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掲載日:2012年8月23日

大学4年生・大学院2年生に聞きました。就活に有利な資格はあった?

就活時、履歴書に書けるような資格を持っていましたか?

解説
  就活を経験した先輩たちに、就活時に履歴書に書けるような資格を持っていたかどうかを尋ねたところ、約7割の先輩が「はい」と答え、一昨年同時期の調査の69.7%とほぼ同水準となった。また、資格を持っていた人の平均資格数は2.4となった。
  属性別に見ると、女子学生、文系学生の方が、資格を持つ学生の割合が若干多い傾向が見られた。

どんな資格を持っていましたか?(複数回答)

解説
  「はい」と答えた人に、どんな資格を持っていたかを尋ねたところ、ダントツだったのが「普通自動車一種免許・普通自動二輪免許など」で、8割に迫る勢いに。次いで「TOEIC(R)Test・TOEFL(R)Test・実用英語技能検定など英語の資格」が4割を超え、約4人に1人は「日本漢字能力検定」と回答した。なお、TOEIC(R)Testのスコアを書いた13人の平均点は849点だった。「その他」では、「技術士補」「国内旅行業務取扱管理者」「販売士」「日本語検定」「書道資格」などが挙げられた。

資格を持っていることが選考に有利に働いたと感じたことはありましたか?

解説
  次に、資格が選考に有利に働いたかどうかを尋ねたところ、約3割が「はい」と答え、一昨年同時期の調査の33.1%とほぼ同水準となった。 属性別に見ると、女子学生、文系学生の方が、「はい」と答えた学生の割合が若干多かった。

どのような点で有利になったと感じましたか?(複数回答)

解説
  次に、資格が選考に有利に働いたと感じた点について尋ねたところ、約6割が「人事担当者が関心を持って質問してくれた」と答え、続いて「意欲や熱意、努力を評価された」と答えた学生も4割を超え、約3人に1人は「資格を持っているだけで自分の自信になった」「資格が仕事に役立つと評価された」と回答した。「その他」では、「その資格を持っていることが応募の前提となっている職種だった」といった答えが複数寄せられた。

どんな資格が、どんな理由で有利になった?     〜リアルボイス編〜

営業や配送業務がある会社だったので、自動車の運転免許はまず必要不可欠だった。それ以外に、仕事とは直接関係しないものの、英検や危険物取扱者の資格も持っていたので、取得に至ったプロセスを面接で話すことで、自分が真面目な努力家であることをアピールできた。(応用生物学部・男子学生)

趣味の一環として日本漢字能力検定のすべての級に合格していたことが人事担当者の目に留まり、面接でもよく話題になった。(人文学部・女子学生)

文系だったが、ITパスポートの資格を取得したことで、システムにかかわりたいという熱意が人事担当者に伝わった。(経営学部・男子学生)

TOEIC(R)Testで835点をマークしたことをエントリーシートに書いておいたため、英語に関する話題や、さらに派生した留学の話などで、面接担当者と盛り上がることができた。(外国語学部・女子学生)

経理志望だったので、日商簿記2級を持っていたことで人事の方々に興味を持っていただけました。(情報学部・男子学生)

秘書検定に合格していたので、ビジネスでの常識や礼儀があると思ってもらえたみたい。(経営学部・女子学生)

SEを募集する企業には、入社1年目で基本情報技術者資格を取得させるところが多かったので、すでに持っていることが有利に働いた。(大学院システムデザイン研究科・男子学生)

大学に入学したころから自動車販売会社の営業志望だった。そのためにはマニュアル免許が必要であることを前もって調べていたので、自動車免許を取るときに、まずはマニュアル免許を取得。そのエピソードで、自動車販売に対する熱意が伝わった。(経営学部・女子学生)

特殊無線技士の資格を取っていたことで、いろいろなことに興味を持って挑戦する性格であることがアピールできた。(大学院工学研究科・男子学生)

「ハングル語能力検定4級」が、面接担当者の目を引いたようです。今、需要の高まっている韓国の言語であること、そして独学で一から勉強して取得したことが併せて評価されたと思います!(文学部・女子学生)

銀行志望だったので、学校の勉強と並行して、重点的に金融系の資格を勉強して取得した。面接担当者も、知名度の高い大学の学生よりも、僕の資格に興味があったようで、僕の方が親身に話を聞いてもらえたような気がする。(経営学部・男子学生)

書道師範はなかなか見かけなかったようで、どの面接でも話題になりました。(人文学部・女子学生)

研究員Fのひとりごと

解説で触れた以外にも、先輩たちが持っている資格は、「宅地建物取引主任者」のような比較的メジャーなものから、「環境社会検定」「色彩検定」などなど…。みんな実にいろいろな資格を持っているんだね。だけど、資格が有利だったと答えた先輩は全体の約3割と考えると、安易に資格さえ取得すればいいというわけでもなさそう。企業の中には、資格を持っていることが選考の条件となるケースもあるから、特定の業界・職種を考えている人は、先輩たちの声を参考に。

研究員F
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文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか デザイン/ラナデザインアソシエイツ

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