割に迫る勢いに。「その他」では、「学校での研究内容」「趣味・特技」「環境問題への意識」などの設問を挙げた人もいたよ。

    ■答えにくかった質問■
  • 「□+□=美」という式の□部分を埋め、理由を述べるという設問。化粧品会社ならではの設問で答えるのに苦労した。 (京都大学大学院農学研究科・女子学生)
  • 「ものづくりに関する体験談・エピソード」。そんな特別な体験はした覚えがなかった。 (電気通信大学電気通信学部・男子学生)
  • 「あなたが将来、作ってみたい製品は?」。技術的要素に加えて、需要はあるのか、また、ターゲットとする性別・年代をどこにおいているのか、といったマーケティングの要素も含んでいて中途半端な知識では答えられないため、困り果てた。 (横浜国立大学大学院工学府・女子学生)
  • 「学業以外でがんばったことを三つ述べよ」。三つもないって! (岐阜大学大学院工学研究科・男子学生)
  • 「私服の写真を貼って、私服のコーディネートのポイントを示しなさい」。その企業のイメージに合わせながら自分の個性も打ち出せる服装を考えるのは難しかった。 (国士舘大学文学部・女子学生)
  • 「説明会の社長の話を聞いて、感想を書きなさい」。A4の白紙1枚を渡されたため、どのくらい書けばよいかもわからないし、どんなことを書けばいいのか見当もつかなかった。 (東京経済大学コミュニケーション学部・女子学生)

メーカーの面接では、何を聞かれましたか?

解説

メーカーの面接で聞かれた内容は、「志望動機」が9割を超えてトップに。「自己PR」が9割近い水準で続き、「学生時代に打ち込んだこと」も8割を超えた。8業界全体の傾向と比較すると、「志望動機」の比重が非常に高いのがメーカーの特徴。「その他」では、「学校での研究内容」「その業界にかかわる法改正について」、研究職では「科学の一般知識についての口頭試問」といった設問も挙げられていた。

面接時間の平均は、1次面接が32.4分、2次面接31.9分、3次面接31.9分。面接担当者の平均人数は、1次2.4人、2次2.9人、3次2.9人と、だいたい2〜3人で進められていて、全体の平均人数とほぼ同じ水準。面接時の学生の平均人数は、1次2.3人、2次1.7人、3次1.5人と減っていく傾向が見られ、全体の平均人数よりやや少なめと言えそう。1次面接では、約6割近くが学生1人のみの個人面接だったそうで、他業界よりも個人面接の比重が高い傾向が。

    ■答えにくかった質問■
  • 「隣の学生さんのファッションチェックをしてください」。アパレルの会社なので、自分の服装についてアピールすることは予想していたけれど、ほかの学生さんのファッションチェックは予想外だった。 (埼玉大学教育学部・女子学生)
  • 「説明会後、応募するまでに時間がかかったのはなぜですか」。正直に話すべきか否か迷った。 (富山大学大学院理工学教育部・男子学生)
  • 「この会社の店舗に実際に行ったときの、印象(いい点悪い点)」。悪い点を言ったときに、しきりにうなずいていらっしゃったので、悪いことを言っても受け入れてくれるんだな、と思いました。 (徳島大学総合科学部・女子学生)
  • 「あなたは肉食系ですか、それとも草食系ですか」。どちらとも言えないので答えにくかった。 (横浜市立大学国際総合科学部・男子学生)
  • 「中国の技術に勝つにはどうしたらいいと思いますか」。技術的なことは詳しくないし、新聞も読んでいなかった。 (明治大学政治経済学部・女子学生)

選考を通してアピールしたことは?

解説

メーカー内定者が選考でアピールしたことでは、「会社への熱意」と答えた人が7割に迫る勢いでトップ。「アルバイト経験」「サークル・部活経験」も5割近くに上り、この3つが主なアピール項目なのかも。8業界全体の傾向と比較すると、「学校での成績」をアピールした人が若干多いのが、メーカー内定者の特徴と言えそう。

  • 管理栄養士資格、明るい笑顔、熱心さ、努力家であることを強調した。 (東京農業大学応用生物科学部・女子学生)
  • TOEIC(R)testのスコアと、家庭教師として教えていた不登校の生徒を志望校に合格させたこと、大学院での専攻内容をアピールしました。 (神戸大学大学院工学研究科・男子学生)
  • 冷静な判断ができること。 (静岡大学理学部・女子学生)
  • 知的財産管理技能士の資格と趣味を強調。 (大阪大学基礎工学研究科・男子学生)
  • 大学院での研究実績をアピールしました。 (岐阜薬科大学大学院薬学専攻・女子学生)

コラム1: 気になる!先輩たちの失敗体験

人気業界に内定している先輩だって、就活中に1つや2つの失敗はあるもの。実際に活動したからこそわかったこともあるはず。 先輩たちの失敗体験からどんなことを感じた? そこから、就活の注意ポイントがみえてきます。

  • メーカーの事務職は難易度がとても高かったので、もう少し視野を広げても良かったのかも。(名古屋市立大学経済学部・男子学生)
  • 自己分析不足のせいで、営業がしたいのか、内勤がしたいのか、海外で働きたいのか、あやふやなまま就職活動を始めてしまった。(慶應義塾大学法学部・女子学生)
  • 化粧品メーカーでの面接で、「男性の化粧品市場はあまり伸びていない」と自分の感覚・イメージで言ってしまったが、実際はすごく伸びていることが後からわかった。事前にちゃんとデータなどを見ておくべきだったと反省した。(神戸大学大学院工学研究科・男子学生)
  • エントリーシートをインターネットを通じて提出する際に、プリントアウトして考えようとしてページを眺めていたらそのまま送信してしまい、大急ぎで人事の方に電話をして再び提出し直しました。(立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部・女子学生)
  • 同業他社を受けなかったため、選考フローがばらばらでやりにくかった。(横浜市立大学国際総合科学部・男子学生)
  • 第一志望群ではない会社の面接のときに、あまりしっかり考えずに面接に行き、時間も体力ももったいなかったし、相手の会社に失礼なことをした。第一志望群でなくても、受けるならしっかりと考えていくべきだと思いました。(東京農業大学応用生物科学部・女子学生)
  • エントリーシートを誰にもチェックしてもらわずに提出した企業があったが、そこだけエントリーシートで落とされてしまった。後々友人に読んでもらったところ「長所がまったく伝わってこない」と言われてしまった。エントリーシートはしっかり第三者にチェックしてもらうべきだと痛感した。(東京大学大学院情報理工学系研究科・男子学生)
  • 面接中に携帯のバイブが鳴ってしまった。(山形大学理学部・女子学生)
  • 面接をダブルブッキングしてしまい、電話で変更してもらった。(九州大学経済学部・男子学生)
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構成・文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか デザイン/大島希美

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